皆さんは、山芋が手に入ったらどのような料理にして召し上がられますか?
すりおろしてご飯・お蕎麦に乗せたりお好みの食材と和えて一品として、ネバネバ食材と一緒にサラダにして、大きめに切ってベーコン・きのこ類と一緒にソテー・煮物に入れてなど、万能に使えるだけでなく栄養が豊富なことでも嬉しい山芋は、お疲れ気味の時や夏バテ対策にも欠かせませんよね。
今回は、山芋を使った美味しいレシピ10つをお教えします。山芋料理にマンネリ気味な方は、必見ですよ。
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目次
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やまいものおすすめレシピ10選
ここからは山芋を使ってお手軽にできるレシピから、王道レシピ・ひと手間かけて美味しく頂けるレシピ10選をご紹介します。お料理初心者でも簡単に作れるレシピも満載ですので今晩の献立に・お酒のおつまみに、お好みの一品を見つけてくださいね。
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やまいもステーキ
山芋の食感を生かした簡単レシピです。和風・洋風とアレンジも可能なので、献立に合わせて味付けしてくださいね。
- 山芋(300g)は下処理を済ませ、皮を剝いておきます。ニンニク(1片)を微塵切りし、山芋を2cm幅の輪切りにして両面に塩・胡椒を振っておきます。
- フライパンに有塩バター(10g)と先ほどのニンニクを加え、中火で加熱します。
- ニンニクの香りがたったら、先ほどの山芋を入れて中火で両面を焼きます。
- 両面に焼き目がついたら、醤油(大さじ2)・酒(大さじ1)・砂糖(小さじ2)を加え、中火で炒め合せます。
- 全体に味が馴染んだら完成です。お好みで、小ネギ・刻み海苔をかけて頂きます。
他にも、オリーブオイルで炒めてポン酢をかけて・バターとコンソメで炒めて洋風にとアレンジしやすい一品です。
お好み焼き
特に関西の方はお好み焼きを作る際に、山芋を生地に混ぜ合わせて作る方も多いのではないでしょうか。小麦粉の量が少なめなのでヘルシー・出来上がりもふんわりとしますよ。
- キャベツ(300g)を、お好みで粗微塵切り・粗千切りします。またお好みの具材(青ネギ・ちくわ・紅しょうがなど)も切っておきます。
- 下処理した山芋(50g)をすりおろしだし汁(1カップ)でのばします。そこへ小麦粉(90g)と先ほどのキャベツ・先ほどのお好みの具材・天かすなどを入れて、軽く混ぜ合わせます。混ぜる際は一生懸命せずに、空気を含ませるようにふんわりと混ぜ合わせます。
- 先ほどの生地ベースを1人前ずつに分けて、焼く直前にそれぞれに卵(1つ)を加えてざっくりと混ぜます。
- フライパン・ホットプレートなどを中火で十分に熱し、サラダ油を全体に馴染ませます。先ほどの生地ベースを軽く広げながら流し入れます。形を整えたら生地の上に、お好みの量の薄切り豚バラ肉(薄切り豚ロース肉も可)を乗せます。
- 片面が焼けたらひっくり返します。ひっくり返した際、上から押さえずにじっくりと焼きます。焼き方はお好みで蓋をして蒸し焼きにしても良いですよ。
- 両面がしっかりと焼けたら完成です。お好みで、ソース・マヨネーズ・からし・青のり・かつお節・一味などをかけて頂きます。
お好み焼きの具材・焼き方・お肉や海鮮類・仕上げの調味料など、ご自身のお好みでアレンジ可能ですので、是非お気に入りの味を見つけてくださいね。山芋を生地に少し入れるだけで、ふんわり・ヘルシーなお好み焼きになりますよ。
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グラタン
山芋を使ったグラタンは、山芋をすりおろしたもの・山芋を叩いてつぶしたものでも簡単にできる一品です。準備が整ったら、後はトースター・オーブンで焼くだけですよ。
- 長ネギ(0.5本)を斜め切り、ベーコンを短冊切りにします。山芋(150g)は下処理をした後、すりおろして薄口醤油(小さじ0.5)・卵(1個)と混ぜ合わせておきます。
