梅の主な栄養成分と期待できる効果・効能|健康・美容・薬膳にも!

梅干しや梅酒など、食べ物・飲み物・お菓子という様々なジャンルにアレンジのできる「梅」。5月の中頃になると青梅がスーパーに並び始めますが、みなさんは買ったことがありますか?

今回着目したのは「梅の栄養素」です。いろいろな栄養が含まれており、健康や美容に効果もあるんですよ。それでは、

  • 梅の主な栄養成分
  • 梅の健康効果
  • 梅の美容効果

についてご紹介いたします。

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梅の栄養成分表

エネルギー 28kcal
水分 90.4g
たんぱく質 0.7g
脂質 0.5g
炭水化物 7.9g
カリウム 240mg
0.6mg
0.05mg
マンガン 0.07mg
ビタミンA  240ug
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.05mg
ビタミンB6 0.06mg
食物繊維総量 2.5g

食品成分表(可食部 100gあたり)

梅の主な栄養成分は?

では、梅に含まれている栄養成分がどんなものなのか見ていきましょう。中には聞いたことのある栄養素がいくつかあるかと思います。効果についても合わせて紹介しているので、必見です!

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クエン酸

  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

ビタミンC

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。

ペクチン

  • ペクチン:ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。

ポリフェノール

  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。

鉄分

  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

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期待できる効果・効能

梅にはいろいろな栄養素が含まれていることがわかりましたね!それぞれの栄養素の説明でも効果について少しお話しましたが、「梅を食べることで期待できる効果効能」について詳しく見てみましょう。

便秘改善

特に女性に多いと言われる「便秘」。お腹が張ったり痛くなったりするだけではなく、 便秘をしていると肌トラブルの原因 にもなってしまいます。梅に含まれている「ペクチン」という成分が、便秘を解消するだけではなく下痢にも効果をもたらします。

疲労回復

梅のすっぱい酸味成分を作っているのは「クエン酸」です。 クエン酸には、糖質の働きを活性化させて代謝を促す効果 があります。これによって栄養素をスムーズにエネルギーに変えることができるので、「疲労回復」に繋がるのです。

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免疫力アップ

免疫力が上がると、風邪をひきにくくなったり感染症にかかるリスクも軽減されます◎ 風邪とまではいかなくても、免疫力が下がると口内炎や口唇ヘルペスができやすくなります。免疫力は高い状態をキープするに越したことはありませんので、高めて健康ボディをキープしましょう。

デトックス・利尿作用

「デトックス」や「利尿作用」がよく働くことで、体内に蓄積されている老廃物を排出することができます。むくみや吹き出物の改善になるので女性必見の効果です。

血糖値を下げる

梅に含まれている「ペクチン」に「血糖値を下げる」効果があります。 血糖値がさがると糖尿病予防やガン予防など、大きな病気の予防にもなる ので大切です。特にお腹が出てくる中年層は血糖値が上がりやすいので、注意しましょう。

美容

便秘解消やビタミンCによるコラーゲンの生成、メラニン抑制などにより「美容」に大きな効果があります。美容クリームなどで外からアプローチするのも良いですが、やはり大切なのは中からのアプローチ。栄養素の効果を利用して美容に働きかけましょう!

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まとめ

梅に含まれる栄養素と効果効能」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

いろいろな栄養素と、それに伴う効果効能がたくさんあることがわかりました。健康や美容に効果がありますので、是非梅の時期には家庭で梅料理を堪能してみてくださいね◎