春雨は乾燥しているため、日持ちする食材としてストックしている家庭も多いのではないでしょうか?春雨はストックされていると、とっても便利な食材です。
しかし、日持ちするがゆえに食品棚の奥の方にしまわれてしまって、いつの間にか賞味期限切れになってしまっていた…。なんてこともありますよね。今回は賞味期限切れになってしまった春雨の対処方法について以下の内容に沿ってご紹介していきます。
- 春雨の賞味期限
- ダニやカビが生えるって本当なのか
- ダニアレルギーの症状
- 春雨のカロリー
- おすすめレシピ
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目次
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春雨の賞味期限は?
市販の春雨は、加工乾物は12か月~24か月、調理素材では8~15か月、インスタント食品は6か月とかなり日持ちする食材ということが分かります。
賞味期限切れでも食べられる?
未開封のものは正直、賞味期限切れでも食べても大丈夫かもしれませんが、開封していた場合は、捨てた方が良いです。理由は以下で紹介します。
ダニがつくって本当?
春雨は乾物で、長期保存に適している食材ですが、「無添加の天然食材」のため、全く傷まないわけではありません。開封したものをクリップで止めているだけで常温保存をしていると保存状態が悪いため、ダニがつきますし、カビが発生することもあります。長期間保存はNGです。なるべく早く使い切ったほうが良いでしょう。
ダニを食べた場合の症状は?
ダニは加熱すれば死にますが、しかしダニによる被害がなくなるわけではありません。実は、知らずにダニを食べてしまうことで、ダニアレルギーを発症することがあります。
でんぷんやタンパク質、旨み成分等を含む食品はダニのえさとなります。ダニは、体長が0.3ミリ程度と非常に小さいため、開封した袋にわずかな隙間さえあれば侵入が可能です。
ダニアレルゲンは熱に強く、加熱調理をしてもアレルギー症状の発現を防ぐことはできません。開封後は、なるべく早めに使い切るようにしましょう。使い切れずに残ってしまったときは、ダニの繁殖を防ぐため、冷蔵庫で保存しましょう。ただし、冷蔵庫に保存した場合でも、早めに使い切るようにしましょう。
<ダニアレルギーの症状>
- 全身けいれん
- 呼吸困難
- 激しい腹痛
- じんましん
上記の症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診するようにしてください。
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乾燥春雨の戻し率は?カロリーは?
乾燥された状態であると、高カロリーなイメージがありますが、春雨は、ゆでると水分を取り込んで約4倍にまでふくらみます。乾燥春雨100gをゆでると、約400gに増えます。ゆでた春雨のカロリーは100gあたり80kcal、緑豆春雨は84kcalと、およそ4分の1に低下します。春雨はかなり低カロリー食材なんです。
スープ
画像引用:cookpad
春雨を事前に茹でておき、水気をよく切ります。出汁を温め、沸騰したら茹でたはるさめを入れます。ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、鶏むね肉を入れて塩・コショウで味を調えれば完成です。食欲がないときでも食べられるお腹に優しいスープです!
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春雨料理で1番人気は春雨サラダ!
春雨の人気料理は、さっぱりとした味や食感が楽しめるため、春雨の中華サラダが1番人気のようです。
レシピ
春雨サラダ
- 春雨をお湯で戻し、冷水にさらして水切りをして、長さがある場合はカットする。
- きゅうりとにんじん、ベーコンも千切りにする
- ポン酢、ごま油、ほんだしと和えて完成
作り置きも可能!まずくならない?
春雨サラダは、耐熱容器ひとつでレンジだけで作れる定番常備菜です。春雨は調味料と一緒にレンジでふやかすと、味がしっかりと染みてとても美味しいく食べられます。さっぱりして食べやすく、小さい子からお年寄りまで大人気です。
春雨サラダの日持ちはどれぐらい?
春雨サラダは作り置きが可能で、冷蔵保存で5日程度持ちます。一度にたくさん作って冷凍庫で保存する方法もおすすめですよ。
春雨サラダは冷凍保存も可能!
春雨を冷凍する場合は、春雨の種類に気を付けましょう。春雨には、緑豆春雨と国産春雨という種類があります。春雨サラダを冷凍保存する場合は、熱に強くコシのある緑豆春雨がおすすめです。
<春雨の冷凍保存方法>
- 下茹後に水気をしっかり切る
- 使用する量をラップで包む
- 冷凍保存袋に入れて冷凍庫で保存する
まとめ
この記事をまとめると
- 開封済みの賞味期限切れは捨てた方が良い
- 開封後に長期間保存するとダニやカビが生える
- ダニを食べてしまうとダニアレルギーを発症する
- 春雨サラダは常備菜として人気
- 春雨サラダは冷凍保存可能
いかがだったでしょうか。春雨は日持ちする便利な食材ですが、一度開封してしまうと、保存状態によってはダニやカビが生えてしまう可能性が高いです。
開封してしまったものは保存方法を気を付けるか、早めに食べきるか、調理したものを冷凍するかなどして工夫をする必要がありますので、注意しましょう!
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