ズッキーニは水分量が多いウリ科の野菜ですが、冷凍保存することはできるのでしょうか?みずみずしい野菜はあまり冷凍に向かないイメージがありますが、生のズッキーニや調理済みズッキーニはどうなのでしょう?今回は、
- 調理済みズッキーニは冷凍できる?
- 冷凍すると栄養は減るの?
- ズッキーニの冷凍保存・解凍方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ズッキーニは冷凍できる?
結論からお答えすると、ズッキーニは冷凍保存することができます!生のズッキーニはそのまま丸ごと冷凍したり、カットした状態での冷凍保存が可能です◎
冷凍するとまずい?
冷凍すると1ヶ月近く日持ちするズッキーニですが、“まずい”と感じることもあります。解凍後の調理法によっても異なりますが、ズッキーニは冷凍することで組織が壊れるので、食感がぶよぶよになったり水っぽくなりやすいです。
スープやラタトゥイユなど、汁気のある料理にアレンジすると冷凍するデメリットも感じず美味しく食べることができます◎
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調理済みのズッキーニは冷凍できる?
ズッキーニは炒めたり煮たり焼いたりといろいろな調理法がある野菜ですが、調理済みのズッキーニでも冷凍保存は可能です。
ですが、炒め物やグリルなどの焼き物は解凍時にべちゃっとしやすいので、冷凍には不向きです。 料理によっては調理済みでも冷凍可能 となっています。作り置きおかずとして保存しておきたい時は、料理を選ぶ必要があります。
冷凍すると栄養は減る?
ズッキーニには、βカロテンやビタミンC・カリウムといった栄養成分が豊富に含まれていますが、冷凍すると壊れてしまうものもあります。
- βカロテン・ビタミンCは冷凍してもキープしやすい!
- カリウムは冷凍することで減ってしまう!
強い抗酸化作用で美容効果も期待できる βカロテンやビタミンCは、冷凍しても壊れる量が少なく、残存率が高い 栄養成分です。
しかし、カリウムに関しては冷凍することで減ってしまう性質があります。それぞれの働きと効果は下記になります。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
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ズッキーニの冷凍保存方法・日持ち
ズッキーニを冷凍保存する際の日持ちと保存方法は下記になります。
日持ち
ズッキーニは冷凍保存で約1ヶ月日持ちします。
冷凍方法
ズッキーニを冷凍する際は、丸ごと1本そのまま冷凍する方法とカットした状態で冷凍する方法の2パターンがあります。
- ラップに包んで乾燥を防ぐ
- 更に密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる
丸ごと・カットいづれの場合も、ラップに包んでから密閉袋に入れることで劣化を防ぎます。調理済みのズッキーニを保存する場合は、密閉できる容器に入れて冷凍しましょう。
冷凍ズッキーニの解凍方法
冷凍したズッキーニの解凍は、電子レンジか自然解凍どちらでもOKです。冷凍するとズッキーニの組織が壊れるため、水が出ることがありますのでキッチンペーパーで拭き取りましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ズッキーニは生でも調理済みでも冷凍保存可能!
- 冷凍すると栄養はβカロテン・ビタミンCは残る!カリウムは減ってしまう
- 冷凍保存の日持ち目安は約1ヶ月!
ズッキーニを大量消費できない時や、夏の終わりに保存しておきたい時は冷凍保存が良いでしょう。食感が変わってしまうというデメリットは少々ありますが、調理法によってはカモフラージュして美味しく食べることができるので是非お試しください♩
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