1歳児がヨーグルトを毎日食べても大丈夫?知っておくべきヨーグルト事情

蓋を開けるだけで食べられて、健康や美容にうれしい効果もたくさん詰まっているヨーグルト。やさしい口当たりとほのかな甘みで、お子様の朝食やおやつにも大人気ですよね。おいしそうに食べている姿を見ると、こちらまで嬉しくなってしまいます。ただ、気になるのが食べる量。毎日あげても大丈夫?どれくらいまでなら食べさせてもいいの?そこで今回は、

  • ヨーグルト、毎日あげても大丈夫?
  • ヨーグルトのうれしい効果
  • ヨーグルト選び、ここに気をつけて!
  • そのまま食べるだけじゃない!おすすめアレンジレシピ
についてご紹介させていただきます。

 

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ヨーグルトは毎日あげても大丈夫?


喉越しがよくてクリーミーなヨーグルト、大好きなお子様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。カルシウムやたんぱく質も豊富で、手軽に栄養が摂れるので、親としてもうれしい食材ですよね。でも、まだ体も小さいし、毎日あげても大丈夫?

ご心配なく!ヨーグルト、あげ方さえ注意すれば、お子様が毎日召し上がっても問題ありません!では、具体的に何に注意すればいいのでしょうか。

乳酸菌は取りすぎでも問題ない

まず、ヨーグルトと言えば!の乳酸菌。この乳酸菌自体は、取り過ぎても排出されるだけなので問題はありません。

むしろ、心配するべきはヨーグルトを食べ過ぎることでカロリーや脂質、糖質など他の栄養素を摂り過ぎてしまうこと。過剰なカロリーや糖質は、小児肥満の原因にもなりかねません。あげるときには、量に注意しましょう。

アレルギーや虫歯に注意しよう

ヨーグルトは三大アレルゲンである乳製品を含みます。乳製品は卵に次いでアレルギーが起こりやすい食品、ヨーグルトは牛乳に比べるとアレルギー反応が起きにくいと言われていますが、初めてあげるときには注意が必要です。

もし、何かあってもすぐに対処ができるよう、医療機関が開いている平日の昼間に、スプーン1杯程度から始めるようにしましょう。

また、噛まなくても食べやすく、口の中に留まる時間の短いヨーグルトは、比較的虫歯になりにくい食品です。ですが、加糖となると話は別。もう歯が生え始めた子に加糖ヨーグルトを食べさせたときは、食後にきちんと歯を磨いてあげましょう。

毎食に換算すると80~100gずつが適量

赤ちゃんが気に入ってくれたら、たくさん食べさせてあげたいもの。ですが、体を大きくする大事な時期、食事のバランスはとても重要です。ヨーグルトばかりあげるわけにはいきませんよね。では、実際にヨーグルト、どれくらいあげたらいいのでしょうか。

厚生労働省がすすめる「授乳・離乳の支援ガイド」

乳幼児に与えるべき乳製品の量は、厚生労働省がすすめる、「授乳・離乳の支援ガイド」に記載されています。これによると、1回の食事で摂取してもいい乳製品の量は100g。

ただ、1歳になると、牛乳やチーズなど、他の乳製品を少しずつ食べ始めることも。その量とバランスを考えて、ヨーグルトを毎食あげるときは、大体80~100gくらいを目安にするといいでしょう。

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ヨーグルトのうれしい効果


体に良いイメージのあるヨーグルト。大人でも、健康のために毎日食べているという方も多いのではないでしょうか。ここからは、ヨーグルトのうれしい健康効果をみていきましょう。

腸内環境を改善してくれる

ヨーグルトに豊富に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌の代表格です。実はこの善玉菌、腸の中で3日程しか生きられません。ヨーグルトを毎日摂ることで、コンスタントに善玉菌を補給してあげると、腸内環境の改善に繋がります。便秘がちなお子様にもおすすめですよ。

免疫力がアップする

ヨーグルトが腸内環境を改善してくれると書きましたが、実は人の免疫細胞の、なんと7割が腸にいると言われています。

食べたものの栄養素は腸で吸収されますが、このとき腸には良いものも悪いものも、一緒に運ばれている状態。そこで腸に住む免疫細胞が、悪いものと戦って、良いものだけを吸収しようと頑張ってくれています。

善玉菌によって腸内環境が整うと、この免疫細胞の働きもアップ!免疫力がとかく気になる今だからこそ、積極的にお子様にも食べさせてあげたいですね。

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お子様のヨーグルト選び、ここに気をつけて!


