寒くなってくると見かけるようになる「かぶ」を使ったお漬物は、皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。お茶漬けに添えて、朝ごはんの一品に、お酒の肴に…万能な「かぶのお漬物」をお家で作れると嬉しいですよね。
大根やきゅうりなどのお漬物は買うけれど、かぶのお漬物はあまり買うことが無いという人も、今回お伝えするレシピを参考に簡単なのに本格的な漬物を是非作ってみてくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
かぶの漬物レシピ8選
かぶのお漬物といったら、皆さんはどんなお漬物を思い出しますか?千枚漬けや浅漬けだけでなく色んな漬け方があるので、献立やお酒の種類に合わせて色々と試してみてくださいね。ここでは、おススメ8つのお漬物の作り方をお伝えします!
スポンサードリンク
浅漬け
かぶをまるごと使った浅漬けは、簡単に作れる上に短時間で味がなじむので忙しい時にも便利ですよ。
- かぶをきれいに洗い皮ごと使います。根を3mm程度の銀杏切りに、葉は2cm程度のざく切りにします。だし昆布は、少し湿らしてからハサミで細切りにしておきます。
- 保存袋にかぶとだし昆布、粗塩・砂糖・酢を入れて全体によく混ぜ合わせます。空気が入らないようにして、最低30分ほど置き完成です。
冷蔵庫の保管で約1週間程度は持ちます。お好みで、輪切り唐辛子を入れたりとアレンジもできますよ。
また多く作りすぎた場合は、お漬物を粗みじん切りしてマヨネーズと茹でた卵を潰しながら混ぜ合わせると、自家製タルタルソースにすることもできますよ。揚げ物などのソースに使うだけで、かぶに含まれる消化酵素の働きをしっかり摂れますので、ぜひ試してみてくださいね。
千枚漬け
かぶのお漬物の代名詞な千枚漬けも、実はお家で簡単に作れますよ。難しそうに感じますが、優しい甘酢で試してみてくださいね。
- かぶの皮を厚めに剥き、薄い輪切りにします。昆布は細切りにして、輪切り唐辛子を準備します。砂糖・酢・塩でお好みの甘酢を作り、よく混ぜ合わせておきます。
- 保存袋に昆布とかぶを入れて、作っておいた甘酢を流し入れます。一緒に輪切り唐辛子も入れます。
- 空気を抜いてから袋を閉じます。重しをして冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。
冷蔵庫の保管で約1週間程度は持ちます。好みの甘酢で簡単にできるので、是非試してくださいね。
スポンサードリンク
酢漬け
千枚漬けとほぼ作り方は似ていますが砂糖の量を減らすと、より酢の味わいが強くなります。切り方も薄い輪切りに限らず、角切りにしたり拍子切りにしたりとアレンジできます。酢だけでなく醤油と合わせたり、塩昆布や柚子の皮などと合えることで味もアレンジできます。サラダに添えても、ソースのアクセントにも使える酢漬け、是非常備してくださいね。
甘酢漬け
千枚漬けも甘酢で漬けて作りますが、砂糖の甘みをハチミツに変えてアレンジもできます。市販の調理酢などを使って即席漬物にしたり、きゅうりや白菜などの好みの野菜と一緒に漬けたり、甘酢にだしを加えたアレンジをしたりと無限にアレンジできる上に酸っぱ過ぎないので、お子さんにも食べやすくおススメです。
スポンサードリンク
ぬか漬け
ぬか床を持っているよなんて聞くと、お料理上手な人なんだなと思いませんか?難しそうだし、毎日手入れが大変そう・・・そう思われがちですが、簡単にできる発酵食のぬか漬けは栄養豊富でしかも美味しい!最近はじわじわとブームになりつつある為か初心者向けのぬか床も市販されています。是非、冬のお家時間を有効に使ってみませんか?