すりおろさない場合は、山芋の下処理後にビニール袋に入れてめん棒で叩きます。全て叩ききらず少し塊が残っていても構いません。叩いた山芋の袋にほんだし(小さじ2)・めんつゆ(大さじ1)・卵(1個)を入れて混ぜ合わせます。 - フライパンにサラダ油を熱し、先ほどのベーコン・長ネギを軽く炒め塩・胡椒をして耐熱皿に入れます。皿に、先ほどの山芋を流し入れて上にお好みの量のチーズを乗せます。
- トースター・オーブンで焼き色が付くまで約10分程焼きます。叩いた山芋の場合は、お好みの食感になるまで焼いてくださいね。最後に、お好みで小ネギをかけて頂きます。
ホワイトソースが無くても、山芋の優しい味わいが楽しめるグラタンが作れますよ。お好みの食感で作ってみてくださいね。
鉄板焼き・ふわふわ焼き
居酒屋メニューで大人気の山芋の鉄板焼き・ふわふわ焼きですが、実は簡単つくることができますよ。フライパンはもちろん、雰囲気も出て使い勝手の良いスキレットでもつくることができます。
- 山芋(約300g)を下処理した後、皮を剝きすりおろします。すりおろしたとろろと卵(1個)・白だし(大さじ1.5)なければ醤油(大さじ0.5)・酒(大さじ2)を入れてよく混ぜ合わせます。
このままでもフワフワ・トロトロの仕上がりになり美味しいですが、もっちり感が欲しい方は小麦粉(大さじ2)程度入れても良いです。 - フライパンまたはスキレットにサラダ油をひき、生地を流し込み弱火で焼きます。焼き色がついてきたら、ひっくり返しお好みの加減まで焼きます。この際、お好みで蓋をして蒸し焼きしても良いです。
- 両面がお好みの加減に焼けたら完成です。刻みネギ・刻み海苔・かつお節・あおのりなどを乗せ、お好みの調味料(ポン酢・マヨネーズ・お好みソースなど)をかけて頂きます。
生地にしっかり味付けをしている場合は、調味料なしでも楽しめますよ。
お好みの味付けでアレンジが可能なので、チーズを乗せて・細かく刻んだタコを入れて・仕上がりのトッピングに卵黄を乗せてなど色々と試してみてくださいね。
とろろ
山芋の定番メニューのとろろは、色んなものにのせて・色んな食材と和えたりして楽しむことができますよ。
- 山芋の下処理をしたあとに、すりおろします。すり鉢が良いですが、ない場合は目の細かいおろし器を使うようにしましょう。滑りやすいので、おろし器を固定してすりおろします。
手で持つ部分を皮むきせずに残して、徐々にすりおろしていくと痒みの心配がありません。
ミキサーなどを使用する場合は、小さめに切った山芋を水分・だし汁などと一緒にすると回りやすくなります。 - お好みで、だし汁・調味料などを加えて味付けをします。
ご飯に乗せて・お蕎麦やおうどんに乗せて・唐揚げなどの揚げ物に乗せて・オクラや納豆などのネバネバ食材と合わせて・サラダに乗せて・お刺身と合わせてなど、とろろにした山芋はお好みでアレンジ可能です。好きな食べ方を見つけてみてくださいね。
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サラダ
とろろにした山芋でも、生の千切りした山芋でも美味しくサラダにできますよ。色んなサラダにアレンジして、食感を楽しんでくださいね。今回は、栄養豊富でヘルシーなネバネバサラダをご紹介します。
- 下処理した山芋(お好みの量)を短冊切りにします。生で山芋を食べる時は、繊維に沿って縦切りするとアクが出づらくなり、シャキシャキ感とみずみずしさを味わえますよ。
オクラ(お好み量)はさっと茹でて小口切りに、なめこ(お好み量)もさっと茹でます。わかめ・納豆・めかぶなどを準備します。 - 砂糖(小さじ1)・酢(大さじ1)・醤油(大さじ1)と、先ほどの食材を和えて完成です。
ネバネバサラダ以外にも、山芋を使ったポテトサラダ・山芋をアクセントにした水菜とベーコンのサラダ・きゅうりと山芋を和えた和風サラダなど、アレンジは無限ですので是非お好みのサラダをつくってくださいね。
山芋の煮物
山芋はサラダなどでシャキシャキとした食感を楽しめるだけでなく、じっくり煮込むことでホクホク感も楽しめます。とっても簡単なのに、本格的な味わいなのでおススメです。
- 山芋(400g)を下処理した後、皮を剝き2cm幅の半月切りにします。細めの山芋の場合は、輪切りでも良いです。少し厚みがある方が、ホクホクとした食感になりますよ。
