皆さんは鶏肉はお好きですか?鶏肉と言っても様々な種類がありますが、特に個性が強いのはレバーですよね!好き嫌いがはっきりしているとも言われていますが、栄養価が高いわりにカロリーが低いとても優れた食品なのです!ですが鶏レバーは少し扱いに気を付けた方が良い食品でもあります。今回は鶏レバーを生で食べてしまったときに体にどんな症状がおこるのか、生焼けかどうかを見分けるコツを紹介します!
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目次
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生の鶏レバー潜む怖い細菌!
生の家畜には食中毒を引き起こす細菌がいる
皆さんが夏場になるとよく聞く単語に「食中毒」というものがあると思います。食中毒の主な発生源は「アニサキス」「カンピロバクター」「ノロウイルス」「腸管出血性大腸菌」などがあります。私たちが普段口にしている鶏肉や豚肉、牛肉などの胃や腸の内部に潜んでおり、口にすると様々な症状が出てしまいます。
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鶏肉に多いのは「カンピロバクター」
特に鶏肉に多く潜んでいるのがカンピロバクターと言われる細菌です。食肉処理後の市販の鶏肉は高確率でカンピロバクターに汚染されています。たった数百個の少ない数で食中毒を引き起こす力を持つ非常に感染力の高い菌であり、新鮮な生肉ほど増殖しやすいと言われています。
カンピロバクターが引き起こす食中毒の症状
食中毒の症状としては、下痢・腹痛・発熱・ギランバレー症候群を発症することがあります。カンピロバクターはおなかの中で増えることで発症するため、症状が出るまでに時間がかかる潜伏期間があります。ほとんどの場合、2日から7日のうちに症状が現れ始めます。症状が出た場合はすぐに医療機関に相談したほうが良いでしょう。
夏は以下の鶏肉食品に注意しよう!
夏場に様々な場所で食べられる鶏肉食品ですが以下のものには注意しましょう。
- 鶏肉の刺身
- とりわさ
- 鶏レバー
鶏肉の刺身や、とりわさは生で食べる食品です。外食での食事に関してはお店側で徹底的に殺菌処理をしているのですが、自宅で食べる際は非常に注意が必要です。鶏のレバーに関しては、生焼けのままになっていると非常に危険です。
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鶏レバーが生焼けかどうか見分けるコツ!
鳥の生肉を食べるとたくさんの危険性があることが分かったと思いますので、次は生焼けかどうかの見分け方について紹介します!
鶏レバーの弾力で見分けよう!
生の鶏レバーは指で押すと、ある程度押したら潰れてしまいそうな感触です。ですが火を通してタンパク質が固まった鶏レバーに関しては弾力が出てきます。出来上がった鶏レバーを少し押してみて、押し返されるような感覚があればしっかり火が通っているサインです。一方で押してみても弾力を感じられないのであれば、まだ中が生焼けの状態であることが多いです。
肉汁の色で見分けよう!
鶏レバーを加熱すると肉汁が出てきます。この肉汁も加熱されているかどうかを見分けるポイントになります。肉汁が赤や薄いピンク色をしている場合は、中の状態はまだ生焼けです。鶏レバーは加熱すると肉汁の赤みが消え透明や灰色がかった色になります。
断面や質感で見分けよう!
鶏レバーは下処理をした後食べやすい大きさに切ります。この際に中身がピンク色だったり赤い色をしていたらまだ生焼けです。切った時に灰色がかった茶色になっていれば火が通っているサインです。
鶏レバーに関しては扱いが少し難しい食品ですので、しっかり火が通ったかどうかを確認してから食べるようにしてください。
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この記事をまとめると
- 鶏肉にはカンピロバクターという食中毒を引き起こす細菌が潜んでいる。
- 夏場に関係なく鶏レバーにはしっかり火を通そう!
- 火が通ったかどうかの際には弾力・肉汁・色で判断しよう!
今回のように食品についての様々な知識をシェアしております。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方はぜひ他の記事もご覧になってみてください。
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