豆板醤が腐るとどうなる？期限切れ半年･1年は危険？未開封はOK？ |

中華料理にはよく登場するのが「豆板醤」という調味料です。しかし、一般家庭で豆板醤を沢山使う事はあまりありません。そのため、多くの家庭では「使いきれずに捨ててしまう」というケースも多いのではないでしょうか？

今回は、そんな豆板醤は賞味期限が切れるとどうなるのか？ということを詳しく解説していきます。記事内容を一覧にまとめてみたので、先に見ていきましょう。

豆板醤の賞味期限はどれくらいなのか？
豆板醤が腐ってしまうとどうなるのか？
豆板醤が手に入らなかった時には、何らかの調味料で代用できるのか？

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、豆板醤を出来るだけ使い切れるようになってしまいましょう。

1 豆板醤の賞味期限はどれくらい？
2 豆板醤は腐るとどうなる？
3 豆板醤がない時の代用調味料
- 3.1 コチュジャン
- 3.2 醤油＋ラー油
4 まとめ

豆板醤の賞味期限はどれくらい？

スポンサードリンク

まずは、豆板醤の賞味期限をまとめてみました。

未開封

未開封の場合の豆板醤は瓶詰の場合「2年から3年程度」は日持ちします。瓶詰の豆板醤はかなり長期間の保存が可能なので、なるべく長い期間保存したい人は、瓶詰めの物を買いましょう。

チューブに入っている豆板醤でも、1年程度は日持ちするので、少量でいい場合はチューブで買うのもおすすめです。未開封の状態であれば、冷暗所で常温保存をするのでOKです。

開封後

豆板醤は、開封してしまうとすぐに劣化が始まってしまいます。メーカーは「なるべく早く使い切ってください」と明記していますが、実際には「開封してから1年程度」は日持ちするとも言われています。

豆板醤には多くの唐辛子が入っていて、唐辛子が雑菌の繁殖を極力抑えてくれるためで、通常の食品よりは開封後の劣化が遅いはずです。ただ、開封した後は必ず劣化していくので、出来るだけ早めに使い切るのが必須です。また、開封後は必ず冷蔵庫に入れて保管しましょう。

賞味期限切れはいつまで食べられる？

豆板醤の賞味期限切れは、2から3か月程度であれば問題なく食べられるでしょう。賞味期限は「食品を美味しく食べれられる期間」のことで、消費期限とは異なります。賞味期限は「消費期限の90％くらい」の日数で表記されているので、賞味期限が切れても数カ月は食べ続けることが出来るはずです。

ただし、開封してしまった豆板醤はこんなに長く日持ちしないので注意して食べるようにしましょう。

スポンサードリンク

豆板醤は腐るとどうなる？

豆板醤が腐ってしまうと、どんな変化があるのでしょうか？いくつか代表的な変化を挙げてみました。

カビが生える

まず、豆板醤が腐ると表面にカビが生えだします。白っぽいカビや緑のカビが生え始めたら、危険な状態なので食べるのをやめましょう。カビが生えても食べたいのであれば、自己責任で食べるようにしてください。

分離する

豆板醤は腐ってしまうと、水分とペースト部分が分離します。固形と液体で分離し始めた場合は、危険なので食べないことをおすすめします。この状態になると味も落ちてしまうのでおすすめしません。

茶色くなる

豆板醤は腐ってしまうと、黒や茶色に変色します。変色を始めてしまった豆板醤もあまりいい状態ではないので、処分されることをおすすめします。ただ、表面だけが変色した場合はその部分を取り除けば使えることもあります。中身の状態をよく確認してから、使うようにしましょう。

変な臭いがする

豆板醤は腐ると「変な臭い」がします。酸味のある臭いなどがした場合は、使わない方がいいでしょう。臭いの変化に関しては、ふたを開けてみただけで分かるので簡単に見分けられます。

古い･腐った豆板醤の捨て方は？

腐ってしまった豆板醤は「そのまま生ごみ」に入れて処分しましょう。豆板醤には油の成分が入っているので、排水溝に大量に流してしまうと、詰まってしまう可能性があります。排水溝に安易に流すのではなく、生ごみとして処分したほうがいいでしょう。

スポンサードリンク

豆板醤がない時の代用調味料

では、豆板醤がご家庭の冷蔵庫になかった場合。どんな食材を使うと代用品として活用できるのか？いくつかご紹介していきます。

コチュジャン

代用品の1つ目は「コチュジャン」です。コチュジャンは韓国料理に使われる辛味調味料です。豆板醤と同じように辛味をプラスする調味料なので、代用にも使えるでしょう。

ただ、コチュジャンの方がかなり甘みのある調味料なので、唐辛子をプラスするなどして、辛さを調節しながら使いましょう。そのまま代用にすることは難しいかもしれません。