- 切った山芋を鍋に入れ、たっぷりの水を入れて弱火で5~6分程度下茹でをします。下茹ですることで、味の染み込みが良くなりますよ。
- 山芋に火が通ったら、水を注ぎ入れて粗熱を取ってから、手ですくい上げて別の鍋に移します。この時に、ざるに上げてしまうと柔らかくなった山芋が崩れてしまうので、注意しましょう。
- 山芋の入った鍋に、だし汁(300ml)・薄口醤油(大さじ2弱)・みりん(大さじ2弱)・砂糖(大さじ2弱)を入れ中火で加熱します。
- 沸騰したら約5分程度弱火にかけてから、火を止めて置きます。ここから数時間程度、煮汁を冷ますことで味がしっかりと染み込みます。しっかりと冷ましたら完成です。冷たいままでも、温めなおしても美味しく頂けますよ。
生でも食べられ・柔らかい山芋の煮物は意外かもしれませんが、練り物などと一緒に煮込むと満足な1品になりますよ。是非、煮物でも山芋を試してみてくださいね。
味噌汁
お味噌汁にもぴったりの山芋は、すりおろして・叩いて・切ってと様々な食感を楽しむことができますよ。
とろろにした山芋のお味噌汁はとろみのある食感に、切ったり叩いたりした山芋のお味噌汁はしっかりとした食感になります。
- 山芋は下処理後に短冊切りにします。お好みの具(わかめ・麩など)を準備します。
山芋をすりおろして使う場合は、下処理しておきます。 - 鍋でだし汁を煮立て、先ほどの山芋を入れて味噌を溶きます。
山芋をすりおろして使う場合は、先に沸騰しただし汁に味噌を溶かし入れます。 - お好みの具も加えて混ぜ合わせ、完成です。
山芋をすりおろして使う場合は、再び沸騰する直前にすりおろしたものを入れて一混ぜし、お好みの具を入れて完成です。
お味噌汁だけでなく、洋風・和風・中華スープに、豚汁にも使えますので、是非自分好みのスープを作ってみてくださいね。
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天ぷら
山芋の天ぷらも、居酒屋メニューで大人気ですよね。すりおろした山芋・短冊切りにした山芋でも作ることができます。お好みの食感で楽しんでくださいね。
- 山芋を下処理後、皮を剝きすりおろします。(または、山芋を短冊切りにします。)
- すりおろした山芋を片栗粉(大さじ1.5)・卵白を入れて、固めの粘りになるまで混ぜ合わせます。
(短冊切りの場合は、水と小麦粉を混ぜ合わせ適度な固さに混ぜ合わせておきます。) - スプーンで先ほど混ぜ合わせたものを掬い、海苔に乗せて巻きます。
(短冊切りの場合は、山芋を帯状に切った海苔で巻き、先ほどの衣に絡めていきます。) - 170度の油で、きつね色になるまで揚げます。
- 盛り付けして完成です。お好みで、お醤油・塩を付けて頂きます。
おつまみにも副菜にも使える一品ですので、是非お試しくださいね。
漬物
切って漬けるだけの山芋のお漬物は、お手軽なのにとても美味しく大量消費にも良いですよ。
- みりん(大さじ3)・酒(小さじ1)を耐熱ボウルに入れ、600wで1分加熱ししっかりと煮立てます。
- 加熱後直ぐに砂糖(小さじ1)を加えて混ぜ合わせ、そのまま冷やします。
- 山芋は下処理後に皮を剝き、縦半分に切ります。
- ポリ袋に加熱して合わせた液・薄口醤油(大さじ3)と先ほどの山芋を入れて、空気を抜いて袋を閉じ冷蔵庫で1日~置きます。
- 漬かったら、山芋を食べやすい大きさに切り完成です。お好みでわさびと一緒に頂きます。
ご飯のお供はもちろん、お酒のおつまみにも合いますよ。置くだけで簡単に作れますので、是非常備してくださいね。
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まとめ
ここまで、山芋のおススメレシピ10選をお伝えしました。お料理初心者の方でも本格的な味わいが楽しめるレシピばかりですので、お好みの1品をぜひ見つけてくださいね。
山芋はすりおろし・切って・叩いてと食感が幅広く楽しめるだけでなく、生・炒め・揚げ・煮込みと調理法も多くアレンジも無限です。栄養素も豊富な山芋をぜひ手に入れて、作ってくださいね。
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