にんじんの余った葉で作れるレシピ|栄養は葉っぱにもある?

みなさん、にんじんの葉っぱを食べたことはありますか?オレンジ色の根っこ部分だけ食べて、葉っぱを捨ててしまってはいませんか?

私は子どもの頃、祖母が捨てるのはもったいないからと、にんじんの葉っぱを天ぷらにして食べていた記憶があります。

スーパーで売っているにんじんは、既に葉っぱが切られていることも多いかと思いますが、もし葉っぱ付きのにんじんが手に入ったら食べてみてください。葉っぱにも美味しく食べられるお料理がたくさんあります。

今回は、にんじんの葉っぱ料理のレシピと、その栄養と効能についてご紹介します。

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葉っぱに毒は無いの?

にんじんの葉っぱを食べたことがない方、本当に葉っぱまで食べられるの?と思っていませんか?同じ根菜であるかぼちゃやさつまいもなどは葉っぱを食べないので、食べられるの?毒はないの?と思うかもしれません。

にんじんの葉っぱに毒はなく、むしろ栄養がいっぱい詰まっています。葉っぱ付きのにんじんを買った際には、すすんで取り入れたい野菜です。

葉っぱが主役になれるお料理もありますので、後ほど紹介させていただきますね。では、にんじんの葉っぱの栄養と効能について見ていきましょう。

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にんじんの葉っぱの栄養と効能

にんじんの葉っぱは栄養満点で、なんといつも食べているオレンジ色の根っこ部分より豊富なんです!ビタミンAは2倍以上、たんぱく質は3倍もあります。

ビタミンAは髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあると言われています。

また、ビタミンEも豊富に含まれているのがにんじんの葉っぱです。ビタミンEは血管を酸化から守り、血行を良くする働があります。活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きもあり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にぴったりなんです。

そんな健康に良いにんじんの葉っぱも、家で美味しく調理することができます。にんじんの葉っぱのオススメの食べ方と簡単なレシピをご紹介します。

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葉っぱのオススメの食べ方

これであなたもにんじんの葉っぱのファンに!家でも美味しく出来る、にんじんの葉っぱ料理8種類です。

炒めもの

 まずは料理の定番、炒め物です。生でも食べられるにんじんの葉っぱですが、サッと炒めても美味しくいただけます。ごま油で炒めて醤油とみりんで和えれば、あっという間に炒めものの完成です。

 ごま油の香ばしい香りでご飯がすすみます。上にごまを振りかけてもより一層香ばしさが増して美味しいです。少しピリ辛にしたい方は、炒める際に鷹の爪を入れると辛味が出て大人の味になりますよ。

ふりかけ(乾燥葉)

 白いご飯にふりかけをかけるのがお好きな方、必見です。にんじんの葉っぱはふりかけに向いています。乾燥した葉っぱを使うと作りやすいのですが、フレッシュな葉でもよく炒めれば作ることができます。

 こちらも炒める際にごま油を使用すると風味が増します。小さく刻んだにんじんの葉っぱを水分がなくなるまでよく炒めます。醤油、みりん、酒を加え、更に水分を飛ばしたら完成です。

 白ごまを振っても美味しいですし、ちりめんじゃこと合わせて炒めても美味しいです。白いごはんのお供に、お弁当に大変便利なふりかけです。

味噌汁

 にんじんの葉っぱは味噌汁にもよく合います。大根の葉っぱの味噌汁を食べたことはありませんか?にんじんの根っこと一緒にしても良いですし、お豆腐を入れても良いでしょう。

 火を通し過ぎるとクタクタになってしまいますので、茹で時間は短い方がオススメです。

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おひたし

 野菜のおひたしは食べていますか?ほうれん草やチンゲン菜など葉物野菜を使うおひたしは、にんじんの葉っぱでも代用できます。

 丸ごとサッと茹でたにんじんの葉っぱは、よく水分を拭き取ってから切ります。めんつゆを回しかけるだけでも十分ですが、すりごまを加えて混ぜてもごまの風味が香って美味しいです。

てんぷら

 にんじんの葉っぱのてんぷらは、とっても美味しいですよ!春菊や紫蘇のてんぷらなど、葉物のてんぷらは揚げるのが難しいイメージがあるかもしれません。

 大きめに切ったにんじんの葉っぱをてんぷら粉と絡め、190〜200℃の油で揚げます。蕎麦やうどんと相性抜群です。

チヂミ

 にんじんの葉っぱは、チヂミに混ぜて食べるのもオススメです。得に野菜が苦手なお子様がいる方にオススメしたい一品です。

 チヂミの中に混ぜて焼けば、葉物野菜特有の苦味が苦手な方でも大変食べやすいですよ。豚肉やシーフードと一緒に混ぜるだけです。

かき揚げ

 てんぷらをご紹介しましたが、かき揚げにしてもよく合うにんじんの葉っぱ。小さめに切ったにんじんの葉っぱと、桜エビや玉ねぎなどお好きな具材と合わせてみてください。

ジェノベーゼ

 にんじんの葉っぱのジェノベーゼ、斬新!と思われたかもしれませんが、これもなかなかパスタに絡むと美味しいんです。

 刻んだにんじんの葉っぱ、クルミ、にんにく1かけ、パルメザンチーズ、オリーブオイルをミキサーに入れてスイッチオン。パルメザンチーズの塩味があるので塩は入れなくてもできますよ。

 チーズがない方は塩を少し入れましょう。パスタにかけても良し、サラダにかけても良しの、万能ジェノベーゼのできあがりです。

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葉っぱの正しい保存方法

 一度に使い切れない場合は、冷蔵庫で保管しておきましょう。鮮度が落ちてくるとしなびてきたり黄色く変色してしまいます。

 軽く湿らせたキッチンペーパーで葉っぱを包み、そのままジップロックに入れて保管します。できるだけ縦にして保管した方が日持ちします。

 オレンジ色の根っこにまだ付いている場合は切り離し、別々で保管することをオススメします。

  • 冷蔵保存:2~3週間程度
  • 冷凍保存:2か月程度
  • 常温保存:一週間程度

保存したままにしておくと、風味が落ちてしまいます。上記の保存期間は目安ですので、なるべく早くお召し上がりくださいね。

人参の保存方法まとめ|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?

まとめ

 にんじんの葉っぱの栄養とレシピについてご紹介しましたが、いかがでしたか?栄養も豊富ですし、調理のレパートリーはたくさんありますので、捨てずに是非、いろいろな料理に挑戦して食べてみてください。

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