皆さんはつくしを食べたことがありますか?つくしを生えているのを見たことはあるけど、食べたことはないと言う方が多いのではないでしょうか。そこでこの記事ではつくしを食べることについて触れていきたいと思います。この記事を読むと以下のことがわかるようになります。
- つくしの味
- つくしに含まれる栄養成分
- つくしの副作用
- つくしの1日の摂取量
- つくしの下処理方法
以上の5つがわかるようになりますので、是非最後まで読んでくださいね。
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目次
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つくしはどんな味?
つくしを食べたことがない人が多いため、味について想像できない方が多いと思います。つくしの味について紹介しますね!
おいしいの?まずいの?
山菜なので苦いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、意外なことにつくしに味はほとんどありません。もやしのような風味という意見も見られましたが、ほとんどの人が無味と答えていました。そのため、おいしいもまずいもないようです。しかしこれはつくしの頭を取り除いた場合で、頭を入れるとかなり苦い味だそうです。
もしお子様が食べる場合など、苦いのが苦手な方が食べる場合は、頭を取り除いて調理したほうがいいかもしません。つくしは食感を楽しむ食材なんですね。
つくしの主な栄養成分
味がないつくしですが、栄養がないわけではなく、豊富に含まれています。つくしに含まれている栄養は主に以下になります。
- タンパク質
- ビタミンE
- ビタミンC
- βカロテン
- カリウム
- ナトリウム
などです。つくしにはさまざまな栄養成分が含まれていますが、野菜の中でも特にビタミンEが多く含まれています。100グラムあたり4.9mgとなっており、これはビタミンEが多く含まれていると言われている、アボカドよりも多い量になります。
ビタミンEは動脈硬化の予防、血圧低下、悪玉コレステロールを減少させたりなどといった効果があります。加齢によって発症しやすい疾患を防いでくれるため、つくしを食べることによって、いつまでも若々しくいれるでしょう。また、ビタミンE以外の栄養も含まれているため、是非積極的につくしを食べてくださいね!
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つくしの毒は発がん性がある?成分や摂取量
つくしは栄養が含まれており、健康にも良いですが、毒が含まれているとも言われているようです。つくしの毒や摂取量について詳しく解説します。
植物アルカロイド
つくしには植物アルカロイドと言われる毒が含まれているようです。植物アルカロイドは大量に摂取すると麻痺、幻覚などの症状をを引き起こします。しかし、これはつくしの頭に含まれているものですので、頭を取り除けば問題はありません。また、頭を食べたとしても、微々たる量なので気にすることはないようです。
チアミナーゼ
つくしに含まれる2つ目の毒はチアミナーゼです。チアミナーゼはビタミンB1を破壊させる作用があるため、注意が必要です。ビタミンB1が不足すると、脳などに影響が出ます。そのため普段からビタミンB1を摂取できてない人や不足している人は、つくしの食べ過ぎには注意をしましょう。しかし、チアミナーゼは加熱することによって、なくなるようなのでは加熱調理を行うと良いでしょう。
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無機ケイ素
つくしには無機ケイ素も含まれていますが、本当に微々たる量なのでそこまで気にすることはないようです。どうしても気になる方は、つくしの食べる量を少量にするとよいでしょう。
発がん性はある?
発がん性とはがんの発症を促すものです。つくしには植物アルカロイド、チアミナーゼ、無機ケイ素という3つの毒素を含んでいますが、発がん性物質については特にないようです。
つくしの1日あたりの摂取量の目安
つくしの1日の摂取量についてですが、調べてもこれといった情報は確認できませんでした。しかし、つくしには毒素が含まれているため、食べ過ぎは控えた方が良いでしょう。
つくしの毒性を消す下処理の方法
つくしは毒性がありますが、下処理を行えばある程度は毒性を消すことが可能です。つくしの毒性を消す下処理を紹介します。
アク抜き
つくしのアク抜きは鍋にお湯を注ぎ、塩と酢を少々加え、つくしを入れて茹でれば大丈夫です。なお、つくしの茹でる時間は20〜30秒ととても短く、たけのこなどと違ってすぐにアク抜きができるのが魅力的ですね。茹でたつくしは、すぐにざるにあげて、水にさらしてください。
加熱する
つくしに含まれる毒性は加熱することによって、ある程度消すことが可能です。つくしの毒性が気になるという方は、是非加熱をしてから食べることをおすすめします。ちなみにつくしは天ぷらや和物などにすることによって美味しく食べることができますので、是非試してみてくださいね。
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まとめ
この記事をまとめると
- つくしは特に味はしないけど、頭はとっても苦いので注意
- さまざまな栄養が含まれており、その中でもビタミンEが豊富
- 植物アルカロイド・チアミナーゼ・無機ケイ素といった3つの毒素がある
- 毒ぬきをするには、アク抜きと加熱を行うのがおすすめ
つくしにはさまざまな栄養が含まれており、含まれている毒性の処理の仕方もわかりましたね!つくしは頭をとることによって、苦味がなくなりお子様でも食べやすくなるので、天ぷらや和物にしてぜひご家庭で出してみてくださいね!
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