ピーマンとパプリカの違いは?由来・色・味・大きさ・栄養は何が違う?

ピーマンとパプリカって、色と形が違うだけで凄く似ていると思いませんか?ピーマンは緑、パプリカは赤やオレンジ・黄色と、色ははっきりと違いますが、形はそっくりですよね。

私は子どもの頃、パプリカもピーマンだと思っていました。ピーマンの味が得意ではなく、赤いのなら食べられるのにと思っていた記憶があります。

今回は、ピーマンとパプリカの違いについて「由来・大きさ・栄養」など様々な面からご紹介します。

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ピーマンは成熟するとパプリカになるの?

形はそっくりなピーマンとパプリカですが、「熟す前のものがピーマン」、「熟して色がついたものがパプリカ」と思うかもしれません。答えはバツで、ピーマンとパプリカは全くの別物です。しかし本当にそっくりですよね。

ピーマンもパプリカもナス科のトウガラシ属で、どちらも絡みのない唐辛子の一種なので植物としては非常に良く似ています。

ピーマンは熟すと緑色から黄色や赤色に変わりますが、これは「カラーピーマン」と呼ばれています。

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【由来】ピーマンとパプリカの違い

ここで、ピーマンとパプリカの歴史的背景を比較してみましょう。これまで何気なく食べていた野菜ですが、このような流れで日本に広まりました。

ピーマン:アメリカ原産の野菜で、日本には明治時代に入ってきました。すぐに流通することはなく、食卓で食べられるようになったのは、食卓が西洋化し始めた昭和30年代です。

パプリカ:オランダからの生鮮品輸入が解禁された1993年以降から、日本では普及し始めました。日本にとっては比較的新しい野菜なのです。
「ピーマン」は、フランス語で「唐辛子」を意味します。そして「パプリカ」はオランダ語で「ピーマン」という意味だそうです。

日本人からすると全ての名前が認識している野菜とは異なっていて、なかなか不思議ですよね。

【色と大きさ】ピーマンとパプリカの違い

ピーマンとパプリカの色と大きさの違いについて見ていきたいと思います。

ピーマンは味が小ぶりで小さく、実の部分が薄いのが特徴です。一般的なピーマンは緑色で、黄色やオレンジ、赤色をしたものは「カラーピーマン」よ呼ばれています。

パプリカと比べるとその形は細長く、特有の苦味を持っているのが特徴です。この苦味は「ピラジン」という成分によるもので、血液サラサラ効果など非常に体に良い成分です。

パプリカは大きく、実にしっかりとした厚みがあり、色は赤・オレンジ・黄色があります。形はピーマンよりふっくらしていて丸っこい印象です。

カラフルなので料理に彩りを添えたい時にとても重宝します。味は苦味がなく、ほのかに甘みがありシャキシャキとした食感をしています。

【栄養】ピーマンとパプリカの違い

ピーマンもパプリカも、どちらも緑黄色野菜で栄養素が豊富な野菜です。ピーマンとパプリカ共にピラジン・ビタミンC・食物繊維が含まれています。

パプリカは野菜の中でも栄養満点と言われ、特に赤パプリカはがん予防にもなると話題になっています。

ピーマンとパプリカを比較すると、パプリカの方が栄養素の含有量が豊富なようです。

ピーマン:ビタミンC…  76mg/100g、βカロテン… 400μg/100g

パプリカ:ビタミンC…170mg/100g、βカロテン… 1100μg/100g

主な栄養素であるビタミンCとβカロテンで比較すると、どちらもパプリカが2倍以上の数値となっています!

一般的にビタミンは加熱することで破壊されてしまい、調理するとせっかくのビタミンを吸収できないという特徴があるのですが、ピーマンやパプリカに関しては加熱してもビタミンを維持できるところがポイントです。

火を加えてもビタミンが残っているので効率的に摂取することができますよ。

どんなレシピに向いてる?

栄養や歴史的背景の違いについて見てきましたが、それぞれ具体的にどんな料理が向いているのでしょうか?いくつかレシピをご紹介したいと思います。

1.ラタトゥイユ

引用:GARDEN STORY

ラタトゥイユは、一度に野菜がたっぷりとれる体に優しいメニューです。パプリカやピーマンのほかにナスなど、彩り豊かな野菜をたっぷり使って作ってみましょう。

そのまま食べても、パンをディップしても美味しくいただけます。できたてのアツアツでも良いですし、冷やしても美味しいのがラタトゥイユです。

2.ピーマンの昆布和え

引用:きょうのみんなのレシピ

ピーマンの昆布和えは、昆布を入れると塩気とコクが出るのでほとんど味付けいらずのお手軽メニューです。

普段白ご飯に入れている塩昆布を、千切りにして軽く炒めたピーマンと和えるだけで、あっという間に副菜ができてしまいます。こちらも白いご飯がすすむ食欲増進メニューです。暑い夏にもおすすめですよ。

3.鶏肉のトマト煮込み

引用:cookpad

鶏肉のトマト煮込みは、トマト料理そして鶏肉料理の代表的メニューですね。コトコトと煮込み柔らかくなった鶏肉と野菜で体にも優しい一皿です。

彩りや栄養のためにピーマンを入れれば、ピーマンの苦味がアクセントのトマト煮込みに変わります。作ってから冷蔵後で数日持ちますので、作り置きとしてもおすすめです。

上に粉チーズをかければコクが出て更に美味しくなりますよ。

4.ピーマンツナ

引用:味の素

ピーマンツナは、ツナ缶とピーマンを和えて塩胡椒などお好みの調味料で味を整える時短メニューです。ピーマンのシャキシャキ食感とツナのコクが相まって、止まらなくなる一品で、保存がきくので沢山作って冷蔵庫に入れておけば、食べたい時にすぐ出せて便利です。

5.チャプチェ風

引用:cookpad

韓国料理の一つであるチャプチェの彩りとしてピーマンやパプリカを加えるのもおすすめですよ。こちらは2色のパプリカとピーマンを入れた3色のチャプチェです。

甘辛い味の染み込んだチャプチェに、ピーマンの苦味がよく合います。ピーマンが苦手な方でも食べられてしまう、やみつきレシピです。お弁当に入れても良し、晩ご飯のおかずにしても良しの便利な一皿です。

手でちぎった海苔を散らすと風味が変わりまた美味しくなりますので、お好みでアレンジしてみてください。

まとめ

ピーマンとパプリカの違いについて改めてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ピーマンとパプリカは別物と認識していても、子どもなど初めて見る人にとってはそっくりな野菜です。改めて調べてみると日本には別々の国から入ってきていたり、栄養量も異なる別の野菜でした。

どちらも1年を通じて手に入れられる野菜ですので、健康のためにも是非食卓に取り入れてみてくださいね。

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