イノシトールはビタミン様物質の一つであり、脂質の代謝に関係しています。
欠乏症がないためビタミンには分類されていませんが健康維持に欠かせない栄養素です。イノシトールの働きや含まれる食材についてご紹介します。
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イノシトールの働き・効果
イノシトールは細胞膜を構成するリン脂質の成分として重要な物質であり、特に神経組織の細胞膜に多く含まれています。
また、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれており肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、コレステロールの代謝を良くしたりと脂質の運搬をスムーズにする働きがあります。脂肪肝や動脈硬化などの生活習慣病予防にも役立つ栄養素です。
イノシトールが含まれる食材
イノシトールはみかんやすいか、メロンやグレープフルーツや桃、レバーなどに含まれています。水溶性のため過剰症はありません。
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10種類もあるビタミン様物質
ビタミン様物質は他にも色々あるので一緒に見てみましょう
- ユビキノン(別名:コエンザイムQ10,ビタミンQ)
- コリン
- ビタミンP
- イノシトール
- パラアミノ安息香酸(別名:ビタミンBx)
- ビタミンU
- リポ酸
- オロット酸(別名:ビタミンB13)
- カルニチン(別名:ビタミンBt)
まとめ
イノシトールは細胞膜の材料となり、脂肪肝や動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があります。
普段の食事で不足することはないと言われていますが、イノシトールが多く含まれる食材も摂りいれながらバランスの良い食生活を送りましょう。
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