長芋などの原材料をすりおろして作られるとろろは、食物繊維などの栄養素も多く入っており健康にも良いです。しかし、原材料となる長芋や山芋は使い切れるような小さいサイズは、なかなか売っていませんよね。
購入したものの使いきれずに、傷んでしまったということがありませんか。食材が傷んだ時に気をつける必要があるのは「食中毒」です。では、とろろは食中毒になるのでしょうか。
- とろろは食中毒になる?
- とろろが腐ったらどうなる?
- 腐った部分を切り取れば大丈夫?
以上のテーマについて解説していきます。また、食中毒になった場合の症状についても合わせて紹介していくので、詳しく知りたい方はぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。
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目次
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とろろは食中毒になる?
生の長芋や山芋をすりつぶしたとろろは、お吸い物からご飯にそのままかけて食べる方法など多くあります。しかし、とろろは保存状態が悪ければ腐りやすい食材です。
そのため、腐ったとろろを食べた場合は、食中毒になる可能性があります。では、どのような症状が起こるのでしょうか。また、食中毒の症状が起きた時の対処法についても、解説していきますね。
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症状は?
とろろを食べて起きる食中毒の症状はこちらです。
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気
- 嘔吐
しかし、とろろをすぐに食べて何かの症状が出た時は、アレルギーの可能性もあります。アレルギーの場合は、食中毒に似た症状を引き起こす場合があります。
ほとんどの場合は、食べて起きるだけでなく、蕁麻疹などの皮膚に症状も現れますよ。ですが、いずれにせよ症状が起きた時は対処法を覚えておきましょう。
対処法は?
食中毒の症状が出た時に対処法は、何かあるのでしょうか。下痢の時は、脱水症状を起こす可能性があるため、様子をみながらこまめに水分を取りましょう。腹痛の場合は、とにかく安静にすることが大切です。
また、冷えると余計に悪化する可能性があるので、冷えないように湯たんぽなどで温めるようにしましょう。ですが、一向に症状が治らない時は病院へ行って専門家に相談してくださいね。では、とろろを食べて食中毒の症状が出るのは何時間後でしょうか。
食べて何時間後に症状がでる?
とろろは、食べて約30以上経過した段階で吐き気などの症状が起こります。さらに、時間経過すると腹痛や下痢の症状を起こしますよ。食中毒になるのは、腐った食べ物を食べた時に多いです。では、とろろは腐ったらどのような見た目や匂いになるのでしょうか。
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とろろが腐ったらどうなる?
とろろは腐ったら見た目や味・匂いに変化があります。それぞれについて解説していくので、食中毒にならないためにも、とろろを食べるときの参考にしてください。
見た目
とろろは、腐ったら見た目の色が変化します。本来であれば、白に近い色をしているとろろ。しかし、腐った場合は茶色や黒色に変色するのですぐに分かりますよ。
また、変色以外にもカビが生える場合があります。腐ったとろろは、見た目に変化があれば食べるのを控えましょう。
味
腐ったとろろは、酸っぱい味がしています。そのため、少しでも味に違和感があれば食べるのはおすすめしません。また、見た目や匂いに変化がなくても腐っている時は、味ですぐに分かります。
酸っぱい味以外にも、少し食べてみて舌がピリピリするようであれば、腐っている可能性が高いですよ。
匂い
腐ったとろろの匂いは、カビの臭いがします。見た目が違っている時に、同時にいつもと違う臭いがするので分かりやすいです。少しでも異臭がした時は、食べずに処分をしてくださいね。
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腐った部分を切り取れば大丈夫?
では、とろろの元になる長芋や山芋が腐っていた場合は、その部分を切り取れば問題ないのでしょうか。
切り取ってとろろに
腐った部分がほんの少し程度であれば、切り取ってとろろにするのも可能です。ですが、とろろにする方法は、腐り始めた場合に限ります。腐り始めは、菌の繁殖も最小限の状態なので、切り取れば食べられます。
ですが、先ほど解説したように見た目や味に普段のとろろと違いがあれば、食べない方が良いです。とろろにして食べる場合は、自己責任で食べるようにしましょう。
食べない方がいい
ですが、やはり腐っている場合は食べない方が良いです。腐っている部分を切り取ったからといっても、目に見えない部分まで菌が繁殖している場合があります。
切り取ったからといって、安心して食べられるわけではないので、食中毒症状を起こさないためにも処分しましょう。
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まとめ
とろろは傷んでいる時に食べてしまうと、食中毒の症状を引き起こすリスクが高いです。今回の記事で紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 腐ったとろろを食べて起きる症状は、下痢や吐き気・腹痛になる可能性が高い
- 症状は早くて食後30分以上経過した段階で吐き気、さらに時間経過すると下痢や腹痛など人によって出る時間が変わってくる
- 下痢や腹痛の食中毒症状が出た時は、脱水症状を起こさないために様子をみながら水分を取り、安静にする
- 腐ったとろろは、見た目が黒色や茶色になり、臭いもカビ臭くなる
とろろを食べて食中毒の症状が発生した時は、安静にすることが大切ですが治らない時は病院へいきましょう。
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