野母んあじの旬の時期・特徴まとめ【長崎県野母崎町のブランドアジを解説!】

野母んあじ
長崎県野母町のブランドアジである野母んあじ。どのような特徴があるのでしょうか。旬の時期や特徴について解説します。

画像:http://www.pride-fish.jp/

 

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野母んあじについて

特徴

野母んあじは「のもんあじ」と読みます。長崎市野母町樺島沖で獲れたもので、26㎝以上、300~500gの基準に合格したものに限って野母んあじというブランド銘が付けられます。他のアジと比べて全長26~30cmと大きいことが特徴です。長崎市沖の栄養豊富な海水が海面に上がってくる場所はアジ曽根、ヒラジ曽根と呼ばれ、プランクトンが多く発生する場所になっています。野母んあじは回遊性では無く、瀬に居ついて餌を食べている瀬付きアジで、その豊富なプランクトンを食べるのでたっぷりと栄養を蓄えて丸々としていて脂がのっていて旨味があり絶品です。アジとは思えないほどの濃厚な味わいが特徴で、身が引き締まって食感はコリコリしていて、和の鉄人として活躍された料理人である中村孝明さんも推薦する高級ブランド魚です。

漁獲方法

熟練の漁師によって1尾ずつ丁寧に獲られ、手も触れずに船内のいけすに放たれます。傷が少なく新鮮な状態で活魚流通センターのいけすに水揚げされます。その後キズ、擦れの無い物を丁寧に選別して出荷されているという徹底ぶりで、活締め、血抜き、神経抜きをして、直接氷が魚体に触れないように箱立てをして出荷されます。厳しい基準の徹底した品質管理を行っているため、野母んあじは見た目がとてもきれいで美しいのです。市内でも多くは出回らない高級魚です。

価格の相場

1尾2000円~3000円前後と高級です。普通のアジに比べて高いですが、その美味しさは折り紙つきですよ!

 

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旬の時期

旬は4月~6月と10月~12月の2回です。旬の時期には脂がのって丸々と太り、食べると旨味のある脂が滲み出て絶品です。

 

美味しい食べ方

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旨味が強いので、薬味は使わずに食べると風味を味わうことができます。醤油のみで食べる刺身は脂がのっていて味わい深く絶品です。焼き魚にしても肉厚で美味しくいただけます。

 

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食べられるお店

いけす居酒屋むつ五郎

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大きいいけすを構え、新鮮な魚を食べることができることが特徴です。野母んあじは1尾2800〜4000円前後で食べることができ、新鮮なので美味しさは格別です。野母んあじは天然物で入荷がないときもあるので、来店前の確認が必須です。

店舗情報
住所: 長崎県長崎市八幡町9-8
電話番号 :095-825-6560
定休日:年末年始
営業時間:11時〜14時15分、17時〜22時

HP:http://www.mutugoro.net/menu.html

 

野母崎海の健康村内のレストランさざなみ

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陽の岬温泉と宿泊施設が一体となった癒し空間の1階にある海が望めるレストランです。その日に水揚げされた新鮮な魚介類を味わうことができます。野母んあじの刺身は身がコリコリとしていて絶品です。

店舗情報

住所:長崎県長崎市野母町692-1 野母崎海の健康村
電話番号:095-893-1133
定休日:不定休
営業時間:11:00~14:30
HP:https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42004766/

 

おおとり丸

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その日に定置網にかかった新鮮な魚を提供しています。さしみ定食や煮つけ、塩焼き、揚げ物など旬の食材を1番美味しい方法で提供しているこだわりのお店です。時期によって野母んあじが使われていない場合もありますので、来店する際は電話で確認してみてくださいね!

店舗情報

住所:長崎県長崎市野母町1432-13
電話番号:095-893-2113
定休日:月曜日
営業時間12:30~16:00
HP:http://www.ootorimaru.com/

 

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まとめ

熟練の漁師に丁寧に1尾ずつ釣られ、その後の品質管理も徹底している野母んあじ。市場での出回りも少ない高級魚ですが、その身の美しさとアジかと疑うような風味の豊かさに驚くこと間違いなしです。時期によっては獲ることができていない場合もありますので、食べに行く際は店に事前に確認しておくことがおすすめです。