栄養たっぷりキャベツの芯のおススメの食べ方|葉との違いや下処理方法まとめ

みなさんは「キャベツの芯」、どうしていますか?芯は味が淡白で硬いので捨てるもの、と思っている方が多いのではないでしょうか?

私もこれまで芯は食べない部分だと思っていたのですが、栄養価や美味しく食べられるレシピを知ってからは料理に使うようになりました。

今回は、栄養たっぷりのキャベツの芯の下処理や栄養素、オススメレシピについてご紹介します。

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キャベツの芯と葉の違い

「芯」というと食べないものというイメージがありますよね。キャベツの芯から葉が伸びており、芯を包み重なるようにしてキャベツの葉は付いています。

見た目も役割も違うキャベツの芯と葉ですが、栄養素にも大きな違いがあります。それも意外と思うような違いです。「栄養価の違い」と「甘さの違い」について見てみましょう。

葉より2倍含まれる栄養素が多数

キャベツの芯はとても硬いので、あまり料理につかう方はいらっしゃらないかと思います。丸ごと1個キャベツを買う時は先に芯をくり抜いておくことで、葉に十分な水分量が周り鮮度をキープできるという保存方法もあるのですが、実はキャベツの芯は葉以上に栄養分が含まれています

なんと、芯には葉の約2倍の「カリウム」と「カルシウム」「リン」「マグネシウム」が含まれているのです。同じ個体なのに部位が少し異なるだけでその栄養素が倍違うのは驚きですよね。

どれも人の体にとって必要な栄養素ですので、できれば上手く芯の栄養を摂取したいものです。硬くて味もあまり美味しいとは言えない芯ですが、薄切りにしてしっかり味を付けたきんぴらにすると比較的食べやすいかもしれません。

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葉より甘みがある

また、芯は葉よりも甘みを含んでいるのも特徴です。キャベツは外側の葉から内側の葉になるにつれ、甘みが増していきます。

一番中心にある芯は葉より甘みがあるので、料理に使うと美味しく食べることができます。捨ててしまいがちな芯ですが、せっかくなので料理に活用してみましょう。

キャベツの芯の下処理方法

キャベツの芯は栄養価が葉よりも高く、甘みもあるので是非料理に使ってほしい部分です。普段捨ててしまっているという方でも、今回切り方やアレンジレシピをご紹介するので試してみてください。まずは、「芯の取り方」からご紹介します。

芯の取り方

葉に覆われるようにしっかりと付いているキャベツの葉は、最初にくり抜いてしまう方、または使っていくうちに切り取っていく方に分かれるのではないでしょうか。

今回ご紹介したいのは、丸ごと1玉キャベツを買った場合の芯の取り方です。芯が上になるようにキャベツを置き、芯の周りに包丁の先で切り込みを入れていきます。深さはだいたい6〜7cmほどです。キャベツをくるくると回しながら芯の周りに360度切り込みを入れたら、切り込みに指を入れて引き抜くように芯を取り出します。

あらかじめ芯を取っておくことで葉に十分な水分が周り、芯を付けたまま保存するよりも鮮度をキープすることができます。芯はそのまま料理に使えるので一石二鳥ですよ。

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おすすめの切り方

ではキャベツの外側の葉を食べる時にオススメな切り方をご紹介したいと思います。キャベツと言えば揚げ物の付け合わせでお馴染みの「千切り」や、炒めものでよく登場する「ざく切り」などが有名ですが、今回は違う切り方をご紹介します。

そぎ切り

外側の葉にオススメなのは「そぎ切り」という切り方です。そぎ切りとは厚みのある食材をそぐように切る切り方のことで、包丁の刃を寝かせて手前に引くようにカットします。

切り口の面積が大きくなるため火の通りがより早く、味もよく染み込みます。特にキャベツの芯に近い葉脈部分は硬くて繊維質も強いので、そぎ切りをすることによって火の通りがよくなり柔らかくなるのでオススメです。

青臭さが気になる場合

緑の野菜特有の「青臭さ」がどうしても気になることもあるでしょう。特に外側の葉や芯の部分は普段あまり食べないので、匂いがきになる方もいらっしゃるかもしれません。

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加熱するとニオイが抑えられる

そんな時には加熱することで匂いを押さえることができます。加熱すると甘みも増しますので青々しい味が気になる方も必見ですよ。

おすすめレシピ

それではキャベツの芯を使ったオススメのレシピを3選ご紹介したいと思います。硬くてあまり食べたことのない方でも、しっかり火を入れ味をつけることで美味しくなりますので、芯の栄養素を余すことなく食べてしまいましょう!

きんぴら


引用:MOTTAINAI

キャベツの芯を使った「きんぴら」は、シャキシャキ食感が美味しい健康メニューです。本来ごぼうで作るのが一般的なきんぴらですが、同じ硬めの食感をしたキャベツの芯でもよく合いますよ。

ブロッコリーの芯も栄養が豊富で、ブロッコリーの芯のきんぴらもよく作られている料理です。にんじんを使い、味付けなどは一般的なきんぴらと同じですので是非試してみてください。

マリネ

キャベツの芯を使ったマリネは、できるだけ薄くスライスして作るのが美味しく食べるコツです、マリネは加熱せず生のまま食べるものなので、厚めに切ってしまうと食べる時に噛むのが大変かもしれません。

シャキシャキ食感を残しつつ食べやすくするには、スライサーで薄くするのがとても便利で簡単です。

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炒め物

キャベツの芯を使った炒めものは、そのシャキシャキ感を存分に活かして食感を楽しむことのできるメニューです。硬いのが苦手な方でも、しっかりめに火を通したり、途中で一度ふたをして蒸すことにより更に柔らかくなるのでひと工夫加えてみてください。

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まとめ

キャベツの芯の栄養と切り方やオススメレシピについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

これまで芯は硬くて食べづらいため捨てていた方が多いのではないかと思うのですが、調理法によっては美味しく食べることができますので是非捨てずに活用してみてください。

栄養豊富で甘みもあるので捨てるのがもったいない部位ですよ!ビタミンもたくさん入っていますので美容や健康のために是非お試しください。

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