豆腐を食べて舌がピリピリすることがある?原因は?食べても大丈夫?

みなさんは豆腐の賞味期限がどのくらいかご存知ですか?また、腐ってしまった場合にはどういった変化が起きるのでしょうか?そこで今回は…

  • 豆腐の賞味期限はどうなっている?
  • 賞味期限が過ぎている豆腐を使う時は
  • 豆腐の保存方法

こちらのテーマについてご紹介をしていきます。

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豆腐の賞味期限はどうなっている?

そもそも、賞味期限と消費期限にはどのような違いがあるのでしょうか?豆腐の賞味期限を詳しくみていきましょう。

賞味期限と消費期限の違いは何?

国内で販売される加工食品は、原則として期限表示が義務付けられています。その表示方法が賞味期限・消費期限です。

  • 賞味期限:品質が変わらずにおいしく食べられる期限
  • 消費期限:安全に食べられる期限

どちらも開封をしていない状態書かれた保存方法を守って保存していた場合の期限となります。消費期限は表示のある日までに食べなくてはいけません

しかし、賞味期限の場合は表示のある日にちはあくまでおいしく食べられる期間ですので、過ぎたからといってすぐに食べられなくなるというわけではないのです。

種類によって異なる賞味期限

豆腐は、どのような保存処理がされたかによって期限も変わります。一般的に販売されている豆腐は『水入り豆腐』と『充填式豆腐』という2つの種類に分けられます。

水入り豆腐とは

昔ながらのお豆腐屋さんでは、ボウルを持って行くと豆腐といっしょに水を入れて売ってくれるものでした。

今はそういったお店もみなくなりましたが、これをスーパーなどで販売しやすいように水に浸した状態でパック入りにしたものが『水入り豆腐』です。

賞味期限
水入り豆腐の場合は、長くても10日前後であり、あまり長持ちはしません。開封してしまったものに関しては、長くても2日以内に食べ切りましょう。

充填式豆腐とは

豆乳のままパックに入れて加熱し、固めたものを『充填式豆腐』といいます。空気に触れずに殺菌処理されており、パック内にぴったりと収まっているため長持ちしやすいのが特徴です。

賞味期限
充填式豆腐の場合は長いものであれば2ヵ月もちます。まとめ買いしておきたい場合にもこちらがおすすめです。開封後は水入り豆腐と同様に2~3日以内で食べ切ることが理想です。

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豆腐の賞味期限は過ぎても食べられる?

未開封の状態に限りますが、水入り豆腐、充填式豆腐どちらであっても、賞味期限を過ぎてから2~3日ほどであれば食べることは可能です。

1週間ほど過ぎてしまっている場合、特に水入り豆腐の場合には注意が必要です。傷みが進んでしまっている可能性が高いため、食べることは控えることをおすすめします。

また、腐ってはいなくても、お豆腐はアクが出るため、風味や香りも劣化してしまいます。

充填式豆腐の場合は、先ほどお伝えしたように水入り豆腐よりは長持ちするため、1週間過ぎていても食べられることがあります

さらに10日以上賞味期限が過ぎている場合には、『水入り豆腐』『充填式豆腐』どちらの場合でも破棄するようにした方が安心です。

賞味期限が過ぎている豆腐を使う時は

賞味期限切れのお豆腐を使う場合には、必ずお豆腐に異変がないか、食べる前に確認することが大切です。以下にまとめた内容を確認するようにしましょう。

異臭のチェックをする

豆腐は大豆特有の香りがするのが特徴ですが、ツンとした鼻を突くような臭いや、酸っぱい臭いを感じる場合には腐敗していることが考えられます。

変色・カビの有無をチェックする

豆腐の色が黄色っぽく変色していたり、表面にカビが見られたりする場合は腐っている証拠です。また、未開封のパックの場合は明らかに膨張している場合にも食べずに破棄するようにしましょう。

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粘りがあるかチェックする

豆腐は腐敗が進むとぬるぬるとした粘り気がでてきます。触ってみて糸を引くような場合にも食べずに破棄するようにしましょう。

味をチェックする

口に入れた際に、酸っぱい味舌がピリピリとしびれるような感覚があった場合には腐っていると考えられます。こういった場合にはそのまま口の中の豆腐を吐き出し、破棄するようにしましょう。

加熱をする

ここまででお伝えしたような異変を感じない場合でも、賞味期限が3日以上過ぎたものは必ず加熱調理をしてから食べるようにしましょう。また小さなお子様やご高齢の方が食べる場合には期限切れ3日以内でも加熱をすると安心です。

豆腐の保存方法

保存・日持ち

続いて、美味しい状態で長持ちさせるために大切な保存方法についてお伝えしていきます。

開封前の場合

開封前にも長持ちさせる方法があります。パックに入った状態で加熱をすることです。沸騰した鍋に2分ほど浸ければOK!この加熱をする方法は開封後にも活用できます。

開封後の場合にも1度下茹でをすると殺菌されるため長持ちさせることができるのです。

開封した後の場合

豆腐は木綿でも絹ごしでも約90%が水分なのだそう。そのため、 清潔な水に浸しておくこと 新鮮さが維持でき、アクも抜けるため味の劣化を抑えることができます。

一度パックから出して、余ったものをまたパックに戻して再利用しても良いですが、蓋つきの容器に移し替えるのがおすすめです。さらに塩をひとつまみ加えておくとより効果的!

水は毎日入れ替えるようにしましょう。夏の暑い時期では1日に2回水を替えると清潔を保てます。

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冷凍保存する方法

豆腐を買ったけれど、なかなか使えずにいる場合や、使い切れずに余ってしまった場合には冷凍保存をすることも可能です。

はじめにキッチンペーパーで表面の水分を拭き取り、使いやすいサイズにカットしてから、密閉できる保存袋に入れましょう。解凍する際は常温で自然解凍をしましょう。

冷凍には木綿豆腐がおすすめ!
冷凍には絹ごし豆腐よりも木綿豆腐が冷凍に向いています。冷凍をするとスポンジ状となり、高野豆腐に似た食感となります。味が染みやすくなるため、煮物などに活用するのがおすすめです。

まとめ

今回はお豆腐の賞味期限と、腐ってしまった場合の特徴や保存方法についてご紹介をいたしましたがいかがでしたでしょうか。

豆腐の賞味期限(おいしく食べられる期限)

水入り豆腐お水に浸した状態でパックされた豆腐

  • 開封前:10日前後
  • 開封後:長くても2日以内

充填式豆腐豆乳のままパックに入れて加熱し、固められたもの(殺菌処理されている)

  • 開封前:長いものは2ヵ月
  • 開封後:2~3日

賞味期限切れは食べられる?

  水入り豆腐 充填式豆腐
2~3日 食べても問題ない 食べても問題ない
1週間 傷みがないか確認 食べても問題ない場合が多い
10日以上 食べない方が安全・破棄する 食べない方が安全、破棄する

長持ちさせる保存方法

  • 開封前・開封後ともに加熱しておくこと
  • 開封後の場合は水に浸しておくこと(塩ひとつまみを加えると効果的)

お豆腐は保存処理の仕方でも賞味期限が変わるということがわかりましたね。賞味期限切れのお豆腐を使う場に合には、ご紹介をした異変がないか確認して調理するようにしましょう。

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