わけぎの保存方法・保存期間|パラパラ冷凍・冷蔵|どこまで食べれる?

春になると美味しくなる野菜に「わけぎ」があります。あまり主役にはなりにくい野菜なので、大量に食べることは中々ないでしょう。なので、大量に手に入った場合には、きちんとした方法で保存しておく必要があります。今回の記事ではわけぎの保存方法などについて、こんな内容をまとめてみました。

  • わけぎとはどんな野菜でどうやって食べればいいのか?
  • わけぎにはどんな栄養素があるのか?
  • わけぎの保存方法を詳しく解説!

 

この記事をきちんと読んで、わけぎの保存方法を正しく理解しておきましょう。

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わけぎとはどんな野菜?

わけぎとは、ギリシャなどで昔から栽培されていた野菜と言われています。原産国ははっきりと定まっていなくて、日本では広島県で多く栽培されている野菜となっています。ネギと玉ねぎの雑種で、通常のネギよりも甘みが強いのが特徴となっています。

どこまで食べられる?

わけぎは、根元に付いたひげ部分以外、全て食べられる野菜です。わけぎのことに詳しくない方は、白い球根部分を食べない場合もありますが、白い球根部分まで全て食べられるので、安易に捨てないようにしましょう。

食べ方

わけぎの有名な食べ方としては、以下のようなものがあります。

 料理  特徴
味噌汁 わけぎを食べやすい大きさに切って、みそ汁の具材として使う。豆腐や油揚げと相性がいいのでおすすめ。ネギよりも甘みがあるので、美味しく仕上がります。
酢の物 わけぎをサッと湯通ししてしっかり絞り、酢味噌などと和えて食べるのが一般的。魚介類などを一緒に入れても美味しく仕上がります。
天ぷら わけぎを5㎝程度の長さに切りそろえ、玉ねぎやニンジン、エビなどと一緒にかき揚げにするとおいしい。わけぎ独特の香りが、食欲を促進してくれます。

 

このように、わけぎには、様々な食べ方があり、調理も簡単なので、是非一度調理にチャレンジしてみましょう。

生でも食べられる

わけぎは「生」でも食べられます。有名な方法は「球根ピクルス」です。球根ピクルスとは、わけぎの白い球根部分を良く洗って、ラッキョウ酢などに漬け込む食べ方です。適度な甘みがあり、本物のラッキョウのように食べられるので、漬物として食べるのにおすすめです。

青い葉の部分は刻んでネギのように薬味に使うといいでしょう。

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わけぎの栄養・効果

わけぎには様々な栄養素が含まれています。ここでは、どんな栄養素が含まれているのか?どんな効果が期待できるのかを詳しく解説しておきます。

栄養素

まず、わけぎに豊富に含まれている栄養素をまとめておきました。

  • βカロテン
  • ビタミンC
  • カリウム

この3つの栄養素は、わけぎを食べると多く摂取できる栄養素になります。色々な健康にいい栄養素が豊富に含まれているのです。

効果

わけぎを食べると、以下のような効果があると言われています。

  • 免疫力向上、がん予防
  • 美肌効果
  • 高血圧の抑制

まず、βカロテンは活性酸素の働きを抑制する効果があり、人間の免疫力を高めてくれます。がん予防にも効果的です。また、ビタミンCはコラーゲンを生成するうえで重要な物質で、お肌をきれいに保ってくれる効果があります。

さらに、カリウムは体に不要な塩分を体外に排出してくれる効果があるので、高血圧の方にもおすすめです。

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わけぎは冷凍保存が便利!

わけぎを長期間保存したいのであれば、冷凍にして保存するのがおすすめです。常温保存だと、かなり短期間で傷んでしまうので、注意して保存してください。

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わけぎの保存方法・日持ち

では、わけぎを保存する方法や、日持ちする期間などを詳しくまとめてみたので、見ていきましょう。

常温

まずは、常温保存です。こちらは前述した通り殆ど日持ちしないので、保存方法としてはおすすめしません。出来ることであれば、早めに料理に使って傷まない工夫をしましょう。コップに水を入れて、そこにわけぎを立てておくと、比較的みずみずしさを維持できます。

冷蔵庫

次に冷蔵保存です。冷蔵保存にしたいのであれば、一度「お鍋でサッとゆでる方法」がおすすめです。たっぷりのお湯で20秒程度サッと湯通ししてください。その後に、冷水でしっかりと冷やし、水分をギュッと絞って取り除きます。

その状態のわけぎを、タッパー容器などに入れて冷蔵庫で保存します。この方法であれば、3日から4日程度は日持ちさせることが出来るでしょう。冷蔵保存でも、そこまで長期間は日持ちしないので、早めに使い切られることをおすすめします。

冷凍

そして、長期間保存するのに最もおすすめなのは「冷凍保存」です。冷凍保存の場合も同様に、たっぷりのお湯で20秒程度湯通しします。その後同様に冷ましてギュッと水分を搾り取りましょう。それから、1食分ずつに小分けにしてラップにくるみます。最後にジップロックなどに入れて冷蔵庫に保存すれば、1か月程度は日持ちさせることが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、春に旬を迎える「わけぎ」について、詳しく解説してきました。記事内容をざっくり振り返りましょう。

この記事をまとめると

  • わけぎはギリシャなどで古くから栽培されていた野菜
  • わけぎには豊富な栄養素があるので、免疫力アップなどに効果的
  • わけぎを長期間保存するなら、冷凍保存がイチオシ

こんな内容でした。あなたも早速わけぎを手に入れて、美味しい料理を作ってみられてはいかがでしょうか?簡単なのでおすすめです。

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