とろろ昆布の食べ過ぎは太る?1日にどれくらい食べてもいい?

とろろ昆布を食べたことはありますか?塩昆布やだしをとる昆布は使ったことや食べたことはあっても、とろろ昆布は日常で使う機会が少ないのではないでしょうか。

とろろ昆布は手軽にミネラルを補給できる食品なので、いつもの料理にトッピングすると、栄養がプラスされ目先も変わるのでおすすめです。

この記事では、とろろ昆布の食べ過ぎは太る?1日にどのくらい食べてもいい?を書いていきます。ぜひ最後までお読みください。

スポンサードリンク

とろろ昆布の効能

とろろ昆布の栄養や効能は、どのようなものがあるのかみていきましょう。

栄養と効能

とろろ昆布100gあたりの栄養をまとめました。(フジッコHPより引用)

栄養素 100gあたりの含有量
エネルギー 184kcl
タンパク質 6.0g
脂質 1.1g
炭水化物 51.8g
糖質 23.3g
食物繊維 28.5g
カルシウム 700mg

注目すべき点は、カルシウム、食物繊維の多さです。カルシウムが多いといわれる牛乳100mlあたりのカルシウム量は125mgなのでカルシウムの多さがわかるでしょう。

<カルシウム>

厚生労働省は日本人の大人は、カルシウム量を1日600mg摂取するのが望ましいとしています。とろろ昆布を100g一度にとるのは難しいですが、意識しておにぎりや味噌汁に入れるとカルシウムの摂取量が増えるでしょう。

<食物繊維>

とろろ昆布の食物繊維は水溶性食物繊維で、アルギン酸とフコダインが多く含まれています。アルギン酸とフコダインは小腸で脂肪や糖分をからめとって、体外へ排出する働きがあるのです。

<酢>

とろろ昆布は酢を使っています。疲労回復にも役立つ酢が入っているのが、昆布加工製品と大きく違うところです。

おしゃぶり昆布との違いは?

おしゃぶり昆布ととろろ昆布は、昆布が使われている点は同じですがどこが違うのでしょうか。

<形状>

とろろ昆布・・・昆布を薄くけずりふわふわしている。

おしゃぶり昆布・・・昆布を食べやすい大きさに切り、昆布の歯応えが残り固さがある。

<味>

とろろ昆布・・・おにぎりや味噌汁に入れるので、昆布本来の甘みと酢を使った味わい。

おしゃぶり昆布・・・おやつやおつまみとして食べるので、昆布本来の甘みを残しながら梅味、キムチ味などバリエーションがある。

スポンサードリンク

とろろ昆布の食べ過ぎは体に悪い?

体に良い昆布を使った加工品のとろろ昆布ですが、食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?

太る?

とろろ昆布には食物繊維が多く含まれています。食べすぎても、太るということはないでしょう。

下痢の症状?

とろろ昆布に含まれる水溶性の食物繊維は、整腸作用があります。なのでお腹の弱い人が急激に食べると、下痢になってしまう場合もあります。

1日の摂取量はどのくらいがいい?

とろろ昆布の1日の摂取量は10gです。とろろ昆布はふわふわしているので、10gは案外多いように感じるかもしれないですね。

ヨウ素のとりすぎに注意

昆布は食物繊維、カルシウムが豊富に含まれているので体にいいからとたくさん食べる人もいるでしょう。しかし、昆布にはヨウ素も多く含まれています。

ヨウ素をとりすぎると甲状腺機能の低下が懸念されます。甲状腺機能が低下すると髪が抜けやすい、むくみ、太るなどの症状が出てきます。ダイエットにいいからと、食べ過ぎには気をつけましょう。

スポンサードリンク

おしゃぶり昆布は体にいい?

おしゃぶり昆布は、おやつやおつまみの時に食べることが多いでしょう。好きなメーカーの味だとクセになり食べ出したら止まらない人もいるのではないでしょうか。

お菓子など甘いものよりは体に良さそうですが、実際は体にいいのかみていきましょう。

1日の摂取量はどのくらいがいい?

おしゃぶり昆布の、1日の摂取量は10gが目安です。カロリーも低くとろろ昆布と同様、カルシウム食物繊維が豊富です。お菓子や菓子パンをおやつに食べるよりも体にはいいでしょう。ただし、塩分量が多いので食べ過ぎには注意しましょう。

食べ過ぎは体に悪い?

昆布には食物繊維やカルシウムが多くふまれていますが、さらにヨウ素も多く含まれています。実はこのヨウ素が曲者で、とりすぎると甲状腺機能が低下するおそれがあるのです。日本はだし文化があり、昆布の栄養を多くとる機会があります。ヨウ素をとりすぎないように、おしゃぶり昆布は1日10gの適正量を守り食べ過ぎには注意しましょう。

スポンサードリンク

まとめ

ここまで、とろろ昆布の食べ過ぎは太る?1日の適正量について書いてきました。

この記事をまとめると

  • とろろ昆布の1日の適性量は10gである。
  • とろろ昆布には、食物繊維、カルシウムが豊富に含まれている。お腹の弱い人は、下痢をする可能性もあるので食べ過ぎには注意する。
  • とろろ昆布、おしゃぶり昆布は栄養が豊富だが、ヨウ素も多く含まれている。ヨウ素は甲状腺機能を低下させるおそれもあるので食べ過ぎには注意する。
  • とろろ昆布とおしゃぶり昆布には、形状や味の違いがある

とろろ昆布には、豊富な栄養が含まれていることがわかりましたね。いつものおにぎりや味噌汁、冷奴のトッピングに加えてみると栄養も取れていいでしょう。

食物繊維が含まれているのでダイエット効果もありますが、ヨウ素も多く含まれているので食べ過ぎには注意しましょう。とろろ昆布を今まで食べたことなかった人が、食べるきっかけになれば嬉しいです。

スポンサードリンク