岩屋山古墳(三重)の石室には圧巻の巨大な6枚の天井石が！解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

伊勢湾に浮かぶ離島・答志島にある岩屋山古墳は、岩屋山の山頂に建つ古墳です。

天井には見事な6枚の大岩があり、中に入って間近にその迫力を感じることができます。

珍しい島の古墳である岩屋山古墳をみていきましょう。

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岩屋山古墳とは

岩屋山古墳は、三重県鳥羽市答志町にある古墳で、ほかにも岩屋山古墳と呼ばれる古墳があるため、「答志の岩屋山古墳」とも呼ばれます。

答志町は、鳥羽湾にある4つの離島のうちの1つである答志島にあり、かつては水運の要衝として志摩の国の中心だった場所で、現在でもその頃の遺跡がたくさん残されています。

岩屋山古墳は、標高80ｍの岩屋山山頂にある古墳で、墳丘長2.2ｍの円墳で、1969年には鳥羽市の史跡にも指定されています。

埋葬施設は、南東方向に開口している羨道のついている両袖型の横穴式石室は、この地域屈指の大きさをもつもので、ほぼ完全な形で残されています。

石室の天井部分は、巨大な6枚岩でできていて、実際に中に入って間近で見ることができます。

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岩屋山古墳の基本情報

出土品

岩屋山古墳は、過去に盗掘に遭っていて、棺・副葬品などは発見されておらず、被葬者についても不明です。

岩屋山古墳周辺のおすすめスポット

見どころ1　答志島

引用：www.iseshima-kanko.jp

岩屋山古墳が位置する答志町がある答志島は、伊勢湾最大の離島として、それ自体が1つの観光スポットになっています。

答志島は、島民の8割が漁業に従事している漁師の島として知られ、海女さんたちが漁の時に暖をとるための海女小屋があって、囲炉裏を囲みながら海女さんからいろいろな話をうかがうことができます。

他にも、戦国時代に志摩の国を拠点にしていた九鬼嘉隆率いる九鬼水軍にまつわる史跡も多く、関ケ原合戦後に自害した九鬼嘉隆が眠るとされる首塚や胴塚もあります。

ほかにも、夏場にはサンシャインビーチや大間の浜などの海水浴場があり、四季を通じて豊富な魚介類を味わうことができるなど、答志島には魅力がたっぷりあります。

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見どころ2　神明神社

引用：http://www.toba-osatsu.jp/

鳥羽市内にある神明神社は、鳥羽三女神の1つとして、古くから海に生きる海女さんたちによって信仰されてきた神社です。

海女さんたちはこの神社に安全大漁を願って詣で、「石神さん」の名で親しまれてきました。

そのため、神明神社は「女性の願いなら1つだけ必ず叶えてくれる」といわれるようになり、全国からたくさんの女性参拝客が訪れるようになりました。

芸能人やスポーツ選手がお忍びで通う神社としても有名で、マラソンの野口みずき選手がこの神社で買ったお守りをもってアテネオリンピックに出場し、見事金メダルを獲得したという逸話もあります。

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岩屋山古墳へのアクセス

車

伊勢ICから伊勢二見鳥羽ライン経由で約15分（鳥羽マリンターミナルまで）

公共交通機関

鳥羽マリンターミナルから市営定期船にて約25分

「答志」下船　答志港から徒歩約30分

岩屋山古墳周辺のランチおすすめ3選

ロンク食堂

答志島にある店内に大きなテーブルが１つだけというお店です。

1つのテーブルを囲んでアットホームな雰囲気の中でいただけるのは、答志島でとれた新鮮な海の幸。

おさしみ定食なら、日替わり定食にプラスしてお刺身がついてきます。

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まるみつ寿司

答志町にある新鮮な魚介類を使ったお寿司がいただけるお店です。

さしみ定食(1080円)や干物定食(1080円)のほか、名物の海鮮丼(1550円)などが楽しめます

地物GYOKAI 喜久屋

答志島の港近くにあるお店で、答志町で水揚げされた市場には出回らない新鮮な地魚を使った料理が食べられます。

「干物が主役セット」や「だし茶漬けが主役セット」(各1500円)にはプラス500円で天ぷらや茶わん蒸しなどをつけることができます。

まとめ

岩屋山古墳は、離島にあって、さらには山の上にある古墳ということで、他にはない珍しい場所にある古墳です。

石室の天井にある6枚の大岩は迫力たっぷりですし、古墳の答志島も観光スポットのたくさんある素敵な場所です。

ぜひ、一度岩屋山古墳に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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