豆乳を飲み過ぎるとどうなる?発がん性や子宮筋腫の影響は?吐き気にも注意!

美容や健康を意識する人に選ばれている豆乳は、特に女性に多いお悩みを解消する効果に期待できることでも知られています。

人気の高まりなどから様々な種類の豆乳が登場し、豆乳を使用したお菓子や飲み物も多く色々と試してみたくなりますよね。

今回は、

  • 豆乳を飲みすぎた場合、どんな不調が起こる?
  • 豆乳の適量は?
  • 豆乳に発がん性や子宮筋腫の影響はあるの?
などについて詳しく見ていきます。

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豆乳を飲み過ぎるとどうなる?  

豆乳には大豆イソフラボンをはじめ多くの栄養素が含まれていますが、飲み過ぎると様々な不調の原因にもなる場合があります。

ホルモンバランスへの影響  

豆乳に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモン・エストロゲンに似た働きをする効果があることは知られていますが、過剰摂取してしまうと

女性ホルモンのバランスが崩れ、生理不順・月経過多・胸の張りなどを引き起こす
場合があります。

太る

本来豆乳はそれほど高カロリーな食品ではないですが、過剰摂取してしまうと

カロリーオーバーになり太る
場合があります。特に豆乳飲料と呼ばれる食品は、飲みやすくするため砂糖などが使用されているため糖質が高いことが多いので注意しましょう。

下痢・吐き気

豆乳にはマグネシウムが含まれており、過剰摂取することで

吐き気・嘔吐・腹痛・下痢
などを引き起こす場合があります。

アレルギー症状

豆乳は体質によって

痒み・じんましん・口内の痒み・皮膚が赤くなるなどのアレルギー症状
を引き起こすことがあります。特に
大豆の食物アレルギーを持っている方
の場合は、少量の摂取でもアレルギー症状が起こるため注意しましょう。

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豆乳の適量は?  

ここからは豆乳の1日の摂取目安量を詳しく見ていきます。

豆乳の推奨摂取量は特に決まっていませんが、豆乳に含まれる大豆イソフラボンの1日あたりの摂取目安量の上限を参考にしています。

一日にコップ一杯半

豆乳に限らず大豆イソフラボンは、豆腐・味噌・醤油・納豆などの他の大豆製品などにも含まれており、含有量は製品によっても異なります

そのため一日の食事に含まれる大豆イソフラボンの摂取量によって個人差はありますが

成人場合・1日あたりコップ1杯半程度(豆乳300g程度)
を意識すると良いでしょう。

また、大豆イソフラボンが含まれているサプリメントなどを摂取されている方は量の調整が必要になります。

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豆乳に発がん性はある?  

豆乳に発がん性リスクがあるのか気になりますよね。ここからは、現在わかっている情報をご紹介します。

基本的には予防になる

確実なデータや検証が少なく、発がん性のリスクが高まる可能性があるといった考えもありますが

過剰摂取などしなければ乳がんや子宮内膜がんの予防効果がある
と考えられています。

実際の動物実験などでは予防効果が示されていることや、大豆イソフラボンを含む味噌汁を日常的に飲んでいる人の乳がん発生率が低い事などはわかっているようです。

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豆乳が子宮筋腫を小さくする?  

婦人科疾患の中でも最も多いと言われている子宮筋腫は、30歳以上の女性で約3割も持っていると言われています。

多くは良性のものと言われていますが、筋腫のできる場所によって症状も異なり、月経過多・貧血・腹痛・腰痛などの症状が一般的です。

バイオフラボノイドが効果的

豆乳の原材料である大豆には、バイオフラボノイドというポリフェノールの一種が含まれています。このバイオフラボノイドには、

  • 抗酸化作用
  • 免疫力を整える
  • アンチエイジング

などの様々な効果に期待できるだけでなく「植物性のエストロゲン」とも呼ばれ、更年期障害を緩和させる働きもあると言われています。

また体内で合成されるエストロゲンの影響を比較すると、植物性のエストロゲンの体に対する影響は5万分の1程とも言われています。

食事バランスを整えてイソフラボンを吸収

子宮筋腫の食事療法でよく言われるのが

  1. 肉類中心のなどの動物性脂肪の多い食生活を控える
  2. 食物繊維の多い食事を意識し、便秘改善・便通を良くする食生活
  3. 体を冷やす食生活を控え、体を温める食生活を心がける

などです。この際におススメされるのが豆乳の原料である大豆を中心とした食生活で、大豆には

  • 植物性タンパク質
  • 水溶性食物繊維
  • 発酵させた大豆を使用した食品(醤油や味噌など)

が含まれており、最適な食材の1つと言われています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 豆乳を飲み過ぎると、①ホルモンバランスに影響し生理不順・月経過多などを引き起こす太る吐き気・嘔吐・下痢・腹痛を引き起こす④体質によってはアレルギー症状を引き起こす
  • 大豆の食物アレルギーを持っている方は、少量でもアレルギー症状を引き起こすので注意する
  • 豆乳の1日の摂取目安量は、コップ約1杯半(300g程度)
  • 豆乳に含まれる大豆イソフラボンの摂取目安が重要で、日常の食事やサプリメントなどからの摂取量にも気を付ける
  • 大豆イソフラボンは過剰摂取しなければ、乳がんや子宮内膜がんなどの予防になる
  • 大豆に含まれるバイオフラボノイドはポリフェノールの一種で、「植物性エストロゲン」とも言われ更年期障害を緩和すると言われている
  • 子宮筋腫の食事療法では、大豆は最適な食材の1つと言われている

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