ワインに賞味期限はある?夏に常温保存すると腐る?保存方法も

ワインには賞味期限がないことを知っていますか?ワインにはそもそも腐るという概念がありません。何十年も前に作られたワインが飲めるのもそのためです。しかし、正しい方法で保存しないと劣化して味が落ちてしまうことはあります。そこで、今回は

  • ワインに賞味期限はある?夏に常温保存すると腐る?
  • ワインが劣化して飲めなくなるとどうなる?
  • ワインの熟成について
  • ワインの飲み頃はいつ?
  • ワインの正しい保存方法
についてご紹介いたします。

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ワインに賞味期限はある?夏に常温保存すると腐る?

購入後うっかり飲み忘れていたワインを見つけて賞味期限を確認しようとしたことはありませんか?食品には賞味期限や消費期限が記載されていますが、ワインにはその表記がありません。ワインは賞味期限がない』のです。しかし、賞味期限がないからいつまでもおいしいというわけではありません。保存方法が適切でなければ劣化してしまいますし、おいしく飲める『飲み頃』はあります。

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賞味期限は無い

ワインはボトルに詰められた後も熟成していきます。ぶどうの種類や製造方法、保存方法によって飲み頃になる時期が違うため、すぐに飲めるものから数年〜数十年熟成することで深みが増していくものがあります。そのため、賞味期限という概念がなく、ボトルには製造年は記載されていても賞味期限は記載されません。

不味くなる事はある

ワインの保存には適した温度と湿度があります。目安は温度13〜15度、湿度65〜80%です。日本の夏は30度を超えるので室温では高過ぎます。高温で置いていても未開栓なら腐ることはありませんが、味や香りが落ちたり、熱による酸化でワインの酸のバランスが崩れ不味くなってしまいます。また、天然コルクは保存状態が悪いとカビが生えることがあります。カビがワインに触れる部分まで深く広がってしまうと飲めなくなってしまいます。

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ワインが劣化して飲めなくなるとどうなる?

ワインが劣化したときに見られる症状をまとめました。

異常に目減りする

ワインは寝かせて保存することでコルクが湿り密閉されます。立てて保存するとコルクが乾きワインが少しずつ蒸発してしまうので量が減っていきます。酸素を通しているということなので、残っているワインも酸化して味が落ちている可能性が高いです。

異臭がする

ワインを開けたときにツンと鼻を刺すような刺激臭や、硫黄のようなにおいがすることがあります。これらは欠陥臭と呼ばれるものです。鼻を刺すようなにおいは、ワインの発酵が終わった後、空気に触れさせて熟成させたことで酢酸菌の一種が繁殖したことが原因で発生します。

硫黄のようなにおいは、ワインが発酵する途中で酸素が足りなくなってしまったことで硫黄化合物が発生し、それが還元されて硫化水素になることが原因で発生します。

ブショネとは?

ブショネはコルク臭とも呼ばれます。天然のコルクは樹木からできるので微生物や菌が付着していたり、コルクに整形する過程でTCA(トリクロアニソール)という物質が発生してしまうと不快な臭いを発生し、ワインに臭いが移ってしまいます。

ブショネのにおいは『カビ臭い』『雑巾のにおい』『木が腐ったようなにおい』と言われます。天然コルクを使用しているワインでは100本当たり2〜5本ブショネがあると言われていて、それほどめずらしいものではありません。

液漏れしている

ワインが急激な温度変化にさらされると、中身が膨張してコルクが押し上げられ、ワインが漏れてしまうことがあります。

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ワインの熟成について

製造から何年も寝かせて熟成させたワインは高級というイメージがあるかもしれませんが、すべてのワインが熟成させるとおいしくなるというわけではありません。ワインにはそれぞれ『飲み頃』があり、すぐに飲んだほうがおいしいものもあります。熟成できるワインやおいしい飲み方をまとめました。

熟成できるワインとは?

熟成できるワインは、比較的高価で、コルクが長く、ボトルの底が上底になっているものです。代表的な銘柄はメドック地方のシャトー(生産者)の中で1級に格付けされている「シャトー・オー・ブリオン」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」「シャトー・マルゴー」「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を使用したワインです。

早飲みに適しているワイン

すぐに飲んだほうがおいしいワインは、比較的安価で、コルクが短いものです。テーブルワイン、デイリーワインと呼ばれるものや、酸化防止剤不使用のものは早めに飲みましょう。

熟成ワインの美味しい飲み方

熟成させたワインは、色素やタンニンが結合した澱(オリ)が含まれます。飲んでも問題ありませんが、口当たりが悪くなりますし、渋みや苦味を感じさせるので、飲む2〜3日前にボトルを立ててそこに沈澱させておきましょう。そっとグラスに注ぐと澱が入りにくくなります。香りや色の深みを感じてください。

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ワインの飲み頃はいつ?

ワインには賞味期限はありませんが、おいしく飲める『飲み頃』があります。

未開栓の場合

未開栓の場合半年〜1年以内が飲み頃です。

開栓後の場合

開栓後は酸素に触れるため劣化が進みます。冷蔵庫で保存しても3日〜1週間程度で飲み切るようにしましょう。

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ワインの正しい保存方法

ワインは温度変化に弱いので、直射日光の当たる場所、高温になる場所には置かないようにしましょう。

温度変化が無く、湿度が高いところ

ワインの保存に適した温度は13〜15度、湿度は65〜80%の場所です。ワインセラーに寝かせて保存するのがベストです。

家庭でのワインの保存場所

家庭で保存する場合には常温だと温度変化が大きいので冷蔵庫が良いでしょう。コルクが乾燥すると縮んで空気が入ってしまうので、寝かせておくようにしてください。

ワインを長持ちさせるための便利グッズ飲み頃を過ぎたワインの活用方法は?

ワインは酸素に触れさせないようにすることで劣化を遅らせることができます。開栓後は空気を抜いて蓋ができるキャップを使用するのがおすすめです。飲み頃を過ぎたワインは料理に使えます。肉料理に赤ワインを使えば肉汁を閉じ込めて柔らかく仕上げられます。

まとめ

『ワインの賞味期限や劣化するとどうなるのか、保存方法』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • ワインには賞味期限はないが飲み頃はある
  • 劣化すると異臭がしたり量が減ったりする
  • ワインの保存は温度変化がなく、湿度が高いところが良い

ワインは賞味期限はありませんが、自宅で常温保存すると温度変化で劣化してしまうことがあります。飲み頃の時期を逃さないようにおいしい時期に飲みたいですね。

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