置いていた焼き菓子を食べたらカビが生えていた!となれば、誰しも少し不安になってしまうのではないでしょうか?そこで今回は
- カビの生えた焼き菓子を食べてしまっても大丈夫?
- 焼き菓子にカビが生える原因
- 焼き菓子の賞味期限はどれくらい?
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- 焼き菓子の保存方法
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目次
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カビの生えた焼き菓子を食べてしまっても大丈夫?
基本的に、カビの生えた焼き菓子を少し食べてしまったくらいで食中毒症状を起こすことは、あまりありません。
現時点で特に問題ないなら気にしすぎないことも大切です。
ただしカビが生えた食品は、カビ毒が含まれる可能性があり味や食感が変わっていることがあります。
食べる前にカビに気付いた場合には、食べないことをおすすめします。
またカビというのは、表面に目に見える形で出ているのは最終段階である、と言われています。
それよりも前にすでに品質や風味は落ち、傷みはじめていたはずです。
その段階を経て、最終的に目視で確認できるほどのカビが発生するのです
つまりカビは表面を取り除けば終わりというものではなく、すでに内側は傷んでいるのだということを覚えておいてくださいね。
焼き菓子にカビが生える原因
焼き菓子にカビが生えてしまう原因は、どのようなものなのでしょうか?
温度・湿度の高い場所での保存
一番の原因は、その保存方法です。
保存料がたっぷり入っているならともかく、そうでないシンプルな焼き菓子なら温度や湿度には注意が必要です。
基本的に焼き菓子というのは常温で保存するものです。
ですがあまりに高温多湿の場所に置いておけば、どんな食材でも傷んでしまいます。
焼き菓子の保存は直射日光を避け、湿気の少ない常温が適していますよ。
賞味期限切れ
まずはじめに、賞味期限の定義について確認しておきましょう。
そもそも賞味期限というのは、メーカー側もかなり余裕を持って設定しているはず。
とはいえ賞味期限切れの食品については、当然メーカーも責任は負えません。
そうならないためにも賞味期限はしっかり確認し、期限が切れる前に食べきるように心がけてくださいね。
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焼き菓子の賞味期限はどれくらい?
主な焼き菓子の賞味期限は、どれくらいなのでしょうか?
パウンドケーキ/マフィン
一般的にパウンドケーキやマフィンは、1週間ほどは日持ちがすると言われています。
ただしこれは具材の入っていない、プレーンなものの話。
フルーツなどの入ったものであれば水分量が増えるため、日持ちはさらに短くなります。
またアルコールの効いたものであれば、逆に長持ちすることもあります。
クッキー
クッキーは焼き菓子の中でも比較的賞味期限が長く設定されていることが多いです。
その理由は水分が少ないため。
傷む原因がほかより少ないので、長く日持ちがするんですね。
未開封のクッキーの賞味期限は、市販のもので数か月から1年ほど。
専門店で販売されているものだと20日から1か月ほど、といったところです。
ワッフル
市販のワッフルなら、パウンドケーキと同じく1週間ほどが日持ちの目安となっています。
焼きたての製品を購入した場合などはさらに短く、当日中もしくは翌日中くらいでしょう。
商品が密閉されているかどうかなどでも保存期間は変わってきますので、しっかり確認するようにしましょう。
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賞味期限切れはいつまで食べられる?
置いていた焼き菓子の賞味期限が切れてしまっていた!いつまで食べられるのか、その見極め方をご紹介します。
1週間〜2週間
賞味期限が切れていることに気付いたら、まずは目視で状態を確認します。
カビが生えていたりあきらかに状態が変わっているなら、食べずに破棄するのがよいでしょう。
見た目に問題がない場合は、においをチェック。
それでも大丈夫なら最後は食べてみてください。
バターなどの油脂は、日が経つと空気や光の影響で酸化し、不快な油臭さを発することがあります。
油脂が酸化した焼き菓子は味や風味が落ち、品質は劣化してしまいます。
気にならないなら食べても特別問題はありませんが、おいしくはないと思います。
またスーパーやコンビニなどの市販のお菓子であれば、ほとんどの場合問題なく食べられるでしょう。
半年以上は腐る?
いくら賞味期限と言えど、半年過ぎれば品質の劣化は免れません。
カビが生えている場合もあるでしょうし、乾燥してカサカサになっているかもしれません。
また見た目に問題がなくとも、風味は間違いなく落ちています。
油脂が酸化したり風味が飛んでいたり、乾燥しているか湿気ているか、なんにせよ状態が変わらないということはないと思います。
ただし見た目に問題がなければ食べられるものはあるかもしれません。
たまたますごくいい状態で保存できていた、という場合もあるでしょう。
まずは状態を確認して、自己責任で試してみてください。
またスーパーやコンビニなどの市販のお菓子なら、問題なく食べられることのほうが多いとも言えます。
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焼き菓子の保存方法
焼き菓子はどのように保存するのがよいのでしょうか。正しい保存方法についてご紹介します。
常温保存
一般的に、焼き菓子は常温で保存するものです。正しくは、高温多湿を避けた冷暗所で保存します。
開封済なら冷蔵庫に入れてもいいですが、未開封のものは常温で。
賞味期限を必ず確認し、期限内に食べきりましょう。
ただし前述の通り賞味期限とは、未開封の場合の目安のことです。
開封済のものは速やかに食べきるようにしてくださいね。
冷蔵保存
冷蔵保存はダメというほどではないですが、あまりおすすめできません。
におい移りも気になりますし、冷蔵庫に入れると結露する可能性ああるからです。
結露は傷みの直接の原因になるため、ないのがベストです。
またパウンドケーキやマフィンなど、バターを多く使った焼き菓子は冷蔵庫に入れると硬くなってしまいます。
そのため食べる際には常温に戻す作業が必要になってきます。
ですが開封済の焼き菓子の、短期間の保存場所としては最適かもしれません。
かならず密閉して保存するようにしてくださいね。
冷凍保存
焼き菓子を長く保存したいなら、冷凍保存はおすすめです。
できるだけ密閉できる袋に入れて、空気に触れさせないようにしましょう。
食べるときは自然解凍か、トースターなどで温めても。
クッキーなどは自然解凍では湿気てしまう可能性が高いので、トースターで水分を飛ばすのがいいかもしれませんね。
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まとめ
焼き菓子の賞味期限や保存方法について、ご理解いただけましたか?
この記事をまとめると
- カビの生えた焼き菓子を食べたからといって、食中毒になるとは限らない
- 焼き菓子の種類によっても違うが、賞味期限が切れても食べられることは多い
- 焼き菓子は常温保存が基本、長持ちさせたいなら冷凍も
賞味期限が切れていると少し不安になるかもしれませんが、様子見で食べてみるくらいならさほど問題はありません。
期限切れは自己責任にはなりますが、食品を無駄にしないためにも食べられるものを見極める目も大切ですね。
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