うずらの卵を食べる機会は中華丼やフライ、スコッチエッグや醤油漬けなど、普段であれば鶏の卵の方が多く、限られた場面でしかあまりお目見えすることが少ないたまごです。
食材で余り使わない場合に気になるのが保存方法ではないでしょうか。
そこで今回は、
- 「賞味期限はどれくらいなの?」
- 「腐ったらどうなるの?」
- 「詳しい保存方法は?」
うずらのたまごに対しての疑問が湧いてくるのではないでしょうか。本記事ではうずらのたまごの賞味期限や腐った際の見分け方、賞味期限や保存方法についてのポイントなど、今まで知らなかったことなど理解を深めて頂けます。このコンテンツを読むことでうずらの卵を効率よく使い切る使用方法や、余った際の保存方法のなかでも味や食感を損なわずに長期保存する方法などを知る事が出来ます。よく使うけど、残りをいつもダメにしてしまっている方にはためになる情報満載です。うずらをもっと食生活に取り込みたいと思っている方は最後まで是非ご覧下さい。
スポンサードリンク
目次
|
|
うずらの卵の賞味期限はどれくらい?
うずらの卵は生の場合と既に茹でたものの2種類が販売されています。ここでは生のうずらの卵と水煮のうずらの卵についてそれぞれどの様に扱ったらよいのか、賞味期限に関する内容についてくわしくお伝えします。
割る前
生のうずらの卵を割る前、殻付きのままでの賞味期限について説明します。豊橋養鶉農業協同組合の情報では、パック日から最大で21日間が賞味期限と定められています。これもあくまで基準なので、季節や温度、保管場所の状況次第では例外もありうるようです。
生で使用する際には出来るだけ鮮度がある早いうちに消費するのが望ましいといえます。温度の変化も嫌うので冷蔵庫での保管だからと過信も良くありません。夏場は気温が高く、流通経路での温度変化が多い傾向になる場合が予測されるため、賞味期限内でも出来る限り早い消費を心がけましょう。
不安であれば加熱調理も検討しましょう。
割った後
割った後のうずらの卵は、10度以下の冷蔵保存であっても当日中に消費する必要があります。うずらのたまごに限らず生のたまごは一度空気に触れるとすぐに酸化が始まり、時間が経つにつれ腐敗が進みます。衛生面からみても良くありません。殻を割った生のたまごは当日中それも出来るだけ早い時間内で使い切るようにしましょう。
水煮
賞味期限内のうずらの卵を水煮した場合、冷蔵保存の状態でも3日ほどと短くなってしまいます。これはたまごに含まれる酵素が関係してくるのですが、たまごの卵白に含まれるリゾチームという酵素はたまごの栄養分であるビタミンやミネラルを元気な状態に保ち、細菌に対抗する働きを持っています。この酵素は熱に弱く、50℃以上では変化して働かなくなります。
スポンサードリンク
うずらの卵は腐るとどうなる?
うずらの卵が腐るとどうなるのかについては、生の状態と茹でたものでは見分け方が違いますのでそれぞれの方法で紹介します。
生のうずらの卵が腐ると殻を割った際に異臭がします。腐敗臭はアンモニア臭や硫化水素の細菌が繁殖して腐敗したニオイがします。アンモニア臭は鼻をつくニオイで、硫化水素は温泉卵を作っている場所で感じる硫黄の匂いに似ています。見た目では黄身の形がすぐに崩れドロッとした状態で鮮度が感じられません。殻を割った状態ですでに黄身が白身と混ざっている場合も同じで腐敗がすすんでいますので食べてはいけません。
殻付きの場合は水に浮いたら腐敗している場合が多いですから見分ける判断にすると良いでしょう。
茹でたうずらの卵が腐った場合は表面を触るとヌルッとした感じがして、糸をひきます。ニオイもアンモニア臭や硫化水素の腐敗臭の匂いがしたらもったいないなどと考えず廃棄しましょう。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
うずらの卵は加工品の場合は賞味期限から数日間であれば食べる事が出来ます。期限内よりも味や香りなどが多少落ちますが、賞味期限が過ぎても食べることは出来ます。
生の場合は上記にもある通りパック日から21日間を目途に早めに消費しましょう。数日過ぎて鮮度に不安がある場合は水煮にするなど火を通して消費しましょう。
スポンサードリンク
うずらの卵の保存方法
うずらの卵の保存方法について、常温の場合と冷蔵保存の場合、また水煮した場合など、それぞれ方法も変わってきます。詳しく見てみましょう。
常温
生で殻付きのうずらの卵は常温保存が可能です。光や温度、湿度には注意が必要で、保存場所は10度以下の冷暗所で保存するようにしましょう。また、たまごは呼吸しており、においなどを吸収してしまう性質がありますので、においの強いものやフルーツからは距離を置いて保存するようにしましょう。
冷蔵
うずらの卵は冷蔵保存も出来ます。ここでも光や湿度には注意が必要です。明るく湿度が高いと鮮度の劣化が早まる可能性が有りますので注意しましょう。
水煮は冷凍できる?
水煮したうずらの卵であれば冷凍保存できます。ただし鶏のゆで卵と同じく冷凍すると白身の部分がスカスカになってしまいます。鶏の卵とうずらのたまごでは白身の部分の量が少ないうずらの卵の方が味の再現性は高く、あらかじめ調理することで冷凍前に近い味を再現できます。冷凍保存する場合は面倒でも一つずつラップしてタッパーやフリーザーバックに入れて冷凍しましょう。解凍する場合は電子レンジだと爆発する可能性がありますので、食べる時間から逆算して冷蔵庫に入れて自然解凍してから使いましょう。
■まとめ
うずらの卵の日持ちや賞味期限、腐った場合や保存方法に関しても詳しく述べてきました。
この記事をまとめると
- うずらの卵の賞味期限は21日ほど。
- うずらの卵が腐ると臭いや見た目でわかる
- うずらの卵の保存方法は常温、冷蔵、冷凍は工夫がいますが可能。
これらのことがわかりました。
うずらの卵は栄養価が高く食べやすいサイズの卵です。健康のためにも通常の食事に取り入れるなど工夫して美味しく無駄無く食べましょう。
スポンサードリンク