皆さんはゆで卵をよく作りますか?ゆで卵は卵をそのまま手軽に食べることができるとても優秀な調理法であり、とても簡単に作ることができるのがオススメのポイントですよね。
ですが皆さんはゆで卵を食べた時に少し苦味を感じた経験はありませんか?この苦味の原因は一体何なのでしょうか?
今回の記事では、
- ゆで卵が苦い時の理由は?
- 腐っているの?
- 添加物のせい?
- 黄身の外側が緑色になっているのも腐っている?
これらについて解説していきたいと思います。
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ゆで卵が苦い時って何が原因?
皆さんはゆで卵を作った時に時々苦いゆで卵ができてしまう事はありませんか?ゆで卵と言うと苦味を一切感じない食べ物ですが、あることが原因で苦味が出てしまうことがあります。
本来苦くないはずのゆで卵を食べた時に苦味を感じてしまうとなんとなく心配になりますよね。ゆで卵がいくつか理由があります。気をつけなければならないものと気をつけなくても良いものの二種類がありますので一つずつ解説していきますね。
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腐っている証拠
ゆで卵が苦い時は腐敗している証拠であるということが言われています。古い卵を使ってゆで卵を作った場合は卵自体が腐っていることがあります。腐った卵を茹でた時の状態は以下のようなものが出てきますので、このような状態になっていないか確認してください。
- 卵の黄身と白身が混ざっている
- 殻を剥くとぬめりがある
- きつい腐った匂いがする
このような状態というのは卵の中身の腐敗がかなり進んでいる証拠です。食べる前から腐っているなと感じることができる匂いがするのであれば、食べる前に気づけるかもしれませんが、黄身と白身が混ざっている程度ではあまり腐敗に気付けないことが多いですよね。
その他にもゆで卵そのままの状態であればすぐに気づけるけど、サンドイッチの具などのフィリングにしてあるゆで卵の場合は腐敗してるかどうかを見分けにくいというデメリットがありますので注意しましょう。
作ってから腐った場合も
ゆで卵を作ってから、少し時間を空けてから食べた場合でも苦く感じる可能性があります。ゆで卵は生の卵よりも実はかなり日持ちしない食材ですので、状態が悪ければ半日程度で腐ってしまう可能性があります。
出来上がったゆで卵を放置したことによる腐敗は以下のような状態になりますので確認しましょう。
- 腐敗臭がする
- 白身の色が黒ずんできている
- 触ると糸を引く
- ゆで卵の殻を剥く時に滑りを感じる
このような状態の茹で卵は作ってから腐ってしまった可能性があります。調理された状態でもゆで卵は徐々に腐っていきますので、ゆで卵を作ったらすぐに消費できるように計画しておくことが大切です。
ちなみにゆで卵を作ったら調味料と一緒に煮込み、煮卵にすることで比較的日持ちを長くすることができます。
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添加物で苦味を感じる場合もある
卵の状態は一見すると悪くは無いのに苦味を感じてしまうこともあります。この場合の苦味はコンビニやスーパーの調理済みのゆで卵に多く見られます。
これはなぜかと言うとゆで卵に添加物が含まれている可能性があるからです。添加物と言っても基本的には体に悪い添加物を使用しているということはなく、なるべくゆで卵を腐らないようにしてくれる保存料であることがほとんどです。
添加物を使うことによって腐りやすいゆで卵の保存期間を長くし、販売期間を延長させるという効果があります。
基本的には添加物にはあまり味はないのですが、特定の添加物の場合苦味を感じてしまうことがあると言われていますので、新鮮そうな卵を食べて苦味を感じた場合は添加物の味であると思っていただいてよいでしょう。
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高温で長時間茹でると苦くなる
ゆで卵を作った時に黄身の外側の部分が少し緑っぽくなっていたということはありませんか?緑っぽくなっていると言うと、腐っているのでは?と心配になりますがこれは硫化変化という現象ですので、安全なものです。
硫化変化は卵を高温で長時間茹でることによって卵の白身のタンパク質が分解されて、硫化水素が発生します。その硫化水素と黄身の中の鉄イオンが結びつき硫化鉄になることで緑色になるとされています。
さらにこの結びついた鉄イオンには苦味があるので、高温で長時間茹でたゆで卵は苦味が少し強くなってしまうことがあります。 卵の黄身の外側が緑っぽいゆで卵の場合は若干の苦味があるということを覚えておくと良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ゆで卵が苦い理由はいくつかある
- 腐っている可能性が高い
- 添加物を使用している場合も苦味を感じる
- 高温で長時間煮込んだ場合も苦味を感じることがある
- 卵の黄身が緑色になっているのは硫化変化が起きている証拠
- 硫化変化が起きている卵の黄身は食べても問題ない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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