かぶは離乳食で使える?かぶが食べられる時期とおすすめの離乳食レシピをご紹介!

可愛い我が子に、旬な食材を使ってた野菜の素材を楽しみながら、美味しく食べて欲しい…。いつの時代も、子供を想うパパ・ママの愛情は変わりませんよね。でも、離乳食に「カブ」って使えるの?離乳食に適している食材なの?みんな、どんな調理法を試している?離乳食の初期から大丈夫?など、わからない事がたくさんあると、初めて食べる我が子に、何かあっては大変!と思いますよね。

私も、初めての離乳食作りは、喜んで全部食べてくれるかな?とドキドキの連続でした。

ここでは、「かぶ」を使った離乳食についての情報を、お伝えします。栄養素についてのまとめや簡単レシピもあるので、安心して赤ちゃんに食べさせてあげたいですね!

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かぶは、離乳食におすすめの野菜!

かぶは、根の部分(白い部分)と、葉の部分で味わいも栄養価も調理方法も違います。それぞれの栄養効果を活かした、美味しい離乳食を作ってあげたいですね!根の部分と葉の部分に分けて、詳しく見てみましょう。

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根の部(白い部分)は?

「かぶ」の根の部分(白い部分)は、葉の部分に比べて淡白で甘みが強くビタミンCが大変豊富なため、離乳食におすすめです。消化酵素も含まれているので、消化を助ける効果や整腸効果もあり、便秘気味の赤ちゃんにも人気がありますよ。

  • ビタミンC抗酸化効果が高く、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • アミラーゼ消化酵素の1つ胃腸薬や消化剤にも使用されており、胃もたれや胸やけに働きかけるだけでなく、防止効果も兼ね備えています。
  • プロアテーゼ:栄養の吸収だけでなく、タンパク質の分解や再生をする働きがあります。

葉の部分は?

「かぶ」の葉の部分は、根の部分に比べて苦味を感じやすいですが、ビタミンだけでなく、βカロチンや鉄分、カルシウムも含まれているため、根の部分よりも更に栄養豊富です。育ち盛りの赤ちゃんに、積極的に食べさせてあげたいですね。

  • βカロチン:体内でビタミンAに変化し細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。
  • 鉄分:かぶの葉含まれる非ヘム鉄は、子供の発育には欠かせない栄養素です。不足した状態が続き、鉄欠乏性貧血になってしまうと、脳の発達や体の発育に大きな影響を及ぼします。
  • カルシウム骨や歯の材料になるだけでなく、からだの中で最も多いミネラルです。その為、ホルモンや神経伝達物質などがきちんと分泌されるように促す働きや、筋肉が鋭敏に動いたという反応がスムーズにできるように働きかけます。
  • ビタミンK骨の形成に関わり、カルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けます。不足すると、傷の治りが遅くなります。

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甘くて柔らかくなるので使いやすい

「かぶ」は加熱することで、とても柔らかくなります。また本来の甘み以上に甘く感じますよ。調理の際に、裏ごしや潰しやすい食材なので舌さわりを良くしやすいので、離乳食初期の頃にはじめる「素材の美味しさを楽しむレシピ」にも使えます。

いつから離乳食で食べられる?

「かぶ」は生後何ヶ月から離乳食として食べられるのか、詳しく見ていきましょう。かぶの「根の部分」と「葉の部分」では、少し時期が変わってきますので注意が必要ですよ。

かぶの根の部分(白い部分)は生後5・6ヶ月頃から

生後5・6ヶ月頃(離乳食初期)から、食べることができます。かぶは、繊維の多いものもあるので、皮は5mmくらい厚めに剥き、柔らかく煮てから繊維を断つようにします。皮はかたいので、必ず剥いてから調理します。

かぶの葉の部分は生後7・8ヶ月頃から

葉の部分は、根の部分に比べアクが強く苦味も感じやすいので、生後7・8ヶ月頃(離乳食中期)から食べることをお奨めします。できるだけ、葉先を中心に使うようにし、柔らかくなるまで茹でてアクを取り、細かく刻みます。

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かぶを使った離乳食レシピ

ここでは、かぶを使った離乳食初期から使えるレシピをお教えします。とても簡単な調理法なのに、アレンジの種類が多いので、使い回しが利き便利です。離乳食中~後期まで長く使えるので、ぜひ色々と試してみてくださいね。

 かぶのペースト

すりおろし器で、かぶをすりおろし、汁ごと使います。かつお出汁を加えて、電子レンジで30秒加熱したら出来上がりです。お鍋での調理は、細かく刻み、弱火でじっくり煮たあと、すりつぶしてもOKですよ。

 かぶのおかゆ

先ほどご紹介した「かぶのペースト」と、10倍粥を混ぜて電子レンジで加熱します。月齢に合わせて、お粥の柔らかさを変えていくこともできますよ。

かぶの葉のアレンジも!

離乳食中期以降は、「かぶのペースト」や「かぶのおかゆ」の上に、柔らかく茹でた葉先を、細かく刻んだものを乗せてあげましょう。彩りもよく栄養満点なので、ぜひ試してみてくださいね。

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離乳食レシピは冷凍保存が便利!

「かぶのペースト」や「かぶのおかゆ」は、凍保冷存もできます。冷凍保存のポイントを見てみましょう。

  • なるべく新鮮なかぶを使い、月齢に合わせた柔らかさに調理し、冷凍保存袋や容器を使い冷凍します。
  • 冷凍したものは、1週間を目処に使いきりましょう。
  • 解凍する時は、自然解凍でなく、必ず加熱します。パサつきが気になる時は、水やだし汁などでのばしてあげましょう。
 

まとめ

かぶの離乳食、早速試してみたいと感じていただけましたか?かぶには素材の甘みがあるので、赤ちゃんにも食べやすく喜んでくれるかもしれません。しかも離乳食初期から使える食材なので、長く食べさせてあげやすいですね。栄養価も高い上に、簡単にアレンジしやすいので忙しい食事準備の際も嬉しいですね。これからが旬のかぶを離乳食に是非使ってみてくださいね。
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