とろけるチーズで食中毒になる?そのまま食べてはいけないの?選び方

ピザのCMではチーズがとろーりと伸びてとても美味しそうな光景をみますよね。チーズがトロトロになって伸びるほど、おいしそうに感じてしまうのは人類の共通の感覚のようです。しかしいつも食べているプロセスチーズなどを加熱したとしてもあまりよく伸びないのでなんだか残念な感じがしますよね。

実はあのような伸びるチーズやとろけるチーズというのは特殊な加工がされており、熱でかなりトロトロになって伸びやすくなるという特徴を付与されています。

今回の記事ではとろけるチーズで伸びるチーズはどのようなチーズなのか、とろけるチーズの選び方、とろけるチーズを生で食べても大丈夫なのかについて解説していきたいと思います。

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とろけるチーズって何?

とろけるチーズとは加熱するとチーズが溶けてトロトロになる商品のことを言います。とろけないチーズとは成分が異なりたんぱく質や脂肪を粗くつなげることによって熱で分解されやすくしているのがとろけるチーズです。

食感がとても美味しく、見た目も華やかになりますのでとても人気があるチーズです。ピザやパンにのせて食べたり、グラタンやハンバーグの上に乗せたりなどとろけるチーズをのせるだけで普段のメニューがとても美味しく、見た目も楽しめるようになります。

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とろけるチーズの選び方

とろけるチーズにはスライスチーズタイプシュレッドチーズタイプがあります。どれを選んだらよいか少し迷ってしまいますが、それぞれの特徴について解説していきたいと思います。

スライスチーズタイプの使い方

とろけるチーズの定番の形といえばスライスチーズタイプです。1枚ずつフィルムで個包装されているのが特徴でとても衛生的です。フィルムをぺりぺりとめくるだけ使いやすいのもこのスライスチーズタイプの特徴です。

スライスチーズは食パンをトーストする時やハンバーグやグラタンの上に加熱して載せるのがおすすめです。シュレッドチーズタイプとは見た目が異なり、綺麗な四角形の状態で溶けてくれるのでとても美味しそうに見えますよ。

シュレッドチーズタイプの使い方

シュレッドチーズタイプというのはナチュラルチーズを細かくしたとろけるチーズのことを言います。シュレッドというのは紙を裁断するときに使うシュレッダーのような機械でチーズを細かくしたものです。

スライスチーズよりもよく伸びるチーズを使っていることが多いので、伸びるチーズの食感を楽しみたい人におすすめですシュレッドチーズタイプの場合は少しずつ必要な分量だけ取り分けて使えるのが特徴で、スライスチーズタイプにはない使い方ができます。

チーズタッカルビや熱々のスープなのにトッピングしても良いですし、ピザやグラタンなどに必要なぶんだけ使うという使い方ができますね。 

とろけるチーズは生で食べることができないの?食中毒になる?

とろけるチーズは加熱用に作られているため生で食べることができないというイメージが強いかもしれませんが、基本的にはスライスチーズタイプの場合は生で食べることができます。しかしシュレッドチーズタイプのものは、生で食べることはできるものの食感が悪いので生で食べるのは向かないものというものがあります。

海外のナチュラルチーズを使ったとろけるチーズは少し注意

ナチュラルチーズとは加熱殺菌の工程がないチーズのことで、チーズの美味しさをダイレクトに感じることができる商品です。基本的に日本で販売されているナチュラルチーズの場合は、どのチーズも殺菌の工程がありますので食べても食中毒にはならないのですが、海外のナチュラルチーズの場合は殺菌工程がないものもあり、リステリア菌という食中毒を引き起こす細菌が含まれている可能性があります。

海外のナチュラルチーズでも加熱する料理に使えば全く問題ありません。

免疫力が下がっている人は注意

先ほどはリステリア菌の食中毒について少しお話ししましたが、リステリア菌は非常に弱いので健康な人の体に入ったとしても悪さをしません。しかし小さな子どもや高齢者、妊娠中の方などの免疫力が下がっている人がリステリア菌の侵入してしまうと様々な食中毒症状を引き起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。

特に妊娠中の方の場合はチーズは必ず加熱してから食べるということを忘れないようにしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • とろけるチーズは通常のチーズと異なりたんぱく質や脂肪を粗く結合させて熱で溶けやすくしたものをいう
  • スライスチーズタイプとシュレッドチーズタイプがあるので使い分けよう
  • とろけるチーズにはナチュラルチーズを使用している場合があるので、加熱して食べるのがおすすめ
  • かなり数は少ないが海外産のナチュラルチーズの場合リステリア菌が含まれる可能性があるので妊娠中の方は特に気をつけること

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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