コリンは体内で作られるため欠乏症が無く、ビタミンとは区別されている栄養素です。ビタミン様物質として健康維持に役立っているコリンにはどのような働きがあり、どのような食品に含まれているのでしょうか。
スポンサードリンク
|
|
コリンの働き
細胞膜や神経組織を構成する材料となる
コリンは細胞膜や神経組織を構成するレシチンや神経伝達物質のアセチルコリンの材料となる重要な物質です。
動脈硬化や脂肪肝、高血圧の予防
コリンはレシチンの材料となる物質であり、このレシチンには血管壁へのコレステロール沈着や肝臓に脂肪が溜まることを防ぐ働きがあります。
アセチルコリンは血管を拡張して血圧を下げる働きがありますので動脈硬化や脂肪感、高血圧の予防に効果的です。
コリンが多く含まれる食品
コリンはレバーや卵、大豆やささげ、牛肉や豚肉に多く含まれています。
スポンサードリンク
10種類もあるビタミン様物質
ビタミン様物質は他にも色々あるので一緒に見てみましょう
- ユビキノン(別名:コエンザイムQ10,ビタミンQ)
- コリン
- ビタミンP
- イノシトール
- パラアミノ安息香酸(別名:ビタミンBx)
- ビタミンU
- リポ酸
- オロット酸(別名:ビタミンB13)
- カルニチン(別名:ビタミンBt)
まとめ
コリンは動脈硬化や脂肪肝、高血圧の予防に効果のあるレシチンやアセチルコリンの材料となるため健康維持に欠かせない栄養素です。
普段バランスの良い食生活を続けていたら不足することはないため、バランスの良い食生活を送りましょう。
スポンサードリンク