雪野山古墳の解説とアクセス・周辺おすすめスポット・ランチまとめ

滋賀県東近江市、琵琶湖の南東部、標高300mを超える雪野山の頂に『雪野山古墳』はあります。

山の頂にあるため、その姿を見るためには30分ほど登山が必要になります。しかし、その山頂から見える景色は素晴らしいの一言です。

今回はそんな『雪野山古墳』を一緒に見ていきましょう！

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雪野山古墳とは

『雪野山古墳』は1989年（平成元年）に雪野山の山頂に竪穴式石室が見つかり、1992年まで4度に渡る発掘調査が行われました。『雪野山古墳』のある雪野山にはかつてたかおかみの神を祀る貴船神社があり、「龍神の住む山」として言い伝えられていました。築造時期は4世紀前半の古墳時代前期と考えられており、形状は前方後円墳となっています。

大きさは全長70メートル、後円部の直径40メートル、高さ4.5メートル以上、前方部の長さ30メートル、高さ2.5メートルをほこります。

『雪野山古墳』の埋葬施設は二基あり、東西に分かれています。石室の石材には雪野山の基盤である湖東流紋岩が多く使われているのが特徴で古墳によく見られる板石はあまり使われていません。

さらに詳しくは後述しますが、銅鏡、石製品などが出土しており、非常に貴重なものとして国の重要文化財に指定されています。

合わせて、2014年に国の史跡に登録されました。

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雪野山古墳の基本情報

出土品

漆製品（34 点）、銅鏡（5 点）、石製品（5点）、鉄製品（およそ75点）、銅鏃（96点）、ガラス小玉（2点）、壷形土器（1点）が出土しています。

上記の副葬品の数々は古墳前期の副葬品として良く見られたもので大変貴重なものとなっています。

さらに石室内の保存状態が良好だったために、副葬品の配置状況や副葬品同士の組み合わせを把握できたこともとても大きなことでした。

出土品のなかでも注目は銅鏡です。

銅鏡の中に三角縁神獣鏡というものがあり『雪野山古墳』から出土したものは盤龍鏡タイプ1面と四神四獣鏡タイプ2面を含んでおり、三角縁神獣鏡の中でも古い時期のものと判明しています。

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東近江市埋蔵文化財センターへ行こう

東近江市埋蔵文化財センターでは『雪野山古墳』から出土したものをはじめ、東近江市内520箇所にものぼる遺跡から出土したものを展示しています。

概要

見どころ：出土品の展示と体験教室

『雪野山古墳』から出土した展示物が綺麗に鎮座されており、しっかりと眺めることができます。

また、長期休みの際には「勾玉作り」や「古代の火起こし」体験も行える教室が開催されています。

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雪野山古墳へのアクセス

車

名神高速道路八日市I.Cより車で25分、蒲生S.I.Cより車ですぐ

電車・バス

JR琵琶湖線近江八幡駅から「近江鉄道バス」日八線もしくは長峰線「羽田西」バス停下車徒歩15分

雪野山古墳周辺のランチおすすめ3選

里芭亭 

美味しい焼肉が食べられるお店です。焼肉定食はもちろんのこと、名物のカルビスタミナ丼は美味しさとボリュームを兼ね備えた一品です。

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肉の松山

圧倒的なボリュームを誇るステーキランチをいただくことができます。A5ランク信州プレミアム牛や隠岐牛をリーズナブルなお値段で！

レストラン アーサー

住宅地にある洋食屋さんです。30年以上地元の人に愛されているお店で、名物のチキンハンバーグは絶品なんだとか。

まとめ

いかがでしたか？

今回は雪野山の頂にある『雪野山古墳』のお話でした。古墳まで登山で30分以上かかりますが、それだけ築造当時の埋葬者が権力があった証拠かもしれません。

雪野山山頂からは比良山地や琵琶湖を見ることができる絶景スポットですので、ぜひ一度訪れてみてください！

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