ヨーグルトが腐る原因は常温保存?別の理由?見分け方も紹介

ヨーグルトは、乳酸菌が含まれていることから、腸内環境を整えてくれる食品として人気がありますよね。

フルーツを入れたりジャムを入れたり、さまざまな食べ方ができるので冷蔵庫に必ず常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか?

そんなヨーグルトですが、腐ってしまうことはあるのでしょうか?

発酵食品なので腐らないのか?と思う反面、乳製品だから危ないのでは…と不安に思うという方が多いようです。そこで今回は、

  • ヨーグルトについて
  • ヨーグルトが腐る原因
  • 腐ったヨーグルトの見分け方
についてご紹介いたします。

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ヨーグルトについて

健康食品として人気があるヨーグルトですが、どんな特徴があるかご存じですか?

なんとなく健康に良いということは知っていても、詳しいことまでは分からないという方も多いのではないでしょうか。

まずは、ヨーグルトについてご紹介いたします。

ヨーグルトの特徴

ヨーグルトは乳酸菌が含まれていることで有名ですよね。

乳に乳酸菌や酵母を加え発酵させて作られる発酵食品で、腸内環境を整えてくれる食品として人気があります。

また、牛の乳で作られるヨーグルトが有名ですが、他にも羊や馬などの草食動物が利用されることもあります。

MEMO
ちなみに、牛の乳で作るヨーグルトは、牛乳で作ることができるので簡単にご家庭でも作ることができます!

成分

ヨーグルトにはどんな成分が含まれているのでしょうか?

主成分は下記の通りです。

  • タンパク質
  • 脂質
  • 糖質
  • カルシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンB2
上記のような成分が含まれており、人間の体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。

特に、ヨーグルトに含まれているタンパク質は、発酵する際に一部のタンパク質がしっかり分解されるので消化吸収されやすくなります。

MEMO
タンパク質は臓器や筋肉、肌、髪などを作っている主成分です。

身体の基礎となる重要な栄養素なので、しっかり補うことができるのは嬉しいですね!

また、現代人が不足しがちなカルシウムも補うことができます。

期待できる効果

では、ヨーグルトを食べることでどんな効果が期待できるのでしょうか?

乳酸菌が多く含まれていることから、腸内環境を整えてくれる効果が期待できますが、そのことによる健康や美容効果は下記の通りです。

  • 腸内環境を整えてくれる
  • 美肌効果
  • 免疫力アップ
  • 便通改善
  • 生活習慣病の予防
  • アレルギー症状緩和
腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在しており、善玉菌が増えることによって体に嬉しい効果がたくさん期待できます。

その善玉菌を多く含んでいるのがヨーグルトです。

健康にも美容にも、非常に嬉しい食品ですね!

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ヨーグルトが腐る原因

健康にも美容にも嬉しい効果がたくさんあるヨーグルトですが、腐ってしまうことはあるのでしょうか?

発酵食品なので大丈夫と思う反面、乳酸菌なので不安にもなりますよね。

ヨーグルトが腐る原因について探っていきたいと思います。

常温で保存すると酸っぱくなる

パッケージには10℃以下の涼しい場所で保管するように書いていることが多いですよね。

では、常温で保存すると腐ってしまうのでしょうか?

実はヨーグルトは、腐りにくい食品であると言えます。

MEMO
開封前のヨーグルトであれば、多少の間常温放置しいてしまっても腐ることはありません。

ただ、常温放置してしまうと「酸っぱくなる」という点があります。

一般的なヨーグルトに含まれている乳酸菌は、20~45℃で活発に働き増加すると言われているのですが、増えすぎると酸っぱくなってしまうのです。

ですので、乳酸菌が活発に働きすぎないよう、冷蔵保存する必要があるのですね!

腐ってしまう原因は?

では、ヨーグルトが腐ってしまうのはどうしてなのでしょうか?

それは、乳酸菌ではなく、他の雑菌が増えてしまうからなのです!

注意
特に開封後のヨーグルトは要注意!
開封後のヨーグルトには、空気中やスプーンについた雑菌が入ってしまいます。

その状態で常温放置することによって、乳酸菌だけでなく他の雑菌まで増えてしまうのです。

MEMO
「常温保存で腐る」というよりは、「常温保存にすることで雑菌が増えて腐る」というイメージですね。

どちらにしても、冷蔵保存などの10℃以下で保存するようにしましょう!

自家製ヨーグルトを作るときの注意点

ちなみに、自家製ヨーグルトを作る場合は、タネ菌であるヨーグルトに牛乳を加えて常温で10~24時間放置させますが、これは乳酸菌の働きを活発にさせて発酵させるためです。

きちんと固まっていればヨーグルトの完成です!

ヨーグルトが完成したら、雑菌が増えないよう、すぐに冷蔵保存し乳酸菌の活動を休ませるようにしましょう。

MEMO
万が一、24時間以内に固まらなかった場合は、他の雑菌が増えている可能性があるので、破棄するようにしましょう。

正しい保存方法

ヨーグルトは基本的に冷蔵保存が安心でしょう。

10℃以下で保存することによって乳酸菌は活動しなくなりますし、雑菌の繁殖を抑えることができ、腐敗の進行を抑えることができます。

また、乳酸菌は20~45℃で活発に働くので、それ以下の温度であればすぐに腐ったりすることはありません。

MEMO
冬場であれば、少しの間冷蔵庫に入れ忘れていたとしても大丈夫でしょう。

夏場の場合は、腐敗しやすくなってしまうので早めに冷蔵庫に入れた方がいいかもしれませんね!

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腐ったヨーグルトの見分け方

ヨーグルトは腐ってしまうとどのようになってしまうのでしょうか?

腐ったヨーグルトの見分け方についてもご紹介いたします。

腐ったヨーグルトを食べるとどうなる?

腐りにくい食品であるヨーグルトですが、万が一腐ったヨーグルトを食べてしまうと、どのような症状が現れるのでしょうか?

個人差はあるようですが、下記のような症状が起こる可能性があります。

  • 腹痛
  • 下痢
  • 発熱
  • 気持ち悪くなる
上記のような症状が現れた場合、あまりにもひどいようでしたら病院を受診した方がいいかもしれませんね。

腐ったヨーグルトの見分け方とは

腐ったヨーグルトはどのような変化が出てくるのでしょうか?

下記のような変化が見られた場合は、腐っている可能性が高いので破棄するようにしましょう。

  • ヨーグルトの酸味ではないツーンと鼻をつくような酸っぱい匂い
  • カビが生えている
  • 色が黄色や茶色っぽく変色している
  • 苦みがある
  • 酸味がない

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ヨーグルトの特徴や、なぜ腐るのか、腐ったヨーグルトの見分け方についてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • ヨーグルトは腸内環境を整えてくれる効果があり、健康・美容面で期待できる効果がたくさんある
  • 開封前のヨーグルトであれば、多少の間常温放置しても大丈夫
  • 開封後のヨーグルトは、雑菌が繁殖しやすいので要注意!冷蔵保存必須!
  • ヨーグルトは10℃以下の場所(冷蔵庫)で保存することが適している

さまざまな嬉しい効果が期待できるヨーグルトですが、保存方法をしっかり守ることは大切ですね。

腐りにくいとはいえ、これから暑くなってきます。

保存方法には十分に注意してくださいね!

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