サンマは塩焼きやお刺身などで美味しく食べられる秋の魚ですが、“焼きサンマで食あたりになるの?”という疑問について着目しました。
あまり食中毒のイメージがない魚かもしれませんが、実は寄生虫アニサキスが潜んでいる可能性もあります。そこで今回は、
- 焼きサンマで食あたりになる?
- 寄生虫アニサキスによる食中毒
- 腐った時の見分け方
こちらのテーマについて紹介いたします。
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焼きサンマで食あたりになる?
サンマは秋が旬の魚で、美味しい食べ方は様々あります。『焼きサンマ』もそのうちの一つですが、焼いたサンマで食あたりになることはあるのでしょうか?
サンマはお刺身として食べることもできるので生食できる魚ですが、生焼けの焼きサンマは食中毒になることもあります。
その理由は、サンマに付着している可能性のある寄生虫アニサキスと、サンマが傷んでいるという2つがあります。
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生焼けのサンマはアニサキスに注意
サンマには、アニサキスという寄生虫が潜んでいることがあります。アニサキスはサンマ以外の海に生息する魚につきやすい寄生虫で、生きたまま体内に入ると下痢や腹痛といった食中毒症状が出ることがあります。
サンマの寄生虫リスクや対処法などについて下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
アニサキスに注意した方が良い食べ方
アニサキスは、魚が死んでいてもアニサキスを生きた状態で食べると下痢や腹痛などの食中毒症状が現れます。サンマは生で食べることもできるので、注意すべき食べ方・調理法がいくつかあります。
- お刺身
- お寿司
- たたき
- なめろう
- カルパッチョ
サンマを生食するには、お刺身やお寿司・たたき、お洒落なカルパッチョなどがあります。一度冷凍処理したサンマであれば、万が一混入しているアニサキスも死滅しているので食べても問題ありませんが、一度も冷凍せずそのままの状態で調理した場合はアニサキスが生きたまま混入している可能性が高いです。
たたきにやなめろう関しては、アニサキスごと刻んでいることが多いので危険性は低くなります。
お刺身・お寿司・カルパッチョ>>>たたき・なめろう
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サンマは腐るとどうなる?
アニサキスなどの寄生虫以外のも、傷んだサンマを食べると食中毒症状を起こします。腐ってしまったサンマには、このような状態が現れます。
- ぬるぬるしてヌメリがある
- ねっとりしている
- お腹がぶよぶよ柔らかい
- 強烈に生臭いにおいがする
サンマが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたサンマを見分けるには「柔らかさ」がポイントになります。お腹の部分がぶよぶよと柔らかくなっているサンマは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。
購入後の見分け方ですが、表面がぬるぬる・ねっとりしたサンマには注意が必要です!ヌメリはサンマの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。
どろどろして内臓部分が溶けているサンマは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- サンマにはアニサキスがいる可能性があるので生焼けには注意
- 生焼けだと生きたアニサキスにより下痢や腹痛といった症状が出ることも
- 傷んだサンマも食あたりが危険!鮮度の良いうちに消費を
サンマには寄生虫がいる可能性があるので、加熱して食べる際もしっかり中まで火が通るようにしましょう。
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