わらび餅は便秘改善効果が高い!ダイエットにも使える?注意点は?

プルプルと見た目にも涼しげなわらび餅は代表的な和菓子の一種として知られています。洋菓子と比較するとカロリーなども控えめに見えますが、実際のところはどうなのでしょうか?

  • わらび餅で便秘が改善出来るって本当?
  • わらび餅は美容にも最適
  • 食べすぎには注意が必要

今回は、こちらについて詳しく解説します。

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わらび餅で便秘改善できる?

まずはわらび餅の栄養成分について解説していきます。

わらび餅(100gあたり)

栄養成分 含有量
エネルギー 169kcal
たんぱく質 4.44g
脂質 2.94g
炭水化物 31.56g
食塩相当量 0.001g
食物繊維 2.13g
ビタミンB1 0.13mg
葉酸 31.25μg

このように、わらび餅には様々な栄養素が含まれていることが判ります。

食物繊維が便秘を改善してくれる

山菜である「蕨」から抽出されたわらび粉を原料として製造されるわらび餅には、食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は適量を摂取することで、便秘改善に効果のある栄養素として知られています。

水溶性と不溶性の両方が含まれる

わらび餅には食物繊維が多く含まれていることを先ほど解説しましたが、食物繊維には2種類あることをご存知でしょうか。

具体的には、「水様性食物繊維」と「水様性食物繊維」の2種類ですが、わらび餅にはこの2種類の食物繊維が両方含まれるのが特徴です。

不溶性食物繊維

水に溶けない性質を持っている不溶性食物繊維は、胃腸の中で水分を含み便のカサを増して腸の働きを刺激し排便を促す効果があります。この働きは、便秘解消に非常に有用です。

水溶性食物繊維

もう一つの食物繊維である水様性食物繊維は、水に溶ける性質をもった食物繊維です。ネバネバとした形状をしており、胃腸内に長く滞留することで血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。水様性食物繊維は、海藻類や果物に多く含まれています。

2種類の食物繊維を併せ持つわらび餅を食べることで、より健康効果を高めることが出来るのは大きなメリットと言えるでしょう。

ダイエットにも最適

ダイエット中は、どうしても甘いものが食べたくなるものです。生クリームや砂糖がタップリ使用されたお菓子を食べたら、せっかくのダイエットが水の泡です。参考として、ローソンで購入できるおやつのカロリー量をまとめてみました。

製品1個あたり

製品名 カロリー含有量
わらび餅 159kcal
どらもっち 261kcal
プレミアムロールケーキ 215kcal
生カスタードシュークリーム 187kcal

このように、見た目にも涼しげなわらび餅はカロリーも控えめなため、ダイエット中のおやつには最適です。

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わらび餅は美容にもいい!

ビタミンが豊富

わらび餅には、様々なビタミンが含まれています。その中でも特に美容に良いと言われているのは以下の3種類です。

ビタミンE

シワやたるみの原因となる酸化を防いでくれる「抗酸化作用」を持つビタミンとして知られています。

ビタミンB2

皮膚や粘膜の健康維持に効果のある栄養素です。体内の余分な脂質の燃焼を補助する役目も持っているためダイエットの強い味方でもあります。

ビタミンB6

たんぱく質の分解と合成を補助する栄養素で、適量を摂取することで肌にハリと潤いを与える大切な役割を持っています。

きなこと一緒に食べるとより健康的に

市販のわらび餅にかかっていることの多い「きなこ」もまた、豊富な栄養と健康効果を持った食材として知られています。

きなこの原料である大豆には、コレステロールを低下させて動脈硬化を防ぐ働きのあるたんぱく質や便通改善効果のある食物繊維も含まれています。

わらび餅と一緒にきなこを食べることによる相乗効果は、わたしたちの体をより健康にしてくれます。

カロテンでアンチエイジング効果も

わらび餅に含まれる栄養素の一つ「カロテン」は、先述したビタミンE同様に抗酸化作用を有しています。

もちもち食感のわらび餅を食べるだけで美容や健康効果を得ることが出来るのは、とても嬉しいことですよね。

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食べ過ぎは注意!

市販のわらび餅はカロリーが高め

わらび餅の健康効果はとても魅力的ですが、食べ過ぎはNGです。

特にコンビニなどで購入できるわらび餅は、食べやすさを重視するために砂糖が多く使用されていたり、わらび粉の代用品としてデンプンが使用されていることもあります。

実はわらび粉が使われていないから

現在、スーパーで購入可能なわらび餅や、ファミレスでデザートとして提供されるわらび餅はほとんどが、希少性と価格面の問題からわらび粉の代用品であるタピオカなどから抽出されたデンプンを使用しています。

デンプンは、わらび粉と比較するとカロリー量も増加するため食べすぎには注意が必要になるのです。

一日どれくらいなら食べられる?

わらび餅を食べる際の目安としては、1日あたり60〜100g程度とするのが食べ過ぎを防止する上でも最適でしょう。

コンビニで購入できるわらび餅を例にするのであれば、製品1個を一日の目安にするのがわかりやすいです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • わらび餅は他のデザートと比較するとカロリー控えめなデザートといえる
  • わらび餅には食物繊維やビタミン類が豊富に含まれているため、便秘解消や美容にも良い
  • 食べ過ぎはカロリーの過剰摂取に繋がるため適量を守って食べることが大切

いかがだったでしょうか。

夏バテしやすい暑い時期には、ぷるぷるとした食感を持つわらび餅は手軽に栄養を摂取するのに最適なお菓子と言えます。

食べすぎには十分注意して、食べたあとは適度な運動もお忘れなく。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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