あまりスーパーなどで見かけることのない果物の一つであるザクロ、皆さんは食べたことがありますか?
皮を剥くとびっしり詰まった小さな実は、そのまま食べてもいいのか気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
- ザクロってどんな果物なの?
- オススメのザクロの食べ方を解説
- ザクロの持つ酸っぱさを活かそう
今回は、こちらについて詳しく解説します。
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目次
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ザクロってどんな果物?
ザクロとは
ザクロは世界中で栽培される、ザクロ科ザクロ属の果実のことを指します。日本では主に東北地方において栽培されていますが、どちらかというと食用というよりは観賞用として親しまれてきた歴史があります。
国産のザクロは海外産のものと比べると酸味が強い特徴を持っていますが、現在スーパーなどで販売されているほとんどのザクロが海外からの輸入品となっています。
また、ザクロの旬は毎年秋口であり海外からの輸入品も同じ時期に流通するため具体的に市場に出回るのは9月頭ごろからが目安となります。先端の尖った赤い果肉が熟し、自然と裂けたころが食べ頃ですよ。
ザクロの味は?
ザクロを口に入れた際の食感は硬くて、他の食べ物で例えるならトウモロコシを口に含んだようなイメージでしょうか。
しかし、ザクロの実を噛み締めると中から果汁が溢れだし、華やかで爽やかな香りと共に甘酸っぱい味が口の中に広がります。
ザクロの食感や甘酸っぱさは他の果物では味わうことが出来ないので、一度食べるとハマってしまう人も多いと言われています。
栄養
ザクロに含まれる栄養素は様々ですが、中でも豊富なビタミン類が特徴的です。ビタミンB1やビタミンB2だけでなく、ナイアシンや葉酸など普段摂取しづらい栄養素が一度に摂れるのはザクロの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
効果
ザクロを食べることは体にとって素敵なことばかり。ここではザクロによる効能を解説します。
体のむくみの改善ができる
ザクロには体内の余分な塩分を体外へと排出する役割をもつカリウムが豊富に含まれています。カリウムの摂取は、心臓機能や筋肉の収縮のサポートや腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進し血圧を下げる働きが期待できます。
眼の疲れを癒す効果も
ザクロの持つ鮮やかな朱色はアントシアニンによるもの。アントシアニンは強い抗酸化作用を持つ栄養素で、ブルーベリーなどに含まれていることで知られています。その効能は目の疲れを取ったりがんや生活習慣病の予防も期待できます。
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オススメのザクロの食べ方
ここまででザクロの特徴や栄養素について解説してきました。ここでは実際にザクロを食べる際にオススメの方法を解説していきます。
そのまま
一番のオススメといえば、やっぱりザクロをそのまま食べることです。実をそのまま口に放り込むと爽やかな香りと甘酸っぱい味で気分がリフレッシュすることは間違いなしです。
ただし、ザクロをそのまま食べる際は皮を口にしないように気を付けましょう。実は、ザクロの皮には「ペレチエリン」と呼ばれる有害物質が含まれています。このペレチエリンを多量に摂取してしまうと、吐き気や腹痛だけでなく下痢などの症状を引き起こす可能性があります。
そのため、特に子どもと一緒にザクロを食べる際は事前にしっかりと皮を取り除いておくなどの対処が必要になります。
サラダに入れて
キャベツの千切りにザクロの実をパラパラと散らせば、見た目も華やかになるだけでなくキャベツだけでは補えない栄養素をザクロで補うことができます。
カルパッチョに乗せて
新鮮な魚介類を美味しく食べることが出来るカルパッチョには上からオリーブオイルや様々な香草を乗せて食べるのが主流です。当然、甘酸っぱいザクロとの相性も抜群です。
ヨーグルトに入れて
カルシウムが豊富に含まれているヨーグルトですが、プレーンヨーグルトは甘さがないためどうしても苦手な人も多いです。そんな時は、上にザクロを乗せて食べることで優しい甘さとシャキッとした食感を得ることができます。
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強い酸っぱさを活用しよう!
酸味はアクセントになる!
目の覚めるようなザクロの酸っぱさですが、料理の味を引き締めたり甘味を強調するためのアクセントにもなります。特に夏場などの食欲が落ちたときには、ザクロの酸味は疲れた胃腸を刺激してくれることでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ザクロは世界中で栽培されておて、強い酸味が特徴的な果物として知られている
- ザクロにはカリウムやアントシアニンなどの豊富な栄養素が含まれている
- そのまま食べても美味しいが、様々な料理に乗せて食べることで強い酸味によって料理の味を引き締める効果がある
いかがだったでしょうか。
見た目は宝石のように輝いているザクロは、一度見たら忘れられないほどのインパクトがある果物の一つです。
観ても良し、食べても良しのスーパーフードであるザクロを、みなさんも是非一度味わってみてくださいね。その際は、この記事の内容がみなさんの参考になれば幸いです。
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