昆布を加工したとろろ昆布は、お吸い物にトッピングしたり海苔の代わりにとろろ昆布を巻きつけたり幅広いアレンジも使えます。おかずに少しトッピングするだけで、旨味が増すとろろ昆布はついつい食べ過ぎてしまいませんか。
実際に、とろろ昆布の摂取量の目安はどのくらいでしょうか。
- とろろ昆布は食べ過ぎたらどうなる?
- とろろ昆布の一日の摂取量は?
- とろろ昆布の効果効能
こちらについて解説していくので、とろろ昆布の1日の摂取量の目安から食べ過ぎた時の体の影響まで知りたい方は、この記事を参考にしてください。
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目次
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とろろ昆布は食べ過ぎたらどうなる?
自然な風味と独特のふんわりとした食感が特徴のとろろ昆布。では、とろろ昆布は食べ過ぎるとどうなるのでしょうか。
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甲状腺の機能を低下させる
とろろ昆布の食べ過ぎは、甲状腺の機能を低下させる恐れがあるため注意しましょう。そもそも昆布には、ヨードという栄養素が入っています。このヨードを過剰摂取すると機能が低下します。
では、甲状腺の機能が低下した場合は体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
ヨードの1日摂取量目安は、0.15mg〜3mg。昆布には、100gあたり約400mgほど入っています。
甲状腺の機能が低下したらどうなる?
甲状腺は、喉仏の下にある蝶々のような形をした臓器で、体の新陳代謝を動かす働きがあります。ですが、甲状腺の機能が低下した場合は、このような症状を起こす可能性があります。
- むくみ
- 疲労感
- 便秘
- 動作の緩慢
こちらの症状は軽度の場合におきますが、症状がひどくなると意識障害をきたす時があります。このように、甲状腺の機能が低下すると体にもデメリットを起こすので、1日の摂取量目安を守りましょう。
では、とろろ昆布の1日の摂取量はどのくらいを目安にすれば良いのでしょうか。
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とろろ昆布の一日の摂取量は?
とろろ昆布の1日の摂取量は、10gを目安にしましょう。とろろ昆布は、ふわふわしてるので10gの摂取量は意外と多く感じるかもしれません。
食べ過ぎにならない目安は?
とろろ昆布の食べ過ぎにならない目安は、1日の塩分摂取量を超えていないかです。とろろ昆布は塩分量が1.4gと多いので、一番は1日の摂取量目安である10gを超えていないかを基準にしましょう。
また、とろろ昆布は無闇やたらに食べると本来あるはずの効果が得られない可能性があります。効果的な食べ方で、体にも良い効果をとってくださいね。(後ほど、効能効果についても詳しくご紹介していきます)
効果的な食べ方は?
とろろ昆布の効果的な食べ方は、食事と一緒に食べることです。とろろ昆布には、糖質や脂質の吸収を抑える働きがあります。そのため、食事中に一緒に食べるとより効果的です。
ですが、先ほどご紹介した通り食べ過ぎると甲状腺の病気に繋がる恐れがあるため、効果を得るためにも1日の摂取目安は必ず守ってくださいね。では、摂取量を守りながらとろろ昆布を食べた場合は、どのような効果や効能が得られるのでしょうか。
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とろろ昆布の効果効能
とろろ昆布にはこのような効果効能があります。
- 便秘対策
- 血糖値の上昇を抑える
- むくみ対策
摂取量目安を守ると多くのメリットもあるので、容量を守って食べると良いですよ。
便秘対策
一つ目は、便秘対策です。とろろ昆布には、アルギン酸という水溶性食物繊維が多く入っています。水溶性食物繊維は、水分量を増やし便を柔らかくさせる効果があるため、便秘対策に効果的です。
便秘対策をすると自然に美肌への効果も促せるので、女性は抑えておきたい成分ですよね。また、水溶性食物繊維は海藻特有のぬめり成分も作っています。
血糖値の上昇を抑える
二つ目は、血糖値の上昇を抑えることです。水溶性食物繊維は、便秘対策だけでなく腸の栄養吸収を緩やかにする働きを持っています。
そのため、血糖値の上昇を抑えてくれるので肥満予防にも繋がります。また、血糖値の上昇を抑えるためにも食事をとる前にとろろ昆布を食べてから、主食や副食を食べると効果的です。
むくみ対策
三つ目がむくみ対策です。とろろ昆布には、カリウムなどのミネラルが豊富に入っており体外に排出する働きがあるためむくみになりにくいです。
不要な塩分が排出されることで、むくみやすい脚も太くなりにくくなりますよ。脚がむくみやすいのが悩みな方は、一度とろろ昆布を食事の中で取り入れてみるのも良いかもしれません。
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まとめ
とろろ昆布の1日摂取量目安は、10gである。
この記事をまとめると
- 独特のふんわりとした食感を持つとろろ昆布は、食べ過ぎると甲状腺機能の低下に繋がる
- 甲状腺の機能は低下するとむくみや疲労感などの症状が起きるだけでなく、症状が悪化すると意識障害を引き起こす場合があるため1日の摂取量目安を守る
- 過剰摂取しないためにも1日の摂取量は約10g以内を目安に留めておく
- 脂肪の吸収を抑える働きをするとろろ昆布の効果的な食べ方は、食事の時に一緒に食べると良い
- また、便秘対策・むくみ対策・血糖値の上昇を抑える効果がある
とろろ昆布は食べ過ぎると体に悪いですが、1日の摂取量目安である10gを守ることでメリットも多くありますよ。
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