津堂城山古墳の歴史や出土品を解説！アクセス、おすすめ周辺ランチまとめ

大阪府の南、藤井寺市。近鉄バッファローズのホームスタジアム「藤井寺球場」があったことでも有名な街に津堂城山古墳はあります。

町と古墳の関わりは深く、藤井寺市の市章は前方後円墳と縄文時代の耳飾りをモチーフにされています。

今回はそんな歴史深い津堂城山古墳を一緒に見ていきましょう！

スポンサードリンク

津堂城山古墳とは

-朝日新聞デジタル

津堂城山古墳は古市古墳群の中心的な古墳のひとつで世界文化遺産にも登録されています。

4世紀後半に作られたと考えらており、全長は200m以上という巨大なものです。しかし、これはあくまで”現在の古墳”の大きさです。なぜなら現在、畑や公園になっている箇所ももう一段周濠があったと判明しているためです。

もう一段周濠を含めると大きさは全長400mにも達します。

1912年に古墳から石棺が発見され、調査が本格化しました。その結果、大王または王族クラスの人物が埋葬されている考えられています。

被葬者はまだ明らかにされていませんが、宮内庁により「藤井寺陵墓参考地」に指定されています。宮内庁によって想定されている被葬者は第19代允恭天皇となっています。

津堂城山古墳の基本情報

スポンサードリンク

出土品

『鰭付円筒埴輪』と『さしば形埴輪』といった２種類の埴輪に加えて、『水鳥形埴輪』という別の埴輪が出土されていて、水鳥形埴輪は国の重要文化財に指定されています。

藤井寺市立生涯学習センター アイセル シュラ ホールで楽しく学ぼう

Activity(活動)、Information(情報)Consultation(相談)、Exchange(交流)、Learning(学習)の頭文字をとった「アイセル」と藤井寺で出土した巨石を運搬したと考えられている「修羅（しゅら）」を合わせて『アイセル シュラ ホール』と名付けられました。

外観もノアの方舟のようなとてもユニークな作りになっています。

概要

見どころ：2階歴史展示ゾーン

藤井寺の歴史をテーマに旧石器時代〜平安時代までの展示物を見ることができます。

目玉はなんと言っても古墳時代です。

津堂城山古墳から出土した『水鳥形埴輪』や西墓山古墳鉄器埋納土壙などを実際に見ることができます。1日1回しか行われない映画も好評で、照明や音響効果を使った素晴らしい映像作品になっていて一度は見ないと損するのだとか。

ぜひ、訪れてみてください。

スポンサードリンク

ガイダンス棟「まほろしろやま」でより深く学ぶ

津堂城山古墳についてより深く学べる施設が後円部の北側にあるガイダンス棟「まほろしろやま」です。埴輪やパネルが展示されており、パネルには復元図や航空写真で古墳の大きさを感じることができます。

また、花しょうぶ園や草花園が周りにあるので四季折々の顔を見ることができるので、どの時期に訪れても楽しむことができます。

天井石

まほろしろやまの前には巨大な石が展示されています。この石は天井石と呼ばれ埋葬施設を上から蓋をする目的で使われていました。

石棺が発見される契機となった石なのでその大きさをぜひ感じてみてください。

スポンサードリンク

津堂城山古墳へのアクセス

車

「ふじみ緑地(公園)」の駐車場を利用

※古墳に駐車場はなし

電車・バス

近鉄藤井寺駅、近鉄八尾駅、地下鉄八尾南駅から近鉄バスで「大正橋南詰」または「小山」バス停下車。

津堂城山古墳周辺のランチおすすめ3選

麺　喜だ屋

背脂とニンニクを合わせたガッツリ系のラーメンです。身体がポカポカ温かくなる冬にバッチリのラーメンです。

スポンサードリンク

パスタ・ピアチェーレ 

ボリュームが多いパスタランチがおすすめ。地元に愛されている老舗のイタリアン料理屋です。

ハルワ食堂 

珍しいモロッコ料理が食べられるお店。『パインミー』が絶品なのでぜひ。

まとめ

いかがでしたか？

今回は全長400mもの大きさを誇る津堂城山古墳についてお話ししました。古墳と一緒にアイセル シュラ ホールやまほろしろやまへ行きより深く楽しんでください！

スポンサードリンク

古墳のまとめページはこちら