食欲不振の時でも喉越し良く食べやすい「ざるそば」は、夏の定番メニューにされている方も多いのではないでしょうか。
ざるそばはそのままでも天ぷら・かき揚げなどをトッピングしても美味しく、時間のない時でもサクッと頂けるため人気ですよね。
- ざるそばの定義とは?「ざるそば」「もりそば」「かけそば」の違いとは??
- ざるそばは太りやすい?!考えられる3つの理由や他の麺類との徹底比較!
- 食べても“太りにくい蕎麦”とはどんな蕎麦??特徴をご紹介!
是非、ご一読頂きダイエット中にも美味しくお蕎麦を頂いてくださいね。
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目次
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ざるそばとは
日本での蕎麦の栽培は縄文時代頃から行われていたとされていますが、当初は麺ではなく凶作の際の非常食として食べられていたようです。
一般に蕎麦が広く日本で普及し出したのは鎌倉時代頃で
ざるそばとは
現在、ざるそばと言われている蕎麦は
と言われており、「もりそば」と「ざるそば」は同じ材料で作られていることが一般的です。
「もりそば」と「ざるそば」の大きな違いは
- “器にざるを使用する”かどうか
- “海苔を乗せている”かどうか
と言われています。
ざるそばともりそばとかけそばの違い
皆さんは、「ざるそば」「もりそば」「かけそば」の違いをご存知でしょうか?ここでは、一般的に指摘される違いをご紹介します。
ざるそば | もりそば | かけそば |
器に“ざる”を使用 | 平たいお皿を使用 | そば椀を使用 |
冷たい蕎麦 | 冷たい蕎麦 | 温かい蕎麦 |
浸け汁に自分でつけて頂く | 漬け汁に自分でつけて頂く | 蕎麦につゆがかかっている状態 |
海苔がかかっていることが多い | 海苔がかかっていないものが多い | お店によって異なる |
この違いはお店によっても異なるようですが、広く認識されている違いとなります。
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ざるそばは太る?
ここからは「ざるそば」は太りやすい食材かどうか、3つの考えられる理由と共にご紹介していきます。
ざるそばは満腹感が得られづらい
蕎麦は麺類の中でも
蕎麦を食べる際に
実際には、口の中に入れた後は噛むことでお蕎麦の味わいを2度楽しむのが正しいのですが、誤って噛まずに頂くクセがついてしまっている方も多くいらっしゃり、満腹感を得にくく食べる量が増えてしまうことがあります。
トッピングによってカロリーを摂取しがち
また次に指摘される理由に
- かやくご飯・炊き込みご飯と一緒になっている
- いなり寿司などを一緒になっている
- 天ぷらやかき揚げを一緒に頂く
などの場合も、カロリー過多になりやすいと言えます。
天ぷらをトッピングした方が太りづらい理由もある
しかし違った視点でみてみると
- ざるそばと浸け汁だけでは、満腹感を得にくい
- 揚げた天ぷらはカロリー・糖質も高いが、消化によくないため腹持ちが良くなる
- しっかりとボリュームのある「天ぷら+ざるそば」を頂くことで、間食・どか食いなどを防止する
などが挙げられます。
その他麺類との比較
ここでは、蕎麦・うどん・そうめんなどの麺類を比べて見てみましょう。
そば | うどん | そうめん |
132kcal(茹で100gあたり) | 109kcal(茹で100gあたり) | 127kcal(茹で100gあたり) |
糖質27g(茹で100gあたり) | 糖質21.4g(茹で100gあたり) | 糖質25.6g(茹で100gあたり) |
こちらの表に示したカロリー・糖質量は、つなぎ・他の食材が練り込まれている場合を除いたものですが、単純に比較すると
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食べても太らないざるそばの特徴
ここからは“太りにくい蕎麦”の特徴をお伝えしていきます。しっかりとポイントを抑えて、ダイエット効果を高めてくださいね。
ざるそばでダイエット
ざるそばを食べることで
- 脂肪の吸収を抑える
- 代謝が良くなる
- アンチエイジング効果
などに期待できるとされています。
蕎麦は
そば粉と具材に注目
しかし販売されている全ての蕎麦に当てはまるのではなく
- 十割そばを選ぶ(蕎麦のつなぎに使用される小麦粉が低いものを選ぶと良い、十割そばはそば粉だけで作られている)
- 天ぷら・天かす・とろろなどは、太りやすいため注意が必要(ねぎ・わさび・大根おろしなどを選ぶと良い)
などを意識してお蕎麦選びをするようにしましょう。
温かくても冷たくてもそれほど大差はない
ダイエット中は体を冷やさないなど注意が必要なため、温そば・冷そばか悩めますよね。実は
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まとめ
この記事をまとめると
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さるそばはつけ汁に浸けて食べる蕎麦「もりそば」が由来言われ、江戸時代中期頃ある蕎麦店が他の蕎麦店と商品の差別化を図るために、竹ざるに盛った蕎麦を「ざるそば」と呼ぶようになった
- ざるそばはヘルシーな食品だが、①咀嚼が少ないと満腹感を得にくく食べすぎてしまう②トッピングする具材によってカロリー過多になりやすいなど注意が必要となる
- ダイエットを意識して蕎麦を摂取する場合は温・冷共に問題ないが、①つなぎのなるべく少ない十割そばを選ぶ②カロリーの高いトッピングをしないなどを意識すると良い。
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