ヨーグルトが体に良いことはわかったけれど、最近は売り場にもたくさんの種類が並んでいますよね。乳幼児にあげるときは、どんなヨーグルトを選べばいいのでしょうか。

酸味の少ないヨーグルトを選ぼう

乳幼児は酸味が苦手な場合が多いです。これは好き嫌いではなくて本能的なもの。自然界において、酸味=腐敗と認識されるので、危険を避けるために酸味を苦手と感じるようにできているのです。

なので、なるべく味のマイルドな、酸味の少ないヨーグルトを選んであげましょう。まずは味見をしてからあげると安心です。

加糖ヨーグルトは避けよう

前述したように虫歯の危険になるだけでなく、まだ味覚が形成される前のお子様には、できるだけ素材の味を活かした薄味を心掛けたいところ。甘い味に慣れてしまうと、嗜好が偏ったり、肥満に繋がったりといった可能性も出てきます。

毎食あげるとなればなおさら、シンプルな無糖ヨーグルトを選びましょう。フルーツの入っているヨーグルトも、加糖ヨーグルトと考えてくださいね。

ラベル表示のここをチェック!

ヨーグルトの棚には、たまに「乳等を主要原料とする食品」が含まれていることがあります。これは厳密にいうとヨーグルトではないので要注意!ラベルや原材料をよくチェックして、「はっ酵乳」と表記があるもの、なるべく生乳や乳製品のみで作られたものを選ぶようにしましょう。

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そのまま食べるだけじゃない!おすすめアレンジレシピ


シンプルなヨーグルトは他の料理やお菓子に、アレンジもしやすい食材です。お子様にもおすすめのアレンジレシピをご紹介しましょう。

ヨーグルトケーキに

プレーンヨーグルトを、キッチンペーパーを敷いたざるに入れて1時間以上水を切ります。あんまり切りすぎると食べにくくなってしまうので注意!ぽってりとクリーム状になるくらいが目安です。

あとは食パンや、卵と粉と牛乳で作ったシンプルなパンケーキと併せてケーキ風に!いちごなどの果物を乗せてあげてもいいですね。1歳のバースデーケーキにもおすすめのアレンジです。

カレーに混ぜて

離乳食も完了期に入る1歳ごろから、子ども用のカレーを食べられるようになります。コクやまろやかさを出すために、大人用のカレーの隠し味に入れることも多いヨーグルト。子ども用のカレーに少し混ぜてあげても、おいしく食べやすくなりますよ!

フルーツと一緒に

市販のフルーツヨーグルトには、砂糖も入っていることが多くあまりおすすめできません。ですが、おうちでフレッシュな果物を切ってプレーンヨーグルトと混ぜてあげれば、お子様のアレルギーなどにも配慮でき、またヨーグルトに含まれないビタミンなども一緒に摂れるのでおすすめのアレンジです。

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まとめ

いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 腸内環境を整え、免疫力もアップしてくれるヨーグルト、アレルギーや量に注意すればお子様にも毎日あげて大丈夫!
  • 加糖ヨーグルトは虫歯や肥満の原因にも!シンプルな無糖ヨーグルトを選ぼう
  • アレンジもしやすいヨーグルト!上手に活用しよう

大人にもお子様にもうれしいヨーグルト。家族みんなで同じものを食べることができるって、なんだかうれしいですよね。ぜひ、お子様お気に入りのヨーグルトを見つけて、ステキなデザートタイムを過ごされてくださいね!

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