- 子かぶを用意します。よく洗ったあと根は半分に切り、葉を根元の2cmくらいを残すように切ります。残した葉は曲がらないように、輪ゴムでまとめておきましょう。
- 根は塩とぬか床を少量ずつ混ぜたものを擦り込み、葉は塩を振ってからぬか床に埋めます。
- 半日~一晩寝かしてから、ぬかを落とすように水洗いをして好みの大きさに切り頂きます。お好みで、お醤油をかけて頂いても美味しいです。
市販のぬか床は色々な種類があり、簡単なものではぬかが袋に入っていてそのまま漬けるものもあります。お好みのぬかをお取り寄せしてみるのも楽しいですね!もちろん、かぶだけでなくきゅうりや茄子など様々な野菜と一緒に漬けることもできるので、色々と試してみてくださいね。
スポンサードリンク
マリネ
マリネと聞くと難しい感じもしますが、マリネ液に漬けた料理のことです。マリネ液は色々とありますが、ハーブや香辛料を使ったものや酸っぱさを生かしたレモン汁やお酢のもの、ワインやオリーブオイルなど色々な調味料を合わせたもので馴染みのあるものが多いのです。パスタやステーキの日には箸休めにはもちろん、付け合わせるだけで彩り豊かになり食卓が豪華になりますよ。
- 根は半分に切ってから更に5mm幅に薄く切ります。葉は3~4cmのざく切りをします。
- オリーブオイル・酢・砂糖・レモン汁を混ぜ合わせてマリネ液を作り、保存袋にかぶとマリネ液を揉み込みます。
- 10分程度漬けたら完成です。お好みでブラックペッパーを振り頂きます。
春頃のかぶは特に柔らかく甘みが増しているのでおすすめです。マリネ液は、お好みで昆布だしやハーブなどでアレンジもできます。トマトやにんじんなどと一緒にマリネすると更に彩り豊かになります。スモークサーモンや生ハムと一緒にマリネすると、一品にもなりお酒が進むこと間違いなしです。
塩漬け
かぶ本来の甘みを存分に楽しみたい時には、シンプルに作れる塩漬けがおススメです。どんなお家にも必ずある塩と砂糖さえあれば味付けでき、冷蔵庫で寝かすだけで美味しくなるので忙しい方にもピッタリです。
- かぶは葉を切り落とし、皮を厚めに剥きます。
- 保存袋に、塩・砂糖・うまみ調味料を入れてかぶをよく揉み込みます。
- 冷蔵庫で一晩以上寝かせて完成です。かぶから水分が出てくると味が漬かっています。
切り落とした葉は、なるべく早く炒め物や味噌汁などに活用してくださいね。かぶと一緒にきゅうりと漬けても美味しく頂けます。
かぶの葉の漬物
京漬物で有名な「すぐき漬」をご存知ですか?すぐき菜はかぶの一種で、漬物にした時の乳酸発酵による酸味が特徴的なお漬物です。かぶの葉は独特の苦味を感じやすいことから調理法に悩まれる方もいると思いますが、すぐき漬の様に美味しく食べられます。ぜひ、手に入ったら新鮮なうちに葉を捨てずに漬物にしてしまいましょう。
- かぶの葉はをさっと茹でて、流水で冷まします。茹でておくと葉のえぐみが無くなり食べやすくなります。
- 水分をしっかり絞ったあと、3cm幅に切ります。
- 保存袋に醤油・めんつゆ・酢・砂糖と葉を入れて、冷蔵庫で半日以上寝かし完成です。
お好みで輪切り唐辛子や塩昆布、昆布だしを一緒に入れても美味しくなります。酢が入っていると傷みにくく日持ちしやすいので、保存する時は好みの量を入れてくださいね。
まとめ
淡白な味わいのかぶを丸ごと使ったお漬け物のレシピをご紹介しました。お漬物は箸休めや付け合わせなど、どんな献立にも合わせられるので重宝しますよね。酢を使うものが多いので体にも良く日持ちもしやすいので、お好みの味付けでかぶが手に入ったら作り置きしてくださいね。
かぶは、根も葉もとても栄養豊富なので余すことなくお漬物にして召し上がってくださいね。
かぶの人気コンテンツをチェックしよう
当サイトのかぶの人気コンテンツを4つまとめました。是非色々見ていってくださいね(^^♪
カブ3種類31品種をまとめて紹介!色付き?丸い?長い?春の七草をおいしく食べる
カブの主な栄養成分と期待できる7つの効果・効能!根も葉もそれぞれ栄養たっぷりの野菜
かぶの保存方法まとめ|冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安はどのくらい?
かぶのおススメレシピ10選|ほっこり優しい冬野菜・かぶを美味しく食べよう!
スポンサードリンク