忙しいとついつい不足しがちになってしまいますよね。コンビニやファストフードで手軽に済ませる食事は便利ですが、やはり野菜不足も気になるところ。野菜ジュースはそんな忙しい方たちや野菜が苦手という方たちにとってはまさに救世主的な存在ですよね。しかし、そんないつでも気軽に購入できて便利な野菜ジュースですが、「野菜ジュースは体に悪い」という意見もあります。果たして野菜ジュースは体に良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?今回は、
- 野菜ジュースの特徴
- 野菜ジュースのメリットは?
- 野菜ジュースの1日の適量は?
についてご紹介させていただきます。「野菜ジュースが好きで毎日飲んでいる!」という方や、「野菜が苦手・・・。」という方はぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。
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目次
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野菜ジュースの特徴
まずは野菜ジュースの特徴について以下に記載させていただきます。
野菜ジュースの製造方法
野菜ジュースは、製造過程で野菜をしぼったり加熱処理したりする工程を経てジュースにするため、その工程でビタミンCや食物繊維が減少してしまうのです。そのためあとから合成ビタミンを添加している野菜ジュースもありますが、やはり野菜ジュースを摂取するよりも生の野菜を食べた方が体には良いのでしょう。
カロリー・糖質
野菜ジュースはそのメーカーや種類によりますが、飲みやすいように甘味料を入れている野菜ジュースもありますのでカロリーや糖質は少ないとは言えないでしょう。そのためこれを1日に何本も飲めば高カロリー摂取となり、肥満の原因のもつながる恐れがあります。
野菜ジュースのメリット
- まとめ買いができる・・・生野菜はものにもよりますがすぐに鮮度が落ちて食べられなくなってしまうものもありますので、まとめ買いがなかなかできませんよね。ですが野菜ジュースでしたら日持ちするのでまとめ買いすることができます。
- 野菜嫌いな人でも飲みやすい・・・お子様で野菜嫌いという子は多いですよね。大人でも野菜が苦手.という方も多いでしょう。ですがクセがなく飲みやすい野菜ジュースなら、野菜嫌いの方でも抵抗なく飲むことができます。
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野菜ジュースで胃もたれが起きる?
野菜ジュースで胃もたれがしてしまうというのは本当なのでしょうか?以下に記載させていただきます。
消化酵素が失われている
野菜ジュースを飲む時には市販の野菜ジュースを購入するという方が多いかと思います。市販の野菜ジュースですと、製造工程で加熱・濃縮という作業が行われているため、その工程で一部のビタミンや消化酵素などの多くの栄養素が失われてしまうのです。消化酵素とは、胃や膵臓・小腸などの消化器官から分泌される酵素のことで、食物の消化吸収に欠かせない成分のことです。市販の野菜ジュースは必ず加熱処理をするため、元々の野菜に含まれていた消化酵素が失われてしまうのです。そのため消化をする過程で胃腸に大きな負担がかかってしまい、消化不良を起こし、腹痛や下痢を引き起こす可能性があるのです。
食物繊維の摂り過ぎ
胃腸が弱いけど野菜ジュースは飲みたいという方には食物繊維の量が少ない野菜がおすすめです。食物繊維は生で摂取するよりもジュースにして摂取する方が体に吸収されやすいので、胃腸に負担をかけずに飲むことができます。
添加物による悪影響
野菜ジュースには、「酸味料」や「香料」・「pH調整剤」などが含まれているものもあります。これらの添加物は食品安全委員会によって許可された食品添加物ではありますが、あまりに多く含まれているものは体によいとは言いにくいのでなるべく避けるようにしましょう。
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健康的な野菜ジュースの飲み方
それではここからは「健康的なジュースの飲み方」についてご紹介させていただきます。
安全な野菜ジュースの選び方
安全なジュースを選ぶ上で気にしてほしいポイントは以下になります。
- 食塩・砂糖どちらも不使用かどうか
- 野菜汁と果汁の割合はどうか
食物繊維が少なめの野菜ジュースを選ぶ
食物繊維が少なめの野菜ジュースを選ぶようにしましょう。
1日の適量
野菜ジュースの1日の目安量は1本と言われています。
自作してみる
時間や余裕がある場合には、市販の野菜ジュースよ自宅で自家製の野菜ジュースを作る方がおすすめです。トマトやにんじん・緑黄色野菜やりんごやみかんなどの果物・ケールなどの栄養素の高い野菜をお好みで組み合わせて作ると良いでしょう。添加物が入っていない野菜の栄養を丸ごと摂取できる野菜ジュースを作ることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?野菜ジュースについてメリットだけでなくデメリットもご紹介させていただきましたので、よろしければ今後野菜ジュースを選ぶ際の参考にしてみてください。
この記事をまとめると
- 野菜ジュースは、製造過程で野菜をしぼったり加熱処理したりする工程を経てジュースにするため、その工程でビタミンCや食物繊維が減少してしまう。そのためあとから合成ビタミンを添加している野菜ジュースもあるが、やはり野菜ジュースを摂取するよりも生の野菜を食べた方が体には良いだろう。
- 野菜ジュースのメリットは、まとめ買い長期保存ができることや、クセがなく飲みやすいので野菜嫌いの人でもあまり抵抗なく飲めることである。
- 野菜ジュースの適量は1日1本である。