皆さんはとうもろこしのお茶をご存知ですか?とうもろこしのお茶といえばあまり日本では馴染みがないかもしれませんが、よく中華料理屋さんや韓国料理屋さんでとうもろこしのひげ茶を飲むことがありますよね。
とうもろこしのひげ茶の他にもとうもろこしそのものを使ったコーン茶というものもあります。この違いはどこにあるのでしょうか?
今回の記事では、
- とうもろこし茶とひげ茶の違いは?
- 味の違いは?
- とうもろこし茶の栄養は?
- どんなメリットがあるの?
- 飲み過ぎ注意?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
とうもろこし茶(コーン茶)とひげ(茶)とは?
とうもろこしを使ったお茶には二種類あり、とうもろこし茶(コーン茶)とひげ茶があります。この2つの違いは
- コーン茶:とうもろこしの実を乾燥させて炒ったものを煮出したお茶
- とうもろこしのひげ茶:とうもろこしのひげを天日干しして、それを炒ってに煮出したお茶
なのでそれぞれトウモロコシに間違いはありませんが使っている素材が違います。
味の違いは?
使っている素材が違うので基本的には味も違います。ではどのような味なのかについて以下にまとめてみました。
- コーン茶:甘みがあって麦茶のように飲みやすい、香ばしくポップコーンのような味が特徴的、クセがない
- とうもろこしのひげ茶:とうもろこしの風味を全体から感じることができる、すっきりとしていて少し苦味がある
このような感じでしょうか。どちらかといえばひげ茶よりもとうもろこし茶(コーン茶)のほうが飲みやすい傾向にありますが、どちらも栄養価はそこまで変わりませんのでお好きな方を選んでいただいて構いません。
とうもろこしの栄養がたっぷり
とうもろこしには炭水化物やビタミン群、リノール酸、食物繊維、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれています。とうもろこしを原材料にしたコーン茶やひげ茶を飲むと、とうもろこしの栄養成分をしっかりと取り入れることができます。
スポンサードリンク
コーン茶とひげ茶のメリット
次はとうもろこし茶(コーン茶)とひげ茶を飲むことによって得られるメリットについて解説していきたいと思います。おもにコーン茶とひげ茶を飲むメリットは以下の通りになります。
- ノンカフェインで誰でも飲みやすい
- ビタミンAが豊富に含まれている
- 体を温めてくれる
では一つずつ詳しく解説していきます。
ノンカフェインで飲みやすい
コーン茶はノンカフェインですので、小さなお子さんや妊娠中のお母さん、カフェインに敏感な人が飲んでも問題はありません。
コーン茶はコーンのほのかな甘さや風味が感じられる他、食物繊維や鉄分やカリウムなど健康にも良い成分がたくさん含まれていますので誰にでもおすすめの飲み物です。
特に妊娠中のお母さんなどは鉄分が不足しがちなので、コーン茶やひげ茶を飲むことで鉄分を補給してあげられると良いですね!
ビタミンAがたくさん含まれている
コーン茶にはビタミンAが含まれています。ビタミンAの効能は以下の通りです。
- 免疫作用
- 皮膚や骨の健康を保つ
- 粘膜を守る力などの働き
- 肌荒れやニキビ予防
- 皮膚に潤いをあたえる
コーン茶にはビタミンAであるβカロテンも含まれ、抗酸化作用を増強する成分で年齢を重ねるにつれて増える隠れシミにも効果があります。ビタミンAが不足すると、視力低下、胃腸が弱くなったり、アレルギーになりやすくなる症状が起きてしまいます。
体をあたためる
コーン茶は体をあたためてくれますので冷え性の方におすすめです。コーン茶に含まれる「ビタミンE」は冷え性対策に役立つ栄養素のひとつです。冷えというものは血行が悪くなるとなるのですが、ビタミンEは末梢の血管を広げ血流を促す作用があるので、積極的に取りたい栄養素ですね。
また、貧血が冷えの原因になることもあるのをご存じでしたか?コーン茶には、血液を作るのに欠かせない「鉄分」が含まれているので、貧血予防にもなります。
スポンサードリンク
コーン茶とひげ茶は飲み過ぎ注意
コーン茶とひげ茶は腸内環境を整える働きのある水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、便秘の改善やダイエット効果が期待できます。しかし、食物繊維を過剰に摂取すると腹痛や下痢を引き起こす場合もあります。
適量ならお通じをよくする働きが、摂りすぎると水分過多になり下痢の原因となってしまいます。
とはいえ、そこまですぐに腹痛を引き起こすとも言われているわけでなく、毎日の水分補給にも問題なく使用できるので、ご自身で一度飲んでみてお腹の調子をみながら飲む量を調節するようにしましょう。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- とうもろこしを使ったお茶には二種類ありとうもろこし茶(コーン茶)とひげ茶である
- とうもろこし茶(コーン茶)の方が甘くて飲みやすく、ひげ茶のほうがすっきりしている
- どちらも栄養価に違いはない
- ノンカフェインで誰でも飲みやすい
- 体を温めてくれる作用があったり腸内環境を整える働きもある
- ビタミンAが豊富に含まれているので免疫機能高めたり肌荒れやニキビの予防も行なってくれる
- 飲み過ぎ注意だがそこまですぐに下痢や腹痛を引き起こすわけではない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク