皆さんはゆで卵を食べると思いますが、いつ頃から卵料理というのは食べられるようになりましたか?最初から問題なく食べることができる人もいれば、小さな頃は卵料理を食べることができなかったという人も少なくないはずです。
ではゆで卵は何歳から食べても良いのかについて紹介していきますね!その他にも卵をでアレルギーが出やすいのはなぜなのかについて見ていきます。
今回の記事では?
- ゆで卵は何歳から与えても良いの?
- 最初はどれくらいの量から?
- 初めて食べさせる時の注意点
- 卵アレルギーは治らないの?治るの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ゆで卵は何歳から与えても良いの?
赤ちゃんに初めて卵を与えるときというのはとても緊張しますよね。アレルギーが出るのではないか、まだ早すぎるのではないか、など様々な心配事があります。
ですが卵は完全栄養食品と言われているくらい栄養価が高い食べ物ですので、なるべく栄養価の高い食べ物を赤ちゃんに与えたいというお父さんやお母さんが多いと思います。
比較的に卵の中でもゆで卵は早い段階で与えても良いとされていますが、ゆで卵はいつ頃与えても良いのかご存知でしょうか?
ゆで卵は何歳から?
ゆで卵は離乳食初期の生後5~6ヶ月ぐらいから与えても良いとされています。ただしこの時与えるゆで卵というのは20分程度茹でた固ゆでのゆで卵であり、その中でも卵黄を少しずつ与えていくようにしなければなりません。
卵黄の方がアレルギーが出る可能性が少ないので、まず初めに与える時は卵黄を少しずつ与えるようにしましょう。
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離乳食の卵の進め方!
離乳食の卵は固ゆでした卵黄を「耳かき一杯程度」の量から始めると良いとされています。いかに卵の進め方についてまとめてみましたので参考にしてくださいね!
- 離乳食初期(5~6ヶ月頃):卵黄を耳かき一杯程度
- 離乳食中期(7~8ヶ月頃):卵黄をすべて、もしくは全卵1/3個
- 離乳食後期(9~11ヶ月頃):全卵1/2個
- 離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月頃):全卵1/2~2/3個
卵のアレルギーはほとんどがすぐに症状が出てくるものばかりです。食べた後に体調不良を訴えていたり、体に発疹が出ていないか、皮膚が赤くなっていないかなどをしっかりと確認してください。
また嘔吐や下痢などの症状が出る場合もありますので、すぐに症状を確認することができなくてもしっかりと体調や排便の様子を確認するようにしましょう。
また初めて卵を与えるときは必ず平日の午前中に食べさせるようにしてください。なぜ平日の午前中にした方が良いかと言うと、アレルギー症状が出た時にすぐに病院に駆け込むことができるためです。
平日の夜、休日の日中などは病院がやっていないこともあり、主治医がすぐに対応できないことがあります。
対応が遅れてしまうと後遺症が残ってしまったり、最悪の場合命を落としてしまう可能性がありますので必ず医療機関にはすぐに行ける体制が整った上で与えるようにしましょう。
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卵を与える時に注意しなければいけないのはなぜ?
子供に卵を与える時にどうして注意しなければならないのかと言うと、鶏卵はアレルギーが特に症状が強く危険視されているからです。
鶏卵アレルギーは卵が生に近い方が症状が出やすいとされています。なので鶏卵のアレルギーを持つ人は生卵や半熟卵には注意が必要です。温泉卵も例に漏れず、ゆで卵よりも生の状態ですので、避けた方が良いと言えるでしょう。
どうして生の方がアレルギーが出やすいの?
鶏卵のアレルギーの原因物質の多くは、卵白に含まれる「オボアルブミン」と「オボムコイド」というタンパク質だと言われています。このうちオボアルブミンは加熱するとタンパク質の構造が変化してアレルギーの原因物質ではなくなります。
もしオボアルブミンによるアレルギー症状が出るひとであれば、生卵を避けてゆで卵にして食べると問題なく食べることができます。ただし半熟卵や温泉卵は食べることができないので注意しましょう。
オボムコイドは鶏の卵だけではない
鶏卵アレルギーの原因物質になるオボムコイドは、鶏の卵だけに含まれているとは限りません。例えばいくらやウズラの卵にもオボムコイドは含まれています。
食材だけでなく例えば溶き卵のスープ、マヨネーズ、プリン、ババロアなどは加熱が不十分な状態になりますので、比較的卵アレルギーを引き起こしやすいと言われている食品なので注意が必要です。
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小さい頃に発症した卵アレルギーの場合食べられるようになる可能性が高い
卵アレルギーを持っていると言うと、もうこれからずっと卵を食べることができないのかと残念に思う方も少なくないと思います。ですが年齢とともにアレルギー症状が改善される可能性が高いというのも鶏卵アレルギーの特徴です。
定期的にアレルギーの負荷試験などを受けたり、しっかりとした対処法を主治医と一緒に学んでいけば将来的には安心して食べられるようになるでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ゆで卵は離乳食初期から耳かき一杯程度の卵黄を与えることができる
- 初めは卵黄から与えていき徐々に卵白も混ぜていく
- 卵のアレルギー症状はすぐに出る場合があるため食べた後に、症状が出ていないか必ず確認する
- 生の方がアレルギーが出やすいためしっかりと固ゆでにしたゆで卵を食べる事
- 一度発症した卵アレルギーは大人になると食べられるようになることが多い
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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