ホワイトアスパラの保存｜生･缶詰の日持ち･賞味期限｜冷凍できる? |

ホワイトアスパラは緑のアスパラに比べてあまり食べる機会がありませんが、保存方法は同じなのでしょうか？生のホワイトアスパラと、缶詰のホワイトアスパラそれぞれの日持ちや保存方法について着目しました。今回は、

ホワイトアスパラの特徴と生産地
生･缶詰の保存方法
賞味期限切れでも食べられる？
腐るとどうなる？

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 ホワイトアスパラガスとはどんな野菜？
- 1.1 特徴
- 1.2 生産地
2 ホワイトアスパラの賞味期限はどれくらい？
- 2.1 賞味期限切れはいつまで食べられる？
3 ホワイトアスパラが腐るとどうなる？
- 3.1 腐る原因
4 ホワイトアスパラの保存方法
5 まとめ

ホワイトアスパラガスとはどんな野菜？

読み方	ホワイトアスパラガス
旬の時期	２〜３月 / ５〜６月
主な生産地	佐賀県 / 北海道 / 長野県
色のタイプ	白色

特徴

ホワイトアスパラガスーは、全体が白色をしたアスパラガスの品種です。茎は太くしっかりしていて、ほんのり甘みがあるのが特徴です。

生よりも加熱済みの瓶詰めの方が多く出回っていますが、大正から昭和30年頃まで輸出向けに盛んに作られていたことが関係しています。

また、太いながらも柔らかさを持っており、太い方が柔らかいという特徴もあります。

実はホワイトアスパラガスも一般的な緑色のアスパラガスも、同じもので「栽培方法」に違いがあります。ある栽培方法をとることで、アスパラガスが白く成長します。

緑色のアスパラガスは太陽の光の下で栽培するのですが、ホワイトアスパラガスの場合は「軟白栽培」と言って太陽の光を遮光する栽培方法で育てられています。

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生産地

ホワイトアスパラガスの主な生産地は、佐賀県などの九州地方、北海道、長野県となっています。長野県はアスパラガスの生産量全国NO.１で、全体の23%を占めています。

日本では緑色のアスパラガスが一般的ですが、ヨーロッパのドイツではホワイトアスパラガスの法が主流です。スーパーでは白い生のアスパラガスが販売されており、馴染みのある野菜となっています。

ホワイトアスパラの賞味期限はどれくらい？

日本では生のホワイトアスパラを見かけることはあまりありませんが、生と缶詰それぞれの日持ちについて確認してみましょう。

ホワイトアスパラの日持ち

生…4〜5日
缶詰め(未開封)…約3
缶詰め(開封後)…2〜3日

ホワイトアスパラは常温保存が向いていないので、野菜室か冷蔵庫で保存します。日持ちは4〜5日ほどとなっています。

缶詰めや瓶詰めの場合は、密閉状態なので3年ほど日持ちします。開封後は傷みやすいので、2〜3日を目安に消費しましょう。

賞味期限切れはいつまで食べられる？

賞味期限が切れたホワイトアスパラは、未開封の缶詰であれば1〜2ヶ月過ぎていても食べられることが多いです。しかし、開封後は腐りやすいので、日数が経ったものは食べないようにしましょう。

ホワイトアスパラが腐るとどうなる？

ホワイトアスパラが腐ると、どんな状態になるのでしょうか？「残ったアスパラガスが気づいたらこんなことに…。」という経験はありませんか？早速腐ったアスパラガスの特徴を見てみましょう。

茶色くなる
酸っぱい臭いがする
カビが生えている
ふにゃふにゃに柔らかくなり水が出る
表面にぬめりがある

アスパラガスは本来白色ですが、傷み始めると 茶色や黒に変色 していきます。そして生の状態では固さのある状態が徐々に ふにゃふにゃに柔らかく なります。

また、水気が出てびちゃびちゃになり、酷い場合には中に 溶けてしまう こともあります。

さらには 酸っぱい臭いを発していたらアウト です。腐敗はすすんでいると黒いカビが生えていることもありますので、廃棄するようにしましょう。

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腐る原因

ホワイトアスパラが腐ってしまう原因は「水分が抜ける」ことです。アスパラガスは乾燥に弱い野菜です。冷蔵庫や野菜室内は乾燥するので、むき出しの状態で保存しておくとどんどん水分が抜けて乾燥してしまいます。

そして、常温保存では成長が進んでしまうので腐るのを早めてしまいます。アスパラガスを寝かせた横向きの状態で保存しておくのも腐りやすくなる原因の一つとなっています。