梅昆布茶の飲み過ぎは体に悪い?太る?塩分過多になる?効果・効能は?

梅昆布茶は飲んだことはありますか?家でお茶を入れるよりもペットボトルでお茶を飲む機会が増えてから、ペットボトルで販売されていない梅昆布茶は飲んだことない人も多いかもしれませんね。

この記事では、梅昆布茶の飲みすぎは体に悪いのか、太ったり塩分過多になるのかなどについて書いていきます。ぜひ最後までお読みください。

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梅昆布茶ってどんな飲み物?

梅昆布茶はどんなお茶なのでしょうか。

梅昆布茶とは

昆布茶は昆布を粉末状にし、塩やあられを加えたものになります。梅昆布茶は、昆布茶に梅やしそを加えたものです。梅が加わるので、色はほんのりピンク色なのですよ。

昆布茶は昆布の味そのもので、日本人に馴染みのある出汁のような味になります。昆布に梅を合わせてあるので少ししょっぱい感じがするかもしれません。梅昆布茶は粉末で販売されているので、濃い味薄い味好みに合わせられます。

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梅昆布茶は塩分が多いの?

梅昆布茶は塩分が多いとの声も聞きますが、実際のところはどうなのかみていきましょう。

塩分が少し多め

梅昆布茶の各メーカーの、1杯粉末で2gあたりの塩分量をみてみましょう。

伊藤園梅昆布茶 食塩1.2g
不二昆布茶 食塩1g

高血圧学会では1日の塩分摂取量は6g以下を推奨しています。昆布茶に含まれている塩分は多めになります。お茶と名前がついているのでお水かわりに飲めるのかもと思いがちですが、コーヒーや紅茶などと同じように嗜好品のひとつと考えた方がよさそうです。

飲みすぎるとヨウ素も過剰摂取に

梅昆布茶には昆布が含まれています。昆布には豊富なミネラルが含まれていますが、中でも取りすぎるとよくないのがヨウ素です。ヨウ素は新陳代謝を促進する働きがあるので、一見ダイエットに向いている成分と思いがちです。

しかしヨウ素は、甲状腺ホルモンの主原料でもあります。毎日昆布を食べると甲状腺ホルモンでヨウ素が生成されなくなり、甲状腺機能低下症になる可能性があります。梅昆布茶は毎日飲まない方がいいようですね。

食物繊維で下痢になることも

昆布には食物繊維が含まれています。お腹が弱い人が一度に梅昆布茶をとると、下痢になる可能性があります。お腹が弱い人は薄めにして飲むか、料理に活用するといいでしょう。

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適量を飲むのはとても体に良い!

梅昆布茶はデメリットもありますが、適量を飲むのはとても体にいい効能があります。

梅昆布茶の効果効能

梅昆布茶の効果効能には下記のものがあります。

  • イライラがおさまる
  • 味覚が正常になる
  • 便秘の解消
  • 脳の機能を活性化する
  • 疲労回復効果

詳しく解説していきましょう。

<イライラがおさまる>昆布に含まれるカルシウムは、骨や歯を作る働きもありますがイライラを抑える効果もあるのです。

<味覚が正常になる>昆布に含まれる、グルタミン酸は味覚を正常に戻す働きがあります。味覚が壊れていると、刺激を求めて濃い味やジャンクなものを食べたくなるものです。

梅昆布茶を飲み続けると、味覚が正常に戻り食生活が変わっていくのを感じるでしょう。

<便秘の解消>昆布に含まれる食物繊維は水溶性になります。水溶性食物繊維は便を柔らかくする働きがあります。便秘の人は便が腸の中でカチカチに固まっている状態なので、水溶性食物繊維で便をやわらかくする梅昆布茶は便秘解消に役立つでしょう。

<脳の機能を活性化する>梅昆布茶に含まれるグルタミン酸は、神経伝達物質に作用します。

<疲労回復>梅昆布茶に含まれる梅には、クエン酸が入っています。クエン酸には疲労回復効果があるので、疲れた時や風邪予防に飲むといいでしょう。

一日の摂取量

梅昆布茶は1杯あたりの食塩量が1.2gと1日の食塩摂取量の1/5になります。ヨウ素の量も気になるので、一日に一杯までにしましょう。

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効果的な飲み方

梅昆布茶を飲むのに効果的な飲み方は下記の時間帯になります。

食事前・・ご飯を食べる前に梅昆布茶を飲むと血糖値の上昇が抑えられ、過食を防ぐ働きがあります。

寝る前・・寝る前に温かい飲み物を飲むと安眠につながるといわれています。梅昆布茶には豊富なミネラルも含まれていてさらに、ヨウ素には体の修復効果があります。寝ている間に体を修復してくれる効果がある梅昆布茶で、目覚めもスッキリするでしょう。

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まとめ

ここまで、梅昆布茶の飲みすぎは体に悪いのか、太ったり塩分過多になるのかなどについて書いてきました。

この記事をまとめると

  • 梅昆布茶にはカルシウム、グルタミン酸、クエン酸など豊富な栄養が含まれている。

  • 梅昆布茶はの1杯に含まれる塩分は1.2gある。一日に摂取していい塩分の1/5相当になるので、塩分摂取を控えるようにいわれている人は飲まない方がよい。

  • 梅昆布茶に梅昆布茶に含まれるヨウ素は取りすぎると、甲状腺機能の働きを低下させる可能性があるので、梅昆布茶は嗜好品として一日に一杯までにしておくとよい。

  • 梅昆布茶には、疲労回復効果や便秘の解消、味覚を正常に戻すなどの効能がある。

梅昆布茶は、粉末状なのでお茶だけでなく料理にも使えます。隠し味として、野菜との和物などに使うといつもの料理がぐっと味わい深くなりますよ。栄養豊富な梅昆布茶を料理やお茶として取り入れてみてくださいね。

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