一関藩の家紋は「田村茗荷」”茗荷”は”冥加”とかけた縁起物!

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一関藩とは?

一関というと岩手県の最南端に位置する地域です。観光スポットとして有名なのは厳美渓です。ダイナミックな景観が約2キロメートルにわたって続いており、国の名勝天然記念物に指定されています。

陸奥磐井群一関(現在の岩手県一関市)に藩主旅館を置きました。仙台藩伊達家の内分分知の分家にあたります。

この地に陣屋を置いた大名家は一関伊達家と田村家の2家になります。

そんな一関藩が江戸時代ではどういう藩だったのか見ていきましょう。

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厳美渓
引用:https://www.pakutaso.com/

一関藩の基礎情報

石高 3万石
旧国 陸奥(岩手県)
居城 一関城(一関市)
藩主 田村家
家紋名 田村茗荷
江戸城控間 柳間
城主
爵位 子爵
藩主の変移 伊達家
初代藩主 伊達宗勝

田村家
最後の藩主 田村崇顕

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伊達政宗の配下に入ることとなった一関藩

藩主の田村氏は蝦夷地征伐で名高い坂上田村麻呂の子孫と称し、戦国期には福島県の三春周辺を拠点として勢力を拡大させていました。

しかし豊臣秀吉の政策である奥州仕置により改易となり(身分を平民に落とし、家禄・屋敷を没収するもの)伊達政宗の配下に入ることになりました。

内分分家として再興される

田村家から愛姫が正宗の正室に嫁いだことでかろうじて家名を存続させることができました。

正宗の孫である宗良が田村家を継ぐことになります。そして仙台藩領の名取郡岩沼を割譲されて(土地の一部をさいて他に分け与えること)内分分家として勢いを盛り返しました。

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一関藩の家紋「田村茗荷」を解説

一関藩の家紋は「田村茗荷」です。

茗荷紋はショウガ科のミョウガの花を図案化したものです。

茗荷の音が神仏の加護を意味する冥加にも通じていて、加護をうけられて縁起がいいとして各地の神社等でも採用されています。

茗荷紋は数多く使用されています。抱き茗荷や丸に抱き茗荷といわれるものもあります。

一説によると杏葉(ぎょうよう)という馬具の一種に似ていることから杏葉紋から変化したのではないかという説もあります。

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