とんかつは食中毒に注意!レアで食べるのは絶対にダメ!見分け方は?

とんかつといえば誰もが大好きな料理ですよね!今日の料理はとんかつ!と聞いたら大人から子供まで絶対に笑顔になること間違いなしです。

そんなトンカツですが実は調理する際に少し注意が必要な料理でもあるということをご存知でしょうか?

今回の記事ではとんかつで食中毒が引き起こされることはあるのか、どういったことに気をつけなければならないのか、とんかつが生焼けだった時の対処法について解説していきたいと思います。

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とんかつで食中毒を引き起こすことはあるの?

毎年食中毒のニュースが流れますが、特に梅雨から夏にかけては細菌による食中毒がとても多くなります。

とんかつは一年中食べることができる料理で、揚げ物料理なのであまり食中毒のイメージがないかもしれませんが、揚げ物は気をつけていないと中まで火が通っていないこともあるので食中毒になりやすい調理法であるとも言われています。

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豚肉の生焼けは危険

例えば牛肉や馬肉料理の中には生焼けの状態で食べたり、お刺身として食べることができるメニューもありますよね。

外側だけ火を通せば生の状態でも食べることができるのでは?と考えて豚肉を生で食べる人がいますが、実はそれ、かなり危険なので絶対にやめてください。

豚は牛や馬に比べて体温が低いので、細菌や寄生虫がつきやすい動物です。牛や馬などは体温が高いため筋肉には細菌が入り込みませんが、豚肉の場合は内臓だけでなく筋肉の中にも寄生虫や細菌がつく傾向にあります。

そうすることにより豚肉は常に細菌が付着している可能性があるのです。細菌が付着しているということは傷みやすいということにもつながります。

とんかつの食中毒は結構多い!

油で揚げるとんかつですが、実は結構食中毒の報告が多い料理でもあります。豚肉に含まれる細菌は75℃以上で1分以上加熱することでほぼ死滅すると言われています。

しかし衣に包まれているとんかつの場合中心温度が75℃に達するまでにかなり時間がかかりますし、1分以上油に入れると焦げてしまう可能性があるのですぐに取り出してしまう人もいますよね。

しかも外側だけでは中までしっかり火が通されているかは見ることができないので、誤って生のままとんかつを食べてしまう人が後を絶ちません。

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とんかつが生焼けにならないようにする方法・見分ける方法

このように生焼けのとんかつは絶対に食べない方が良いのですがどのように見分けたら良いのかいまいち分かりません。

なので次はトンカツが生焼けかどうか見分ける方法について解説していきたいと思います。

家で揚げるとんかつのケース

家で揚げるとんかつの場合はとんかつを揚げる時に「180℃の油で6~7分」程じっくり揚げるという作り方にすれば、しっかりと中まで火を通すことができます。

実際にこの時間よりも短い時間でも問題ないという情報がたくさんありますので、むしろ長めに火を通す6分から7分という時間であればより安全性が高いということがわかりますよね。

家でとんかつを作る時は低めの温度でなるべく長く火を通すという意識を保つようにしましょう。

お店のとんかつのケース

お店のトンカツの場合はしっかりと火が通っているかどうか自分で確かめる方法はありません。美味しいとんかつの店などで提供されるとんかつの場合では、断面が赤みがかっている状態で提供されるものもありますよね。

とんかつなのに赤みがかってる状態でいいの?と感じる人が多いと思いますが、お店で提供されるとんかつの場合は提供できるルールがありますので、とんかつの中心温度が75℃以上で1分以上しっかり加熱されていないと提供することができません。

つまり肉の色が赤っぽく感じても熱がきちんと入っている状態であれば、細菌が死滅しているので食べることができます。

美味しいとんかつのお店などではその管理が徹底されていて、お肉が完全に白くなる一歩手前の状態のなかで、しっかりと火が通っていることを確認できている物になりますので赤っぽいものもあるということです。

そもそもお店のとんかつから食中毒が出てしまうとそれだけで営業停止レベルの状態になってしまうので、基本的にはしっかりと火が通っている状態のとんかつが出てくる場合がほとんどです。

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出来上がったとんかつが生焼けだった場合

自宅で作ったとんかつをいざ食べようとした時に中が生焼けだった場合はどのように対処したら良いのか、少し困ってしまいますよね。

そんな時は電子レンジを使って再加熱してあげると良いでしょう。500wの電子レンジで1分加熱して中がしっかり白くなったのを確認できれば食べることができます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 揚げ物は食中毒を引き起こしやすい調理法である
  • 特に豚肉の生焼けは食べてはいけない
  • 豚肉は牛肉や馬肉よりも細菌が付着しやすい傾向にある
  • 自宅でとんかつを揚げる時には180℃の温度の油で6~7分火を通すようにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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