和スイーツの中でも「わらび餅」は柔かい食感が魅力ですが、冷凍保存することはできるのでしょうか?また、冷蔵庫に入れると固くなってしまいます。再生できるのでしょうか?今回は、
- 冷蔵庫で固くなったわらび餅は再生できる?
- 冷凍保存のデメリット / 正しい保存方法
- 固くならない方法はある?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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わらび餅は賞味期限が短い!
もちもち食感が特徴の和菓子「わらび餅」の期限は短いものです。市販のわらび餅には「食品を美味しく食べられる期限の賞味期限」ではなく「この日までに食べてくださいという消費期限」が記載されていることが多く、長くても2日ほどです。
わらび餅の賞味期限が短い理由は、時間が経つと固くなってしまうからです。わらび餅に関わらず、団子などの餅類は次の日になると固い食感になりますよね。できるだけ早く食べた方が柔らかく美味しいものです。
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わらび餅は冷蔵庫に入れると固くなる
わらび餅を冷蔵庫に入れると、食感は固くなり色は白く、味も落ちてしまいます。これにはわらび餅に含まれている「でんぷん」が関係しており、冷蔵することででんぷん質が変化してしまいます。
市販のわらび餅にはタピオカ粉が使用されていることも多く、これらが原料の場合は固くなりにくいです。ちなみに、でん粉に砂糖を加えると柔らかさをより長く保つことができます◎
冷蔵庫保存後の再生方法
冷蔵庫で保存して固くなったわらび餅を再生する方法は、電子レンジで加熱する ことです。こうすることで元の柔かい状態に戻すことができますが、レンジ加熱後に時間が経つとまた固くなってしまうので、温めたあとはすぐに食べるようにしましょう。作りすぎたわらび餅は冷凍保存できる?
わらび餅を作りすぎた場合、冷凍保存してとっておくことはできるのでしょうか?
冷凍保存できることはできるのですが、デメリットもあるので良し悪しがあります。わらび餅を冷凍するデメリット・保存方法・解凍方法・冷凍わらび餅のリメイクレシピを見ていきましょう。
冷凍保存のデメリット
わらび餅を冷凍保存する際のデメリットとしては、食感が多少変わってしまうことです。冷凍することでわらび餅に含まれる成分が壊れるので、冷凍前のぷるぷる食感をそのまんま残すことはなかなか難しいです。
しかし、タピオカ粉を原料とした場合は冷凍しても食感を残すことができます◎ 何を原料にするかによって解凍後の食感が変わるので、冷凍することを前提として作る時は原料選びに注意しましょう。
冷凍保存方法
わらび餅をできるだけ美味しく保存する冷凍方法をご紹介します。冷凍の際の参考にしてみてください。
- ラップに一度の食べる量を入れて包む
※できるだけ空気を抜くこと!! - 更に密閉袋に入れて冷凍庫へ
※金属バットの上に乗せて冷凍することで早く冷凍できる
わらび餅を美味しく冷凍するには、できるだけ空気を抜くことがポイントになります。ラップでしっかりと包んで、冷凍庫内での劣化を防ぎましょう。また、冷凍モノは急速冷凍することで品質をキープすることができます。金属バットに乗れることで凍りやすくなります。
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冷凍わらび餅の解凍方法
冷凍わらび餅を解凍する時は、常温で自然解凍がオススメ です。電子レンジの解凍機能でも解凍することはできますが、加減が難しいので10秒ずつ加熱して様子を見ながら解凍してみてください。冷凍わらび餅のリメイクレシピ
冷凍したわらび餅をリメイクして美味しく食べるには、このようなスイーツがオススメです。
- わらび餅パフェ…あんことアイスを添える
- わらび餅しるこ…暖かいおしるこの中に入れる
わらび餅が固くならない方法は?
わらび餅を家庭で作る時、できるだけ固くさせない方法はあるのでしょうか?
でんぷんを使用しない
わらび餅を固くさせる原因は「でんぷん」なので、でんぷんを使用せずに作ることで固くなるのを防ぐことができます。オススメはタピオカ粉で、冷凍→解凍しても柔らかさを残すことができます。
作り置きは向かない
しかし、わらび餅は本来できたてを食べるものなので作り置きには向いていません。その日食べる量を作って美味しく食べることをオススメします。
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まとめ
「わらび餅は冷凍できる?」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- わらび餅の賞味期限/消費期限は1〜2日が目安
- わらび餅は冷蔵庫に入れるとデンプンが変質するため固くなってしまう
- 冷凍すると食感が落ちてしまうのでオススメできない→タピオカ粉は固くなりにくい
わらび餅は元々消費期限が短い食材なので、できればその日のうちに食べきりたいスイーツです。どうしても冷凍する場合は、ラップでしっかり包んでから密閉袋に入れてくださいね。
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