“うずらの卵”とは鶉(うずら)と呼ばれる鳥の卵のことで、鶏卵(一般的に卵と呼ばれているもの)に比べて小さなサイズが特徴で、串揚げ・お蕎麦などに使用されることで食べられています。
スーパーなどでは「うずら卵の水煮」といった形で販売されていることも多く、調理のしやすさから重宝されている方も多いのではないでしょうか。
- うずらの卵とは?値段や特徴などを詳しくご紹介!
- うずらの卵は生食できるの?妊婦さんなども大丈夫か詳しく!
- うずらの卵の危険性とは!?食中毒症状や栄養素なども徹底解説!
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目次
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うずらの卵とは?
うずらの卵は、ヨーロッパなどでは古くから“アレルギー症状を緩和する民間薬”として親しまれており、風疹ワクチン等にもアレルギー反応を起こしにくいことなどから使用されています。
値段
うずらの卵は
- パックされた状態・・・10個入り約110円程度
- うずら卵の水煮・・・6個入り約130円程度
で販売されており、うずらの卵の水煮の方が少し割高となります。しかしうずらの卵の水煮の方が保存性が高いので、パック詰め・缶詰めのものをストック食材として使用することも可能です。
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うずらの卵は生で食べられる?
うずらの卵は
妊婦(妊娠中)も大丈夫?
妊娠中の
- 生のうずらの卵を使用しているお料理や加工食品
- なるべく鮮度の高い状態
- 割った後に時間が経過したもの、調理後の時間が経過したもの
などに気を付けるようにしましょう。
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うずらの卵の危険性
販売されているパック詰めのものでも購入の際は食中毒に気を付けるためにも、保冷環境・保管状況がしっかりと行われているかを確認すると良いでしょう。
サルモネラ菌
食中毒症状の原因で
殻にも注意
うずらの卵は鶏卵に比べて小さなサイズですが、殻の部分に
- ひび割れしていない状態のもの
- 表面に汚れのないもの
- 賞味期限に限らず、なるべく早めに食べる(加熱調理を行う)
などを意識すると良いでしょう。
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生のうずら卵による食中毒とは?
うずらの卵などの生卵による食中毒は、比較的多く見られやすい食中毒です。ここからは、うずらの卵による食中毒症状について詳しく見ていきます。
食中毒症状
うずらの卵による食中毒に陥った場合
- 急な発熱(40度を超えることもある)
- 吐き気、嘔吐
- 腹痛、激しい下痢
などの症状が主に見られます。
腹痛の場合、非常に強い痛みを伴うことが多く痛みの波が繰り返し起こります。下痢症状も1日20回以上となるケースも少なくなく、水便・緑色・血便などが見られます。
何時間後に出る?
サルモネラ菌による食中毒の
菌の増殖によって食中毒症状が起こるため、菌がうずらの卵内に産生したなどの場合は30分~4時間程度と短時間で食中毒症状が見られることもあります。
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うずらの卵の栄養素
うずらの卵は
- ビタミンA(鶏卵の2.5倍)
- ビタミンB1(鶏卵の2.3倍)
- ビタミンB2(鶏卵の1.5倍)
- ビタミンB6(鶏卵の8.75倍)
- ビタミンB12(鶏卵の5.2倍)
- 葉酸(鶏卵の2.1倍)
- 鉄(鶏卵の1.7倍)
- メチオニン(鶏卵の2.8倍)
- DHA(鶏卵の2.2倍)
など豊富な栄養素&含有量も鶏卵に比べると多いため、積極的に食べたい食材です。
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まとめ
この記事をまとめると
- うずらの卵は生食可能だが、妊婦さんなど免疫力が落ちている方などは生食することによる食中毒リスクがあるので避けると良い。
- うずら卵はサルモネラ菌による食中毒症状が発症する場合があるので、鮮度の高いもの・殻が割れていない、傷のないもの・殻が綺麗なものを選ぶようにする
- うずら卵の殻にはうずらの糞便成分が含まれている場合もあるので、調理時には気を付けるようにする
- うずら卵による食中毒症状の多くは、食後18~36時間以内に発症することが多い
- うずら卵は栄養価が非常に高く、各栄養素の含有量は鶏卵の倍以上
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