【アレルギー】猫は小松菜を食べても大丈夫?与えるメリットや注意点とは

愛猫ちゃんは可愛くて、色んなものを食べさせてあげたくなりませんか?ねだられたらついつい人間の食べ物も与えたくなってしまいがちですが、今回は「小松菜を猫に食べさせても大丈夫?」という疑問にお答えする記事です。

小松菜は栄養豊富そうな緑黄色野菜ですが、猫が食べても大丈夫なのでしょうか?問題があるのかないのか気になりますよね。早速その答えと解説を見てみましょう!

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小松菜を猫に食べさせても大丈夫!

結論からお答えすると、「ねこに小松菜を与えても問題はありません」!栄養豊富なのでねこの健康にとっても良い食材です◎その反面、生のまま与えたり大きなまま与えると消化不良を起こす可能性がありますので、こちらのポイントを守って与えるようにしましょう。

加熱は必要

猫に小松菜を与える際は、しっかりと「小松菜を加熱して柔らかく茹でること」です。小松菜の栄養価はとても高いのですが、猫にとって気をつけたい成分は「シュウ酸」です。猫は尿路結石になりやすい生き物です。シュウ酸は食べると体内でカルシウムや鉄分と結合して、カルシウム不足を招き、結石を作る原因になったりします。

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健康な人間の場合には、大量に毎日食べ続けない限りは、そのような危険性はないと言われています。ただ、猫は人間よりずっと体も小さいので、生の小松菜を食べさせることによって、尿路結石の原因を作る可能性が増えると考えられます。

猫にもミネラルは大切な栄養素ではありますが、過剰に摂取することで、体に害を与えてしまうことが考えられます。また、よく茹でることで繊維質がほどよく緩和されます。人も小松菜を食べる際、なかなか生の状態で食べることはあまりありませんよね。しっかり茹でて猫が食べやすいようにしましょう。

猫に小松菜を与えるメリット

関節炎などの予防

意外かもしれませんが、小松菜にはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは骨に良い効果があるので、関節炎など骨関連の病気予防に繋がります。

白内障の予防

小松菜には100gあたり7.59mgの「ルテイン」が含まれており、ルテインは白内障に効果がある成分と言われています。年を取ってきた猫ちゃんに、白内障予防として小松菜を与えるのも効果的です◎

皮膚や毛の健康を保つ

βカロテンのメリットとして、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるということがあります。ビタミンAには視力を維持したり、皮膚や粘膜を正常に保ったりする働きもあるので、猫にとっても大事な栄養素です。

骨の強化

ビタミンKやマンガン、カルシウムなどの栄養が、丈夫な骨を作る働きをします。猫も人と同じで年を重ねるにつれ骨が弱くなってきますので、骨粗鬆症など骨のトラブルを予防することができます。

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猫への小松菜の与え方

①下茹でする

1つめは、「小松菜を柔らかく茹でること」です。よく茹でることで繊維質がほどよく緩和されます。人も小松菜を食べる際、なかなか生の状態で食べることはあまりありませんよね。しっかり茹でて猫ちゃんが食べやすいようにしましょう。

また、先ほどお話した小松菜に含まれる「シュウ酸」は茹でることによって排出される効果もあります◎

細かく刻む

2つめは、「小松菜を細かく刻むこと」です。犬にも歯はありますが、大きなまま飲み込んでしまうと食物繊維が作用して消化不良を起こすことがあります。

猫に小松菜を与える時の注意点

実際に猫に小松菜をあげてみたい!と思ったら、先にこちらを読んでみましょう。小松菜は猫にとって害のある野菜ではありませんが、安全に与えるために何点かポイントがあります。難しいことではありませんので、これからご紹介する注意点に気をつけて与えてみましょう。

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生のまま与えない

私たち人間も生の小松菜を食べようとはあまりなりませんが、猫にとって生の野菜は食物繊維が強すぎる場合があります。生の小松菜は消化不良など健康トラブルの原因となりますので、しっかり茹でて柔らかくしたものを与えましょう。

一度にたくさん与えない

与える量に注意してほしいのですが、特に一番初めに小松菜を与える時は普段のエサにトッピングする程度にしましょう。もぐもぐよく食べていても、消化不良を起こす可能性もありますので、まず少量与えて様子を見ましょう。

甲状腺に疾患のある猫にはNG

甲状腺ホルモン剤を飲んでいる犬は注意が必要です。小松菜をはじめとするアブラナ科の植物には「グルコシノレート」という成分が含まれており、これはが体内で「ゴイトロゲン」という成分に変化します。

ゴイトロゲンは過剰に摂取してしまうと甲状腺ホルモンを分泌できなくなり、甲状腺機能低下症などの病気を引き起こす可能性がありますので注意が必要なのです。これ以外の持病やアレルギーを持った猫にとっては体に良くない場合もありますので、与える前にまずは医師に相談するようにしましょう。

アレルギーに注意

ねこも人と同じで、食べ物に対しアレルギー反応を起こす場合があります。小松菜そのものにアレルギー物質は含まれていませんが、体との相性で下痢などのアレルギー反応が現れる可能性があるので、様子を見ながら少量与えましょう。

体調がおかしくなったときの対処法

万が一、普段と様子が違うように見たら、どうしたらいいのでしょうか?

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かかりつけの動物病院へ

シュウ酸カルシウムは溶解できないため、もし結石ができた場合は開腹手術をして摘出しなければいけません。特に血尿や排尿痛は危険なサインでもあるためすぐに受診する必要があります。

猫にとって小松菜は消化に負担がかかり下痢や嘔吐といった消化器症状を引き起こす恐れがあります。それに伴い食欲不振や元気喪失になることもあるため、そのような症状が見られた場合は動物病院に受診しましょう。

まとめ

「小松菜を猫に与えても良いの?」という疑問にお答えする形でご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?小松菜を猫に与えても問題はありませんが、

  1. 加熱した小松菜を与える
  2. 細かく刻んだ小松菜を与える
  3. 与えすぎずトッピング程度にする

などといった注意点がありました。猫ちゃんの健康のためにこれらのポイントを守り、適量を与えるようにしてみてくださいね。

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