赤米が腐るとどうなる？黒く変色・カビ・｜正しい保存方法と賞味期限・見分け方は？ |

「赤米」は名前の通り赤色が特徴的なお米で、白米と一緒炊いたり100%赤米で炊いたりして食べることのできる穀類のです。乾燥しているため日持ちが長い食材ですが、万が一腐ってしまった時にはどんな状態になるのでしょうか？今回は、

腐っている赤米の特徴や状態
腐っている or セーフな赤米の見分け方
赤米が腐る原因
赤米の正しい保存方法と期間目安

についてご紹介いたします。

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1 赤米ってどんな食材？
2 この赤米って腐ってる？
3 赤米の栄養って何がある？
- 3.1 赤米に含まれている栄養成分
- 3.2 赤米を食べて期待できる効果
4 赤米を長持ちさせる保存方法｜季節別の保存期間の目安
- 4.1 【季節別】保存期間の目安
5 腐る前に食べよう！赤米を大量消費できる食べ方レシピ
- 5.1 カレーと合わせて
6 その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック
- 6.1 代表的な食品・食材488種類を見る
- 6.2 他の穀物の腐っている状態・保存方法をチェック
7 まとめ

赤米ってどんな食材？

英名	Red rice
別名・和名	赤米
エネルギー(100gあたり)	344kcal
糖質量(100gあたり)	68.9g

赤米は赤茶色をしたお米で、赤飯のルーツとも言われています。赤飯に小豆を入れるのは、赤米のような色に近づけるためです。歴史は古く、縄文時代に日本にお米が伝来した際、最初に栽培されたお米とも言われています。

江戸時代に入ると、収穫量の低さ・年貢の低さ・味の悪さから生産量が減りましたが、現代では高栄養のお米として十穀米など使用され、注目されています。

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この赤米って腐ってる？

赤米が腐ると、どんな状態になるのでしょうか？早速腐った赤米の特徴を見てみましょう。

赤米が腐るとどうなる？

腐ってしまった赤米には、このような状態が現れます。

変色❶：黒っぽく変色している
変色❷：黄色く変色している
臭い：カビくさい臭いがする
見た目：カビが生えている

通常の赤米は赤茶色をしていますが、腐ってしまうと 濃い茶色や黄色に変色 します。

また、赤米特有の香りが消えて カビくさい臭いを発します 。酷い場合には中に 黒いカビ が生えることも。

保存方法によっては、腐ってせっかくの赤米を無駄にしてしまいますので、後ほど紹介する保存方法をチェックしてみてくださいね。

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腐っている？セーフ？まだ食べられる赤米の見分け方２つ

赤米が腐っているのか、まだ大丈夫なのか、腐りかけの赤米を見分けるポイントを見てみましょう。保存していた赤米がこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。

❶ くすんだ色に変色している

❷ 砕けて細かくなっている

赤米を保存していると、お米の色がくすむことがあります。味や風味は落ちてしまっていますが、まだ食べることはできますのでよく見極めましょう。また、保存状態によっては赤米が粉々に砕けていることがあります。この場合も食べらせないわけではありません◎

赤米が腐る原因３つ

では、赤米はどんな状態だと腐りやすいのでしょうか？できるだけ長持ちさせるためにも、赤米が腐りやすくなる原因を３つ見てみましょう。

❶ 長期保存している

❷ 湿度の高い場所で保存している

❸ 暖かい場所で保存している

赤米は高温多湿の場所で保存すると腐ってしまいます。温度と湿度が高い場所ではとても腐りやすいので、保存場所には注意しましょう。長期間保存も腐敗の原因になりますので、開封したらできるだけ早く消費しましょう。続いては、赤米の栄養についてです！

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赤米の栄養って何がある？

赤米に含まれている栄養成分

赤米は、白米と比較すると食物繊維が８倍、マグネシウムとビタミンB1が４倍、カルシウムが３倍も含まれている高栄養のお米です。赤茶色を作っているのはポリフェノールという成分で、目の健康を始め生活習慣病などにも効果があります。

ビタミンB1：ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
カルシウム：カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
カリウム：カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
マグネシウム：マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
不溶性食物繊維：不溶性食物繊維は、食物繊維の中でも水に溶けることが出来ないため腸内まで届きます。腸まで消化されないため、便として排出されるのが不要姓食物繊維です。腸管を適度に刺激をするため、蠕動運動が活発化し食べ物の吸収や消化を助ける働きがあります。善玉菌の栄養にもなるため腸内環境もよくなることが知られています。
水溶性食物繊維：水溶性食物繊維は、食物繊維の中で水に溶けやすい分類のもので、主な働きは腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やすと同時に酪酸や酢酸と言ったエネルギーの材料になります。腸内環境を整える効果が高く、便秘や下痢と言った不調を改善していきます。免疫力や肌も綺麗にする栄養素です。

赤米を食べて期待できる効果

赤米は白米に混ぜても100%赤米で食べても健康に良いので、ぜひ普段の食事に取り入れてみましょう。

ダイエット効果
糖尿病予防
便秘解消・予防・整腸作用
美肌効果
コレステロール値を下げる
生活習慣病予防
メタボ予防
体質改善

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赤米を長持ちさせる保存方法｜季節別の保存期間の目安

赤米はどのくらい日持ちするのでしょうか？季節別保存期間について見てみましょう。

【季節別】保存期間の目安

春・秋：１〜２ヶ月
夏：半月〜１ヶ月
冬：２〜３ヶ月

夏が一番日持ちが短く、半月〜１ヶ月ほどで消費するのがオススメです。保存はできるだけ湿度と温度が低いところが必須です。心配な方は冷蔵庫に入れても良いです◎

基本的には常温で保存するものなので、春・秋・冬の時期には家の冷暗所で保存します。

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腐る前に食べよう！赤米を大量消費できる食べ方レシピ

赤米を大量消費したい！そんな時にオススメの消費方法をご紹介します。

カレーと合わせて

赤米はカレーのご飯としてもよく合います◎見た目も色つきご飯で華やかになるのでオススメですよ。古くて多少風味が落ちてしまった赤米でも、しっかりとしたカレーの味があるのでカモフラージュできます◎

白米と合わせて

普段の白米に赤米を少量混ぜて炊いたご飯は、赤米がアクセントになるのでオススメです。毎回ちょこちょこ混ぜて炊いて、赤米を消費しましょう◎

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その他の食材・食品の腐っている状態と保存方法をチェック

代表的な食品・食材488種類を見る

代表的な食品・食材488種類を21分類に分けて、腐っている状態と保存方法についてまとめました。是非こちらのページをご覧くださいね(^^♪

他の穀物の腐っている状態・保存方法をチェック

他にもたくさんの穀物についての腐っている状態やおススメの保存方法方に関してのページがあるのでそれぞれご確認くださいね！

発芽玄米	米	アマランサス
アルファ米	もち米	小麦
大麦	押し麦	五穀
黒米	ライ麦	あわ
ひえ	そば	キヌア
インディカ米	赤米	ワイルドライス
ハトムギ	きび