つるむらさきには毒性がある?食べる時の副作用は?生で食べれる?

「つるむらさき」という野菜を知っていますか?とても栄養価が高いと注目されている野菜ですが、「毒性がある」と心配する声も聞かれています。

「つるむらさき」を食べる事で副作用はあるのか、生でも食べる事ができるのか、気になりますよね。そこで今回は

  • 「つるむらさき」に毒はあるのか?
  • 「つるむらさき」の副作用とは?
  • 「つるむらさき」の一日の適量は?
  • 「つるむらさき」は生で食べられるのか?
  • 「つるむらさき」の生でのおすすめの食べ方
これらのテーマについて紹介させていただきます。

スポンサードリンク

つるむらさきに毒はある?

「つるむらさき」がどんな野菜なのか知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。「つるむらさき」とは、熱帯のアジアが原産と言われるつる性の植物を指します。

日本では昔から染料として活用されていましたが、野菜として食べられるようになったのは70年代からと比較的新しい野菜です。「つるむらさき」の栄養価はほうれん草以上で、緑黄色野菜の中でも非常に栄養価が高く注目されている野菜です。

「つるむらさき」には「カロテン」「ビタミンC」「ビタミンB2」「カリウム」「カルシウム」「鉄」などが豊富に含まれています。ここでは、栄養価の高い「つるむらさき」に毒があるのか、なぜ毒があると言われているのかを紹介していきます。

毒性はない

結論を言いますと、「つるむらさき」に毒性はないので安心して食べる事ができます。

毒性があるといわれる原因

「つるむらさき」には毒性が無い事が分かりました。では何故「つるむらさき」に毒性があるのではと、心配されているのかと言うと、「つるむらさき」によく似ている「モロヘイヤ」の種子や茎に毒があるためです。

「モロヘイヤ」の種子や茎に含まれる「ストロファジン」と呼ばれる毒を摂取すると、「めまい」「動機」「吐き気」などの症状を引き起こす場合があるので注意しましょう。

スポンサードリンク

つるむらさきに副作用はある?

ここでは「つるむらさき」の副作用と、一日の適量を紹介していきます。

シュウ酸

「つるむらさき」に毒性はありませんが、食べ過ぎには注意しなければいけません。「つるむらさき」には「シュウ酸」と呼ばれる成分が含まれており、「シュウ酸」の過剰摂取は尿路結石を引き起こす可能性があります。

しかし、「つるむらさき」を生で毎日500g~1㎏食べた場合に引き起こすと言われていますので、過剰摂取しなければ問題はありません。

一日の適量は?

「つるむらさき」の明確な一日の適量は示されていませんが、一日一束食べる程度でしたら問題はありません。また、茹でる事で「シュウ酸」の含有量も減ります。

スポンサードリンク

つるむらさきは生で食べれる?

ここでは、「つるむらさき」を生で食べるとどんな味がするのか、生で食べる場合のおすすめの食べ方を紹介していきます。

生で食べるとどんな味?

「つるむらさき」は生のまま食べる事ができますが、ほうれん草や小松菜に近いので、生のままでは食べにくい野菜といえます。

ニオイはとくにありませんが、えぐみが強く、中には「土のような香りがする」と感じる方もいるかもしれません。生で食べるのが苦手な方は、「つるむらさき」を水につけたり、茹でる事で食べやすくなります

生でおすすめの食べ方

「つるむらさき」はえぐみが強いですが、工夫する事で生でも食べる事ができます。しかし、「つるむらさき」の茎の部分は固く、生で食べるのは難しいので、柔らかい葉の部分だけ使用してください。

茹でたりする事で「ビタミンC」「ビタミンB2」「カリウム」などの栄養成分は含有量が軽減してしまうので、「つるむらさき」の栄養をしっかり摂取するためには生で食べるのがオススメです。ベーコンなど味の濃い食材と一緒に食べる事で、「つるむらさき」のえぐみが感じにくくなるのでオススメです。

材料

  • つるむらさき:一束
  • ベーコン:2~3枚
  • 油:小さじ1杯
  • ニンニクチューブ:少々
作り方レシピ
  1. 「つるむらさき」の茎と葉の部分を切り離す
  2. 大きい葉はさらに半分程度に切っておくと食べやすい
  3. フライパンに油をしき、ベーコンに焼き色がつくまでじっくり炒める
  4. お好みでにんにくチューブを入れて一緒に炒める
  5. 「つるむらさき」の葉をお皿にのせ、上から焼いたベーコンを乗せれば完成

スポンサードリンク

まとめ

「つるむらさきに毒はあるのか、つるむらさきの副作用とは、つるむらさきの一日の適量は、つるむらさきは生で食べられるのか、生でのおすすめの食べ方」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 「つるむらさき」には毒性はない
  • 「つるむらさき」に含まれる「シュウ酸」の過剰摂取によって、尿路結石を引き起こす可能性がある
  • 明確な適量はないが、一日一束程度ならば問題はない
  • 「つるむらさき」は生で食べる事で、含まれる栄養を余すことなく摂取できる
  • 味の濃いベーコンと一緒に食べる事で、生の状態でも食べやすくなる

「つるむらさき」には毒性がない事が分かりました。「シュウ酸」による副作用も、食べ過ぎなければ心配する事はなさそうです。

「つるむらさき」を生で食べる際には、マヨネーズやマスタードなど濃いめの味付けにすると、さらに食べやすくなります。是非、試してみてくださいね。

スポンサードリンク