梅のようなあんずのような…でも本来はあんずに分類される「八助」という品種の果実をご存知ですか?主に梅干しとして加工される八助は、あんずなのですが梅として扱われているちょっと不思議な品種です。今回は、
- 八助の特徴まとめ
- 八助の旬の時期と生産地
- 八助のスーパー価格とネット価格比較
- 八助のオススメの食べ方
について紹介いたします。
画像引用:青森のうまいものたち
スポンサードリンク
目次
|
|
八助ってどんな梅?
読み方 | やすけ |
旬の時期 | 7月上旬〜 |
主な生産地 | 青森県 |
粒サイズ | 大粒 |
画像引用:Beauty Style f
読み方
「八助」は「やすけ」と読みます。
特徴
八助は、果物のあんずによく似た甘みと酸味の強い梅の品種です。一番の特徴はサイズで、一般的な梅が60gほどなのに対し八助は80gにもなる大粒サイズの梅なのです。
八助梅は青森県で昔から栽培されてきた梅ですが、青森県は梅よりもあんずの産地として有名です。八助は元々あんずとして栽培されていましたが、梅干し梅酒など梅と同様にして加工できることから「梅の仲間」という認識が広がっていきました。
食感は独特で、果肉が厚く緻密でシャリシャリ・サクサクとしています。ここも一般的な梅とは違ったポイントです。
また、八助はあんずとしては甘みが多いのでジャムやシロップ漬けには向かず、梅干しに加工して食べるのが一般的とされています。産地の青森県では、梅干し以外にも八助を使ったカレーやドレッシングも生産されています。
スポンサードリンク
八助の旬の時期と主な生産地
では、八助の「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。梅の旬と言えばあの時期ですよね。
旬の時期はいつ?
八助の旬の時期は7月上旬〜1ヶ月ほどです。八助はあんずなので夏を旬の時期としていますが、梅の場合は5〜6月に旬の時期を迎えます。
主な生産地はどこ?
八助の主な生産地は、青森県です。青森県はあんずの生産量が全国でダントツの第1位となっています。八助は元々あんずなので、青森県がメインの生産地なのです。
青森県の中でも最も多く生産されているのは県南地域の「南部町」という地域です。
スポンサードリンク
八助の価格相場ってどのくらい?
八助は、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
八助は旬である7月になるとスーパーにも並び始めます。1kg約1,000円ほどなので、梅と同じ価格帯です。性s難治が青森県ということもあり、東北以外の地域では手に入れにくい品種かもしれません。
ネット通販だと
直接購入が難しい場合にオススメなのが、ネット通販でのお取り寄せです。青森県産の八助は、7月上旬から約10日間ほどネットでも販売されます。
1kgあたり1,180円と、直接購入と同じ価格なので良心的です。フルーティーな味わいとシャリシャリ食感が人気の品種なので、是非お取り寄せしてみましょう。
スポンサードリンク
八助のおすすめの食べ方
八助を使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。基本は梅干しがオススメとされていますが、今回はそれ以外のレシピをご紹介いたします。
甘露煮
引用:梅のある生活
「甘露煮」はあまり馴染みのない方もいるかもしれませんが、梅の美味しさがギュッと詰まったほっこりする日本のお菓子です。
- 取り出した梅を鍋に並べ、水と砂糖を入れよく煮詰める
- 果肉がやわらかくなったら取り出して冷蔵庫で保存する
甘露煮は、口に入れると溶けるように崩れる梅スイーツです。冷やして保存するので暑い夏にもさっぱりと爽やかなテイストで、特に大粒の梅を使って梅シロップを作った時にオススメの一品です。果肉の厚さを存分に楽しんでみてください。
梅酒
お酒がお好きな方には、梅酒に加工するのがとってもオススメ◎漬けてから半年ほどで飲むことができますが、じっくり味を出したい方は1年漬けておきましょう。自分のオリジナル梅酒は愛着が湧きますよ。
下記の記事内では「カルピス」「ジンジャーエール」「オレンジジュース」と梅酒をコラボさせた梅カクテルレシピを紹介しています!是非チェックしてみましょう▼
詳しくはこの記事をチェック!
シロップ
シロップは炭酸水と割って梅ソーダにしたり、冷水で割って梅ジュースにしたりして爽やかなドリンクとして楽しむことができます◎ 梅の加工として定番のアレンジ方法ですね。
その作り方はとっても簡単。「容器」「梅」「氷砂糖」の3点があれば、誰でも作ることができます◎
- 煮沸消毒しよく乾燥させた容器を用意する
- 梅と氷砂糖を交互に容器の中に入れていく
- 最低2週間保存し、シロップになるのを待つ
容器をしっかり殺菌しておくことが大切です◎ 万が一菌が付着していると、漬けている間に梅が腐ったり茶色く変色したり、カビが生えてしまうといったリスクがあります。
一番良い方法は 「熱湯を容器に回し入れる」 ことです。まんべんなく容器に広がるよう、熱湯で洗いましょう。
スポンサードリンク
まとめ
「八助」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
八助の特徴まとめ
- 青森県で昔から栽培されているあんずの品種
- シャリシャリした食感とフルーティーな味わいが特徴
梅干しとして食べられている八助ですが、本来はあんずの仲間です。梅としては食感や味わいが独特なので、ちょっと変わった梅干しを食べたい方は是非加工してみてください。お取り寄せもできて手軽な価格なのでとってもオススメですよ!
スポンサードリンク