トッポは味が変わった?昔と値段は違う?トッポの長い歴史を解説!

本日10月10日はトッポの日というのを皆様はご存じでしょうか?

お菓子売り場に行くと今も売られていますトッポですが、実は随分昔に販売開始された歴史古きお菓子なのです。

そこで今回はトッポの日ということもありますのでトッポというお菓子について深堀りしていきたいと思います。最後までお付き合い頂けますと嬉しいです。

  • トッポの歴史
  • トッポは見た目や味が変わった? 
  • トッポは値段が変わった?

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トッポの歴史

トッポはいつ頃発売されたお菓子なのでしょうか。

何年から発売されてる?

「やっぱこれだね~ロッテのトッポ!」なんてCMを覚えている方はいますでしょうか?このフレーズを聞いて懐かしいと思われた方、昔からトッポを知ってらっしゃる方だとお見受けします。

当時、プレッツェルなどにチョコレートをまとったお菓子の代表格は発売元が同じ明治のきのこの山やグリコのポッキーでした。そこに颯爽と現れたのがプレッツェルの中にチョコがびっしり詰まった一見ありそうでなかったお菓子トッポだったのです。

トッポの発売は1994年。日本はバブル崩壊後の世の中でした。

これからの時代同じことをやっていてはいけないと明治の当時の商品開発者は感じていたのでしょうか?ロッテのみならず他社のお菓子メーカーも従来販売していた商品は「菓子をチョコでコーティングする」というものでしたが、ロッテはこれらの発想を逆転の発想に変え「手を汚さずにいつでも、どこでも食べられる」ことに重きを置いて生まれた商品がトッポだったのです。

そして時は流れ2022年の今年、28年目を迎えますトッポは今もお菓子売り場で変わることなく販売されているのです。

どんなお菓子?

トッポは、サクサクで香ばしいプレッツェルの中に、マイルドなミルクチョコレートがたっぷりと入っている人気のチョコ菓子です。

レギュラーであるミルクチョコの他に、ほろにがい大人の味わい「ザ・ショコラ」や甘酸っぱいいちご味「ストロベリートッポ」、期間限定で栗味やバニラアイス味などその時々の旬を味わえるトッポをラインナップしています。

名前の由来

「トッポ」という名前の由来は細長い見た目から『tall』と『ノッポ』をくっつけたことからついた商品名だそうです。

10月10日

「10月10日はトッポの日」は発売する株式会社ロッテが制定し、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

10月10日という日付は、「トッポ」の円筒形の細長い形が「1」と「0」で表せることと、商品名の語感からにちなんだそうです。

昔と変わったところ

  • パッケージが変わった
  • チョコレートの味が変わった
  • 内容量が少なくなった

日々移り変わる時代背景に合わせ、パッケージを変え、好まれるチョコレートの味を変え、価格据え置きを目指し企業努力してきたことが伺えます。

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トッポは見た目や味が変わった?

人々の味覚は日々変化しますし、お菓子を食べるニーズも移り変わっていきます。それを敏感に察知し、企業はトッポの味を変えていったのでしょうか?

味は変わった?口コミは?

https://twitter.com/gOk3DJHbwVlPk36/status/1544668858904367109

口コミを見ていると数年に渡り「味が変わった?」と疑問視する消費者の声がありました。その時々で味を少しずつ変えていったのではないかと推測されます。

良い意見もあり、悪い意見もありますが、やはり発売当初と比べると味が変わったのは確かではないでしょうか。

細くなった?口コミは?

https://twitter.com/miku0909sol/status/1577571071363936256

https://twitter.com/God_is_Thomas/status/1574940647139647489

トッポを作るときの1袋あたりの容量の決め方は、本数ではなくてグラム数のようです。チョコの付き方、プレッツェル部分の重さがまちまちになるのはどうしても仕方のないことです。

2022年現在もトッポは12本入りを維持しているようです。しかし今から11年前の2011年のトッポは内容量36gは変わらないのにエネルギーは193kcalでした。2袋入りなので2kcalほど微量ながら減っていることになります。

これを誤差と捉えるべきなのか細くなったと捉えるべきなのか難しいところではありますが、消費者が細くなったと感じているのならばそれが真実なのではないかと思います。

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トッポは値段が変わった?

販売開始から28年、世の中の価値は日々変わってきました。お金の価値も変化しました。2022年現在トッポの価格はどのように変わったのでしょうか。

内容量の変化

2022年現在のトッポは1袋(標準36g)36g×2袋入の計72g。本数は1袋12本程なので計24本程入っているということになります。ここで驚愕だったのが2008年3月まで内容量は39g×2袋の計78gという表記がありました。本数は1袋13本の計26本だったそうなので単純計算2本程減ったことになります。

販売価格の変化

昨今の世界情勢もあり小麦などの原料価格の高騰、原材料の輸送コスト上昇などで、企業がいくら努力しても補えないところは出てきます。いつまでも同じ価格での販売は到底できないわけです。

しかし企業は消費者感情も理解していますので、値上げをしたら買う人は減ってしまうと理解しているでしょう。特にお菓子というのは安くて気軽に食べれなければ意味がないので、企業は値上げにはとても慎重になるところあります。そうなると結果、容量を減らすしかないわけです。

現時点、トッポの小売店価格に変化はありませんが、2022年販売元の株式会社明治は様々な理由から明治の商品を順次価格改定・値上げを発表しています。2022年3月には代表的ブランド「明治ミルクチョコレート」などのチョコレート菓子の価格改定発表がありました。このご時世の中、トッポの価格が今も据え置きであることは企業努力の賜物と言えるのではないでしょうか。

お店によって値段は違う

トッポの参考小売価格(税別)は150円です。コンビニエンスストアなどは小売価格で売っていることが多く、スーパーなどは小売価格以下で売っている場合が多いですよね。

スーパーなどのお店はコンビニに比べ客の入りも違い、商品が売れますので仕入れる量も変わってきます。お菓子問屋やメーカーは量が多く継続的に仕入れてくれるお店の方には少なからず値引きしてくれるため卸売り価格が変わってくるようです。

また売れ行きや他店での人気度合いなどを参考に、お店ごとに独自の販売戦略を練り、利益率を細かに調整して売価を決定されますので、判断基準の違いによっても、価格は変わります。ここらへんはまさに企業努力と言えそうです。

まとめ

この記事をまとめると

  • トッポの発売は日本がバブル崩壊後の1994年でした
  • トッポはサクサクで香ばしいプレッツェルの中に、マイルドなミルクチョコレートがたっぷりと入っているチョコ菓子です
  • 「トッポ」という名前の由来は細長い見た目から『tall』と『ノッポ』をくっつけたことからついた商品名だそうです
  • 「トッポ」の円筒形の細長い形が「1」と「0」で表せることと、商品名の語感から「10月10日はトッポの日」と株式会社ロッテが制定し、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました
  • トッポの見た目や味は口コミの推測から、時代に合わせて変化しているようです
  • 2008年から2022年にかけて6gほど内容量が減っているため、単純計算2本ほど減っていることになります
  • 2022年現在トッポの小売店価格に変化なく企業努力の賜物といえますが、今後の世界情勢により価格の引き上げはやむを得ないのかもしれません
  • お店によって販売価格が違うのはお菓子問屋やメーカーが量が多く継続的に仕入れてくれるお店に対し少なからず値引きしてくれる場合や、店舗側が近隣スーパーの研究をし、利益率を細かに調整して売価を決定しているためです

いかがでしたでしょうか。本日10月10日はトッポの日です。ご家族ご友人らと「やっぱこれだね」とトッポ片手に語らいながら良い祝日をお過ごしください。

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