皆さんは唐辛子はお好きですか?唐辛子が好きと言うと辛いものが大好きな人なんだなというイメージがありますよね。それくらい辛味=唐辛子というイメージがあるほど、辛味が強い食材ですよね。
唐辛子の辛味というのは種にあるということを聞いたことがある方も多いと思いますが、普通はそれは間違っていることが分かっています!また、唐辛子の種は食べない方が良いと書いてあるレシピもありますが、それはなぜなのでしょうか。
今回の記事では、
- 唐辛子ってどんな食材?
- 種が一番辛いの?
- 種は取った方がいいの?
- 辛さの単位とは?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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唐辛子ってどんな食材?
唐辛子は、ナス科トウガラシ属で、中南米を原産としています。辛味があるので香辛料として使われることが多いですよね!唐辛子に含まれている栄養素は、下記の通りです。
カプサイシン ビタミンC ビタミンA ビタミンE カロテン
こうしてみてみると、唐辛子の主要成分はカプサイシンなのですが、ビタミン類もたくさん含まれているんですね!
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唐辛子に期待できる効果
では、どんな効能が期待できるのでしょうか。唐辛子には、下記のような効能が期待できると言われています。
脂肪燃焼効果 血流が良くなる 新陳代謝がアップする 美肌効果 鎮静作用
このように、唐辛子にはたくさんの効能が期待できます。特に女性に嬉しい効能も多いかもしれませんね!
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種が一番辛いって本当?
丸ごと1本の唐辛子を扱う時、「中の種を出さないととても辛い」と聞いたことはありませんか?唐辛子を輪切りにする時など、中の種を取り出して捨てている方も多いかと思います。
種はあまり辛くない
しかし、実は種に辛味はあまりありません!「種=辛い」というイメージがありますが、辛味成分であるカプサイシンが豊富に含まれているのは別の部分なのです。
辛いのは胎座(ワタ)の部分
ピーマンやししとう・パプリカの中にも入っている「ワタ」が唐辛子にも含まれており、このワタ部分に辛味成分がたくさん含まれています。たいていの唐辛子は乾燥させた状態で販売されているので、ワタがあまり目立ちませんが、唐辛子に含まれているワタ部分が一番辛い部位となっています。
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唐辛子の種は取った方がいいの?
よく料理のレシピなどを見ると唐辛子の種は取ってくださいというように書いてありますが、先ほども紹介した通り種には強い辛味はありませんので食べても大丈夫です。
しかし料理本などで唐辛子の種を捨てるとされているのは見た目や食感が損なわれてしまう可能性があるからです。唐辛子の種は水面に浮いてしまうので、何となく白い種がポツポツと浮いていると見た目が気になる人もいますよね。
また唐辛子の種はポリポリとした食感がありますので、その食感も気になる方がいます。ただ、そこまで見た目も食感も気になるのかと言うと私はあまり気にならない方なのでそのまま食べています。
唐辛子は生でも食べられる?
ちなみに唐辛子は「生で食べることができる野菜」です。こっちの方が驚きですよね!さらに唐辛子は熱を加えると辛味が増すという効果がありますので、生で食べた方が甘みを感じることができるくらい食べやすいんですよ!
もし唐辛子を生で食べられる機会がありましたら是非一度食べてみてください!(ただし辛味が少ないとはいえ、かなりの辛さですので一度にたくさん食べるのは控えましょう!)
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スコヴィル値って何?
唐辛子のからさを測る際に必要な単位に「スコヴィル値」というものがあります。
辛さを測る単位
スコヴィル値は辛さを測る単位のことで、数値が高ければ高いほど辛いということになります。例えば、「鷹の爪」のスコヴィル値は50,000ほどと言われています。それに対し辛いことで有名な「ハバネロ」のスコヴィル値は350,000です!このようにスコヴィル値によって唐辛子の辛さレベルを計測しています。
カプサイシンの割合を示すもの
スコヴィル値=カプサイシンの割合を示すものです。そのため、辛い唐辛子はより多くのカプサイシンを含んでいるということになります。このスコヴィル値によって、世界の激辛唐辛子ランキングやギネス認定が決定されているのです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 唐辛子はナス科トウガラシ属の野菜
- 辛み成分カプサイシン以外にもたくさんのビタミンを豊富に含む健康食材
- 脂肪燃焼効果や血流の増加、美肌効果などを期待することができる
- 種が一番辛いと言われているが、一番辛いのはワタの部分
- 唐辛子の種はそのまま食べることもできる!
- スコヴィル値とは辛さの単位
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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